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公開番号
2025076525
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2022049627
出願日
2022-03-25
発明の名称
作業支援装置、作業支援方法、およびプログラム
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
1/02 20060101AFI20250509BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】遠心分離装置に取り付けられる収容部材に血液バッグセットを収容する収容手順を作業者にガイダンスする作業支援装置を提供する。
【解決手段】作業支援装置40は、血液バッグセットの種類を取得するバッグ情報取得部72と、収容部材が撮像された画像データ56を取得する画像取得部74と、画像データに基づいて、血液バッグセットが収容部材に収容されているか否かを判定する収容部材判定部76と、血液バッグセットの種類に応じた収容手順70を記憶する記憶部62と、血液バッグセットの種類に対応する収容手順を表示装置に表示させる表示制御部78と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
遠心分離装置に取り付けられる収容部材に血液バッグセットを収容する収容手順を作業者にガイダンスする作業支援装置であって、
前記血液バッグセットの種類を取得するバッグ情報取得部と、
前記収容部材が撮像された画像データを取得する画像取得部と、
取得された前記画像データに基づいて、前記血液バッグセットが前記収容部材に収容されているか否かを判定する収容部材判定部と、
前記血液バッグセットの種類に応じた前記収容手順を記憶する記憶部と、
前記血液バッグセットが前記収容部材に収容されていない場合に、取得された前記血液バッグセットの種類に対応する前記収容手順を前記記憶部から読み出して、読み出した前記収容手順を表示装置に表示させる表示制御部と、
を備える、作業支援装置。
続きを表示(約 2,900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の作業支援装置であって、
前記記憶部は、所定のセットスペースに前記収容部材をセットするためのセット手順をさらに記憶し、
前記画像取得部は、前記所定のセットスペースを撮像範囲に含む撮像装置が撮像した画像データを取得し、
前記収容部材判定部は、取得された画像データに基づいて、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされているか否かを判定し、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされていると判定した場合に、前記所定のセットスペースにセットされた前記収容部材に前記血液バッグセットが収容されているか否かを判定し、
前記表示制御部は、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされていない場合、前記記憶部が記憶した前記セット手順を前記表示装置に表示させる、作業支援装置。
【請求項3】
請求項1に記載の作業支援装置であって、
前記記憶部は、所定のセットスペースに前記収容部材をセットするためのセット手順をさらに記憶し、
前記画像取得部は、前記所定のセットスペースを撮像範囲に含む撮像装置が撮像した画像データを取得し、
前記収容部材判定部は、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされているか否かを、前記所定のセットスペースに前記収容部材がセットされたか否かを検知するためのセンサの出力信号に基づいて判定し、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされていると判定した場合に、前記所定のセットスペースにセットされた前記収容部材に前記血液バッグセットが収容されているか否かを、取得された画像データに基づいて判定し、
前記表示制御部は、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされていない場合、前記記憶部が記憶した前記セット手順を前記表示装置に表示させる、作業支援装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の作業支援装置であって、
前記収容部材に収容される前記血液バッグセットの重量を前記血液バッグセットと関連付けて前記記憶部に記憶させる重量記録部をさらに備える、作業支援装置。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の作業支援装置であって、
前記血液バッグセットが前記収容部材に収容されたと前記収容部材判定部が判定した作業終了時刻を、前記血液バッグセットと関連付けて前記記憶部に記憶させる終了時刻記録部をさらに備える、作業支援装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の作業支援装置であって、
前記血液バッグセットは、複数の血液バッグと、複数の前記血液バッグに接続された複数のチューブと、を有し、
前記収容手順は、複数の前記血液バッグの中身が前記血液バッグセットから漏出することを防止するために、複数の前記チューブのうち少なくとも1つを封止する封止手順を含み、
前記記憶部は、複数の前記チューブのうち、前記封止手順に基づいて封止されるべき1以上の封止対象チューブを前記血液バッグセットの種類に応じて記憶し、
前記画像取得部は、前記封止対象チューブが撮像された画像データを取得し、
前記収容部材判定部は、前記封止対象チューブが撮像された画像データに基づいて、全ての前記封止対象チューブが封止されているか否かを判定し、
前記表示制御部は、全ての前記封止対象チューブが封止されていない場合、封止されていない前記封止対象チューブと、前記封止手順とのうち少なくとも一方を前記表示装置に表示させる、作業支援装置。
【請求項7】
請求項6に記載の作業支援装置であって、
全ての前記封止対象チューブが封止されたと前記収容部材判定部が判定した封止完了時刻を、前記血液バッグセットと関連付けて前記記憶部に記憶させる封止時刻記録部をさらに備える、作業支援装置。
【請求項8】
遠心分離装置に取り付けられる収容部材に血液バッグセットを収容する収容手順をコンピュータが作業者にガイダンスする作業支援方法であって、
前記コンピュータは、前記血液バッグセットの種類に応じた前記収容手順を記憶する記憶部を備え、
前記作業支援方法は、
前記血液バッグセットの種類を取得するバッグ情報取得ステップと、
前記収容部材が撮像された画像データを取得する画像取得ステップと、
取得された前記画像データに基づいて、前記血液バッグセットが前記収容部材に収容されているか否かを判定する収容部材判定ステップと、
前記血液バッグセットが前記収容部材に収容されていない場合に、取得された前記血液バッグセットの種類に対応する前記収容手順を前記記憶部から読み出して、読み出した前記収容手順を表示装置に表示させる収容手順表示ステップと、
を含む、作業支援方法。
【請求項9】
請求項8に記載の作業支援方法であって、
前記記憶部は、所定のセットスペースに前記収容部材をセットするためのセット手順をさらに記憶し、
前記画像取得ステップでは、前記所定のセットスペースを撮像範囲に含む撮像装置が撮像した画像データを取得し、
前記収容部材判定ステップでは、取得された画像データに基づいて、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされているか否かを判定し、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされていると判定した場合に、前記所定のセットスペースにセットされた前記収容部材に前記血液バッグセットが収容されているか否かを判定し、
前記作業支援方法は、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされていない場合に実行され、前記記憶部が記憶した前記セット手順を前記表示装置に表示させるセット手順表示ステップを含む、作業支援方法。
【請求項10】
請求項8に記載の作業支援方法であって、
前記記憶部は、所定のセットスペースに前記収容部材をセットするためのセット手順をさらに記憶し、
前記画像取得ステップでは、前記所定のセットスペースを撮像範囲に含む撮像方法が撮像した画像データを取得し、
前記収容部材判定ステップでは、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされているか否かを、前記所定のセットスペースに前記収容部材がセットされたか否かを検知するためのセンサの出力信号に基づいて判定し、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされていると判定した場合に、前記所定のセットスペースにセットされた前記収容部材に前記血液バッグセットが収容されているか否かを、取得された画像データに基づいて判定し、
前記作業支援方法は、前記収容部材が前記所定のセットスペースにセットされていない場合に実行され、前記記憶部が記憶した前記セット手順を前記表示装置に表示させるセット手順表示ステップを含む、作業支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遠心分離装置に取り付けられる収容部材に血液バッグセットを収容する収容手順を作業者にガイダンスする作業支援装置と、コンピュータが実行可能な作業支援方法と、その作業支援方法をコンピュータに実行させるプログラムとに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、血液バッグシステム(血液バッグセット)と、インサートユニット(収容部材)と、遠心分離移送装置(遠心分離装置)と、が開示される。収容部材は、血液バッグセットを収容し、遠心分離装置にセットされる。
【0003】
遠心分離装置は、セットされた収容部材内の血液バッグセットに、遠心分離処理を行う。これにより、血液バッグセット内の血液を基に、複数の血液製剤が作られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-106012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
血液バッグセットを収容部材に収容する収容作業は、作業者が行う。ところで、血液バッグセットは、各種血液バッグのほか、2つの血液バッグをつなぐチューブ等、多くのパーツから構成されている。したがって、収容部材に血液バッグセットを収容する収容作業は、複雑であり、収容手順、収容場所等を作業者が誤るおそれがあった。また、血液バッグセットを収容部材に収容する収容手順は、血液バッグセットの種類に応じて異なることもあった。したがって、作業者が血液バッグを収容部材へ収容する手順を誤りやすいという問題が内在していた。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、遠心分離装置に取り付けられる収容部材に血液バッグセットを収容する収容手順を作業者にガイダンスする作業支援装置であって、前記血液バッグセットの種類を取得するバッグ情報取得部と、前記収容部材が撮像された画像データを取得する画像取得部と、取得された前記画像データに基づいて、前記バッグセットが前記収容部材に収容されているか否かを判定する収容部材判定部と、前記バッグセットの種類に応じた前記収容手順を記憶する記憶部と、前記バッグセットが前記収容部材に収容されていない場合に、取得された前記血液バッグセットの種類に対応する前記収容手順を前記記憶部から読み出して、読み出した前記収容手順を表示装置に表示させる表示制御部と、を備える、作業支援装置である。
【0008】
本発明の第2の態様は、遠心分離装置に取り付けられる収容部材に血液バッグセットを収容する収容手順をコンピュータが作業者にガイダンスする作業支援方法であって、前記コンピュータは、前記バッグセットの種類に応じた前記収容手順を記憶する記憶部を備え、前記作業支援方法は、前記血液バッグセットの種類を取得するバッグ情報取得ステップと、前記収容部材が撮像された画像データを取得する画像取得ステップと、取得された前記画像データに基づいて、前記バッグセットが前記収容部材に収容されているか否かを判定する収容部材判定ステップと、前記バッグセットが前記収容部材に収容されていない場合に、取得された前記血液バッグセットの種類に対応する前記収容手順を前記記憶部から読み出して、読み出した前記収容手順を表示装置に表示させる収容手順表示ステップと、を含む、作業支援方法である。
【0009】
本発明の第3の態様は、第2の態様に係る作業支援方法を前記コンピュータに実行させる、プログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、作業者が複雑な収容手順を誤るおそれが低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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