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公開番号
2025077100
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189039
出願日
2023-11-06
発明の名称
車両用シートフレーム支持構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60N
2/68 20060101AFI20250512BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両走行時にシートフレームが揺動しても、それを支持する仕切部材との間で発生していた異音を防止する。
【解決手段】車両100のシートバック106を構成し車幅方向にわたって延びるシートフレーム120と、シートバック106後方で車室108と荷室110とを仕切る仕切部材112と、仕切部材112に設けられシートフレーム120を支持する可撓性の緩衝部材130とを備える車両用シートフレーム支持構造において、緩衝部材130は、シートバック106の回動軸146を中心としたシートフレーム120の揺動に応じて変位または変形することでシートフレーム120との接触を保つ。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のシートバックを構成し車幅方向にわたって延びるシートフレームと、
前記シートバック後方で車室と荷室とを仕切る仕切部材と、
前記仕切部材に設けられ前記シートフレームを支持する可撓性の緩衝部材とを備える車両用シートフレーム支持構造において、
前記緩衝部材は、前記シートバックの回動軸を中心とした前記シートフレームの揺動に応じて変位または変形することで該シートフレームとの接触を保つことを特徴とする車両用シートフレーム支持構造。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記緩衝部材は、該シートフレームに押された方向に前記変位または変形し、前記シートフレームを支持する前の基準位置に復帰可能であることで、該シートフレームとの接触を保つことを特徴とする請求項1に記載の車両用シートフレーム支持構造。
【請求項3】
前記緩衝部材は、
前記シートフレームに接触し前記変位または変形するフレーム接触部と、
前記フレーム接触部を支持する支持部であって前記仕切部材に固定され該仕切部材に対して不動の支持部とを有し、
前記フレーム接触部は、前記支持部に対して前記変位または変形することにより、前記基準位置に復帰可能であり、
前記支持部と前記フレーム接触部との境界は、前記シートフレームから所定の距離だけ離れた位置に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用シートフレーム支持構造。
【請求項4】
前記フレーム接触部は、前記支持部から下方に延びて前記シートフレームに接触していて、
前記フレーム接触部は、車幅方向から見て、該シートフレームから離れた位置から接触する位置に向かうほど曲率半径が小さくなっていることを特徴とする請求項3に記載の車両用シートフレーム支持構造。
【請求項5】
前記フレーム接触部は、シートフレームを挟むように該シートフレームに接触する一対の接触片を含み、
前記一対の接触片は、前記接触する位置が自由端となるように、前記支持部にそれぞれ片持ち支持されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用シートフレーム支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートフレーム支持構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用シートは、特許文献1のように、シートクッションとシートクッションを支持するシート・バック・フレーム(シートフレーム)で構成されている。このシート・バック・フレームは、後席シートのシートバックの骨格を形成する。
【0003】
ところで、車両後部で客室(キャビン)と荷室(ラゲッジルーム)が車体パネルを構成する仕切部材(バックパネル)で区画されている車両においては、仕切部材にシート・バック・フレーム(シートフレーム)が支持されている。仕切部材およびシートフレームは、いずれも金属で構成された剛性のある部材であるため、シートフレームを仕切部材に固定する際に、樹脂等で成型された緩衝部材(プロテクタ)を介在させる技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-125796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、通常、シートフレームは複数箇所で仕切部材に支持されているため、両者の製造誤差に起因して取付位置の誤差が生じると、いずれかの箇所で、シートフレームが緩衝部材の予定された位置から浮いた状態となってしまう。すなわちシートフレームと緩衝部材との間に隙間が生じ、この隙間があるために車両走行時にシートフレームは揺動し、緩衝部材と接触および離間を繰り返し、異音が発生してしまう。
【0006】
その対策として、シートフレームにフェルトテープを巻く技術があるが、フェルトテープはシートフレームの脱着時に損傷したり、走行時の振動等により経年劣化したりしてしまうので、対策として十分ではない。
【0007】
本発明はこのような課題に鑑み、車両走行時にシートフレームが揺動しても、シートフレームと緩衝部材とが接触・離間を繰り返すことが防止され、かかる接触・離間の繰り返しによって発生していた異音を防止することが可能な車両用シートフレーム支持構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、車両のシートバックを構成し車幅方向にわたって延びるシートフレームと、シートバック後方で車室と荷室とを仕切る仕切部材と、仕切部材に設けられシートフレームを支持する可撓性の緩衝部材とを備える車両用シートフレーム支持構造において、緩衝部材は、シートバックの回動軸を中心としたシートフレームの揺動に応じて変位または変形することでシートフレームとの接触を保つことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、車両走行時にシートフレームが揺動しても、シートフレームと緩衝部材とが接触・離間を繰り返すことが防止され、かかる接触・離間の繰り返しによって発生していた異音を防止することが可能な車両用シートフレーム支持構造を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明による車両用シートフレーム支持構造の実施例を示す斜視図である。
図1の仕切部材の斜視図である。
図2のブラケットの側面図である。
図2のブラケットの斜視図である。
図3(a)の緩衝部材を示す斜視図である。
図5の緩衝部材の斜視図および断面図である。
図2(b)のシートフレームの揺動の様子を示す模式図である。
図3(a)の緩衝部材の変形例の側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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