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公開番号2025076601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188254
出願日2023-11-02
発明の名称設定提案装置、透析装置及びプログラム
出願人株式会社ジェイ・エム・エス
代理人個人,個人
主分類A61M 1/16 20060101AFI20250509BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】設定が複雑な透析装置における設定を簡便に行うことができる設定提案装置等を提供する。
【解決手段】循環血液量変化率に係る推移の変化に伴って除水速度を変更する透析処理部26を備える透析装置1は、少なくとも1回の透析治療における患者の循環血液量変化率に係る推移を示す推移データを含む患者透析状況データを患者に対応付けて記憶する患者透析状況データ記憶部32と、透析対象患者の指定を受け付ける患者指定受付部11と、患者透析状況データ記憶部32から抽出した透析対象患者の過去の患者透析状況データに基づいて、除水速度を変更する制御を行うための複数パターンの警報1ラインを各々設定する閾値ライン設定部14と、閾値ライン設定部14が設定した警報1ライン及び警報1ラインの設定に用いた患者透析状況データを含む提案グラフを、パターンごとに操作表示パネル36に出力する提案グラフ出力部15と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1回の透析治療における患者の循環血液量変化率に係る推移を示す推移データを含む患者透析状況データを、前記患者に対応付けて記憶する患者透析状況データ記憶部と、
透析対象患者の指定を受け付ける患者指定受付手段と、
前記患者透析状況データ記憶部から抽出した、前記透析対象患者の過去の前記患者透析状況データに基づいて、除水速度を変更する制御を行うための複数パターンの動作切換閾値ラインを各々設定する閾値データ設定手段と、
前記閾値データ設定手段が設定した前記動作切換閾値ラインと、前記動作切換閾値ラインの設定に用いた前記患者透析状況データとを含む提案グラフを、パターンごとに表示部に出力する提案グラフ出力手段と、
を備える、透析治療に係る設定提案装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の設定提案装置において、
前記閾値データ設定手段は、前記透析対象患者の過去の前記患者透析状況データとして、直近に記憶された前回の前記患者透析状況データに基づいて、前記複数パターンのうちの1つである前記動作切換閾値ラインを設定する、設定提案装置。
【請求項3】
請求項1に記載の設定提案装置において、
前記閾値データ設定手段は、前記透析対象患者の過去の前記患者透析状況データとして、直近に記憶された前回を含む複数回の前記患者透析状況データの平均値に基づいて、前記複数パターンのうちの1つである前記動作切換閾値ラインを設定する、設定提案装置。
【請求項4】
請求項1に記載の設定提案装置において、
前記閾値データ設定手段は、前記透析対象患者の過去の前記患者透析状況データとして、周期的な透析サイクルのうちタイミングが同じである過去の前記患者透析状況データに基づいて、前記複数パターンのうちの1つである前記動作切換閾値ラインを設定する、設定提案装置。
【請求項5】
請求項2から請求項4までのいずれかに記載の設定提案装置において、
前記閾値データ設定手段は、各々の前記動作切換閾値ラインの特定のタイミングの値を、各々の前記動作切換閾値ラインとして改めて設定する、設定提案装置。
【請求項6】
請求項1から請求項4までのいずれかに記載の設定提案装置において、
前記閾値データ設定手段が設定した各々の前記動作切換閾値ラインに対して平滑化処理をして各々の補正ラインを生成する平滑化手段を備え、
前記提案グラフ出力手段は、前記平滑化手段が生成した各々の前記補正ラインを、各々の前記動作切換閾値ラインとして、前記提案グラフを出力する、設定提案装置。
【請求項7】
請求項6に記載の設定提案装置において、
前記提案グラフ出力手段は、前記平滑化手段が生成した各々の前記補正ラインのうち特定のタイミングの値を、各々の前記動作切換閾値ラインとして改めて出力する、設定提案装置。
【請求項8】
請求項6に記載の設定提案装置において、
各々の前記動作切換閾値ラインに対する平滑化の有無に係る指定を受け付ける補正指定手段を備え、
前記平滑化手段は、前記補正指定手段により平滑化をする旨の指定を受け付けたことに応じて、各々の前記補正ラインを生成する、設定提案装置。
【請求項9】
少なくとも1回の透析治療における患者の循環血液量変化率に係る推移を示す推移データを含む患者透析状況データを、前記患者に対応付けて記憶する患者透析状況データ記憶部と、
透析対象患者の指定を受け付ける患者指定受付手段と、
前記患者透析状況データ記憶部から抽出した、前記透析対象患者の過去の少なくとも1回分又は連続する複数回分の前記患者透析状況データの過去グラフを、表示部に出力する過去グラフ出力手段と、
前記少なくとも1回分又は連続する複数回分の前記患者透析状況データのうち少なくとも1つの前記患者透析状況データに基づいて、除水速度を変更する制御を行うための動作切換閾値ラインを設定する閾値データ設定手段と、
前記閾値データ設定手段が設定した前記動作切換閾値ラインと、前記動作切換閾値ラインの設定に用いた前記患者透析状況データとを含む提案グラフを、前記表示部に出力する提案グラフ出力手段と、
を備える、透析治療に係る設定提案装置。
【請求項10】
請求項9に記載の設定提案装置において、
前記表示部に出力する前記過去グラフの変更に係る操作を受け付けるデータ変更受付手段を備え、
前記過去グラフ出力手段は、前記データ変更受付手段が受け付けた操作に対応して前記患者透析状況データ記憶部から抽出した、操作に対応した前記患者透析状況データを含む、変更後の前記患者透析状況データの前記過去グラフを出力する、設定提案装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、設定提案装置、透析装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、透析患者のベッドサイドに設置された透析装置を用いて、透析患者に対する血液透析治療(以下、単に透析治療という。)を行っている。透析治療では、患者の血液状態によって適切な条件設定、特に除水速度の制御を行うことが重要である。
そこで、それぞれの患者の血液状態を監視しつつ、経時的に患者に適応した血液透析処理条件の条件設定、特に除水速度の制御を容易に行える血液透析装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-154348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
今日では、医療機器の高度化に伴い、動作パラメータの設定が複雑化し、設定に熟練を要する機器が増加している。このことから、医療機関においては、医療機器の設定を簡便にする方法が求められている。
【0005】
従って、本発明は、設定が複雑な透析装置における設定を簡便に行うことができる設定提案装置、透析装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、少なくとも1回の透析治療における患者の循環血液量変化率に係る推移を示す推移データを含む患者透析状況データを、前記患者に対応付けて記憶する患者透析状況データ記憶部と、透析対象患者の指定を受け付ける患者指定受付手段と、前記患者透析状況データ記憶部から抽出した、前記透析対象患者の過去の前記患者透析状況データに基づいて、除水速度を変更する制御を行うための複数パターンの動作切換閾値ラインを各々設定する閾値データ設定手段と、前記閾値データ設定手段が設定した前記動作切換閾値ラインと、前記動作切換閾値ラインの設定に用いた前記患者透析状況データとを含む提案グラフを、パターンごとに表示部に出力する提案グラフ出力手段と、を備える、透析治療に係る設定提案装置に関する。
【0007】
また、設定提案装置において、前記閾値データ設定手段は、前記透析対象患者の過去の前記患者透析状況データとして、直近に記憶された前回の前記患者透析状況データに基づいて、前記複数パターンのうちの1つである前記動作切換閾値ラインを設定することが好ましい。
【0008】
また、設定提案装置において、前記閾値データ設定手段は、前記透析対象患者の過去の前記患者透析状況データとして、直近に記憶された前回を含む複数回の前記患者透析状況データの平均値に基づいて、前記複数パターンのうちの1つである前記動作切換閾値ラインを設定することが好ましい。
【0009】
また、設定提案装置において、前記閾値データ設定手段は、前記透析対象患者の過去の前記患者透析状況データとして、周期的な透析サイクルのうちタイミングが同じである過去の前記患者透析状況データに基づいて、前記複数パターンのうちの1つである前記動作切換閾値ラインを設定することが好ましい。
【0010】
また、設定提案装置において、前記閾値データ設定手段は、各々の前記動作切換閾値ラインの特定のタイミングの値を、各々の前記動作切換閾値ラインとして改めて設定することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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