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公開番号2025098574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214800
出願日2023-12-20
発明の名称移送器具
出願人テルモ株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類A61F 2/95 20130101AFI20250625BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】内腔を有する管状移植物を生体の管腔内における処置対象部に移送するための移送器具を提供する。
【解決手段】移送器具10は、外筒20内で第1シャフト22に沿って移動可能に設けられる第2シャフト48と、第2シャフト48の先端部に設けられる拡張体52とを備える。外筒20の先端開口202から拡張体52が突出した突出位置において、管状移植物300の内腔302に挿入された拡張体52を拡張させることにより、患者の管腔内において管状移植物300を拡張させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内腔を有する管状移植物を生体の管腔内における処置対象部に移送するための移送器具であって、
先端開口を有する外筒と、
前記外筒の軸方向に延在して前記外筒の内部に軸方向に沿って移動可能に配置される第1シャフトと、
前記外筒内で前記第1シャフトに沿って延在して前記第1シャフトに沿って移動可能に設けられる第2シャフトと、
前記第2シャフトの先端部に設けられ、前記外筒に収容された収容位置と、前記外筒の前記先端開口から突出した突出位置とに変位可能であると共に、拡張及び収縮可能な拡張体と、
を備え、
前記外筒は、収縮させた状態の前記管状移植物の前記内腔に前記拡張体が挿入された状態で、前記管状移植物及び前記拡張体を収容可能であると共に、
前記拡張体を前記突出位置に位置させた状態において、前記管状移植物の前記内腔に挿入された前記拡張体を拡張させることにより、前記管状移植物を拡張させることができる、移送器具。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
請求項1記載の移送器具において、
前記第1シャフトの先端部には、前記管状移植物を保持可能であり、且つ前記外筒の前記先端開口から先端方向に突出することで展開する支持部を備え、
前記支持部は、前記管状移植物を載置可能な支持面を有する、移送器具。
【請求項3】
請求項1記載の移送器具において、
前記第1シャフトの先端部には、前記管状移植物を保持可能であり、且つ前記外筒の前記先端開口から先端方向に突出することで展開する支持部を備え、
前記支持部は、前記管状移植物の前記内腔に挿入される、移送器具。
【請求項4】
請求項2又は3記載の移送器具において、
前記拡張体の基端部は、前記第2シャフトの前記先端部に接続され、
前記第2シャフトの前記先端部又は前記拡張体の前記基端部は、前記管状移植物を前記先端方向に向けて押す押付部を有する、移送器具。
【請求項5】
請求項2又は3記載の移送器具において、
前記第1シャフトの前記先端部は、前記管状移植物を前記先端方向に向けて押す押付部を有する、移送器具。
【請求項6】
請求項2記載の移送器具において、
前記支持部は、前記管状移植物を前記支持面に保持する保持部を有する、移送器具。
【請求項7】
請求項6記載の移送器具において、
前記保持部は、前記支持部の基端部に設けられ前記基端部から前記先端方向に向けて延在して前記支持面に向き合う保持片を有する、移送器具。
【請求項8】
請求項6記載の移送器具において、
前記支持部は、前記第1シャフトの移動方向と直交する前記支持面の幅方向の両側部から上方に向けて突出した一対の突出部を有し、前記突出部が、前記保持部である、移送器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管状移植物を生体の処置対象部に移送するための移送器具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、例えば、管状のステントグラフト(管状移植物)を生体の管腔内に移送するための移送器具を開示している。移送器具は、ステントグラフトと、ステントグラフトを生体の管腔内に収納可能なシースと、自らの弾発力で拡張可能な自己拡張型であるステントグラフトを管腔内へと送達するデリバリー装置とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-65933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
生体の処置対象部に対して非自己拡張型の管状移植物を効率的に移送することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本発明の態様は、内腔を有する管状移植物を生体の管腔内における処置対象部に移送するための移送器具であって、先端開口を有する外筒と、前記外筒の軸方向に延在して前記外筒の内部に軸方向に沿って移動可能に配置される第1シャフトと、前記外筒内で前記第1シャフトに沿って延在して前記第1シャフトに沿って移動可能に設けられる第2シャフトと、前記第2シャフトの先端部に設けられ、前記外筒に収容された収容位置と、前記外筒の前記先端開口から突出した突出位置とに変位可能であると共に、拡張及び収縮可能な拡張体と、を備え、前記外筒は、収縮させた状態の前記管状移植物の前記内腔に前記拡張体が挿入された状態で、前記管状移植物及び前記拡張体を収容可能であると共に、前記拡張体を前記突出位置に位置させた状態において、前記管状移植物の前記内腔に挿入された前記拡張体を拡張させることにより、前記管状移植物を拡張させることができる、移送器具である。
【0006】
この移送器具によれば、外筒よりも管状移植物を小さくした状態で外筒内に管状移植物を効率的に収容することができる。生体の管腔内において、外筒内から拡張体を突出させ拡張体を拡張させることで、非自己拡張型の管状移植物を効率的に管腔内の処置対象部に配置することができる。
【0007】
(2)上記の(1)記載の移送器具において、前記第1シャフトの先端部には、前記管状移植物を保持可能であり、且つ前記外筒の前記先端開口から先端方向に突出することで展開する支持部を備え、前記支持部は、前記管状移植物を載置可能な支持面を有してもよい。
【0008】
この構成により、支持面に管状移植物を載置することで、支持部に対する管状移植物の保持が容易である。
【0009】
(3)上記の(1)記載の移送器具において、前記第1シャフトの先端部には、前記管状移植物を保持可能であり、且つ前記外筒の前記先端開口から先端方向に突出することで展開する支持部を備え、前記支持部は、前記管状移植物の前記内腔に挿入されてもよい。
【0010】
この構成により、支持部の周りを覆うように管状移植物を保持できるため、管状移植物をより効果的に保持することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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