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公開番号2025088498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203231
出願日2023-11-30
発明の名称カテーテルセット及びガイド管部材交換方法
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61M 25/06 20060101AFI20250604BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ガイド管部材を容易に交換可能なカテーテルセット及びガイド管部材交換方法を提供する。
【解決手段】本開示に係るカテーテルセットは、生体内に挿入可能な第1ガイド管部材及び第2ガイド管部材と、前記第1ガイド管部材及び前記第2ガイド管部材それぞれに挿通可能なシャフト部材と、前記シャフト部材の近位端部に着脱可能であるハブ部材と、を備え、前記第1ガイド管部材及び前記第2ガイド管部材のうち、前記シャフト部材が挿通されている状態の一方のガイド管部材は、前記シャフト部材の前記近位端部から前記ハブ部材が取り外されることにより、前記シャフト部材の近位側から、他方のガイド管部材に交換可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
生体内に挿入可能な第1ガイド管部材及び第2ガイド管部材と、
前記第1ガイド管部材及び前記第2ガイド管部材それぞれに挿通可能なシャフト部材と、
前記シャフト部材の近位端部に着脱可能であるハブ部材と、を備え、
前記第1ガイド管部材及び前記第2ガイド管部材のうち、前記シャフト部材が挿通されている状態の一方のガイド管部材は、前記シャフト部材の前記近位端部から前記ハブ部材が取り外されることにより、前記シャフト部材の近位側から、他方のガイド管部材に交換可能である、カテーテルセット。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記シャフト部材の径方向での前記ハブ部材の最大幅は、前記第1ガイド管部材の最大内径及び前記第2ガイド管部材の最大内径より大きい、請求項1に記載のカテーテルセット。
【請求項3】
前記シャフト部材の前記近位端部及び前記ハブ部材は嵌合可能である、請求項1又は2に記載のカテーテルセット。
【請求項4】
前記シャフト部材の前記近位端部は、雄ねじ部を備え、
前記ハブ部材は、前記雄ねじ部と螺合可能な雌ねじ部を備える、請求項3に記載のカテーテルセット。
【請求項5】
前記シャフト部材の前記近位端部及び前記ハブ部材の装着部における、前記シャフト部材の長手方向の引っ張り強度は、5N以上である、請求項1又は2に記載のカテーテルセット。
【請求項6】
前記シャフト部材は、
長尺状のシャフト本体と、
前記シャフト本体の遠位端部に取り付けられており、前記シャフト本体の径方向に拡縮可能な拡張体と、を備える、請求項1又は2に記載のカテーテルセット。
【請求項7】
前記第1ガイド管部材及び前記第2ガイド管部材それぞれは、ガイディングカテーテル又はガイドエクステンションカテーテルである、請求項1又は2に記載のカテーテルセット。
【請求項8】
第1ガイド管部材を生体内に挿入する第1ガイド管部材挿入ステップと、
前記第1ガイド管部材にシャフト部材を挿通するシャフト部材挿通ステップと、
前記シャフト部材の近位端部に装着されているハブ部材を、前記シャフト部材の前記近位端部から取り外すハブ部材取り外しステップと、
前記シャフト部材を前記生体内に残し、前記第1ガイド管部材を生体外に抜去する第1ガイド管部材抜去ステップと、
第2ガイド管部材を、前記シャフト部材の近位側から前記シャフト部材に沿って、前記生体内に挿入する第2ガイド管部材挿入ステップと、を含む、ガイド管部材交換方法。
【請求項9】
前記第1ガイド管部材挿入ステップの後に、前記第1ガイド管部材にガイドワイヤを挿通するワイヤ挿通ステップを含み、
前記第1ガイド管部材抜去ステップでは、前記ガイドワイヤ及び前記シャフト部材を前記生体内に残し、前記第1ガイド管部材を生体外に抜去する、請求項8に記載のガイド管部材交換方法。
【請求項10】
前記ハブ部材取り外しステップの後に、前記ガイドワイヤを前記シャフト部材の前記近位端部に係止するワイヤ係止ステップを含み、
前記第1ガイド管部材抜去ステップでは、前記ガイドワイヤを前記シャフト部材の前記近位端部に係止した状態で、前記第1ガイド管部材を生体外に抜去する、請求項9に記載のガイド管部材交換方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はカテーテルセット及びガイド管部材交換方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、血管の狭窄部等の病変部に対する治療として、バルーンカテーテル等の処置用カテーテルを用いて行う手技が知られている。この種の手技では、ガイディングカテーテルを予め生体内に挿入し、バルーンカテーテル等の処置用カテーテルを、ガイディングカテーテルを通じて病変部までデリバリーし、この処置用カテーテルにより病変部の処置を行う。特許文献1には、この種の手技で使用される処置用カテーテルとして、血管形成装置が開示されている。
【0003】
特許文献1に記載の血管形成装置は、超弾性材料から形成されており、基端部と末端部とを有し、内部に管腔を画定している中空管と、この中空管の末端部へ取り付けられており、内部にバルーン凹みを画定しており、管腔と流体連通しているバルーンと、中空管の基端部へ接続されている取り外し可能なハブと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表平9-505231号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
バルーンカテーテル等の処置用カテーテルを用いて行う手技には、例えば冠動脈の狭窄部に対する手技等、生体内でのガイディングカテーテルの位置決めが特に重要となる手技がある。このような手技では、ガイディングカテーテルの位置決め性を高めるために、手技の途中でガイディングカテーテルの交換を行う場合がある。また、位置決め性に限られず、その他の各種目的のために、手技の途中でガイディングカテーテル等のガイド管部材の交換が必要になる場合もある。
【0006】
ガイド管部材の交換では、ガイド管部材を通じて生体内に挿入されている処置用カテーテルも、ガイド管部材と併せて生体外に抜去する必要がある。つまり、ガイド管部材の交換のために、処置用カテーテルの抜去、及び、処置用カテーテルの再挿入、が必要となる。そのため、手技時間の増加により、患者への負担が大きくなるおそれがある。
【0007】
本開示は、ガイド管部材を容易に交換可能なカテーテルセット及びガイド管部材交換方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様としてのカテーテルセットは、
(1)
生体内に挿入可能な第1ガイド管部材及び第2ガイド管部材と、
前記第1ガイド管部材及び前記第2ガイド管部材それぞれに挿通可能なシャフト部材と、
前記シャフト部材の近位端部に着脱可能であるハブ部材と、を備え、
前記第1ガイド管部材及び前記第2ガイド管部材のうち、前記シャフト部材が挿通されている状態の一方のガイド管部材は、前記シャフト部材の前記近位端部から前記ハブ部材が取り外されることにより、前記シャフト部材の近位側から、他方のガイド管部材に交換可能である、カテーテルセット、である。
【0009】
本開示の1つの実施形態としてのカテーテルセットは、
(2)
前記シャフト部材の径方向での前記ハブ部材の最大幅は、前記第1ガイド管部材の最大内径及び前記第2ガイド管部材の最大内径より大きい、上記(1)に記載のカテーテルセット、である。
【0010】
本開示の1つの実施形態としてのカテーテルセットは、
(3)
前記シャフト部材の前記近位端部及び前記ハブ部材は嵌合可能である、上記(1)又は(2)に記載のカテーテルセット、である。
(【0011】以降は省略されています)

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