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公開番号
2025101845
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023218901
出願日
2023-12-26
発明の名称
医療器具
出願人
テルモ株式会社
,
社会福祉法人恩賜財団済生会
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
A61M
25/09 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ガイドワイヤが先端や基端に意図せず移動することを抑制することができる医療器具を提供する。
【解決手段】医療器具50は、ガイドワイヤGを保持するコネクタ部40を支持可能な支持部60と、コネクタ部の基端から、コネクタ部の基端側の端面40Sに直交する直交方向に沿って基端側に向けて延在するガイドワイヤを把持する把持器具70と、支持部および把持器具の相対位置を固定する中間部材80と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ガイドワイヤを保持するコネクタ部を支持可能な支持部と、
前記コネクタ部の基端から、前記コネクタ部の基端側の端面に直交する直交方向に沿って基端側に向けて延在する前記ガイドワイヤを把持する把持器具と、
前記支持部および前記把持器具の相対位置を固定する中間部材と、を有する医療器具。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記把持器具は、
前記ガイドワイヤが挿入される溝部と、
前記溝部における対向する面の少なくとも一方の面に設けられるとともに、前記ガイドワイヤを把持する位置および把持しない位置で移動可能な把持部と、を有する請求項1に記載の医療器具。
【請求項3】
前記把持器具は、
前記把持部を、前記ガイドワイヤを把持する位置および把持しない位置で切り替え可能な操作部をさらに有する、請求項2に記載の医療器具。
【請求項4】
前記把持器具は、
前記溝部内に存在する物体の径を検知する検知部と、
前記把持部を動作させるモーターと、
前記モーターの駆動を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記検知部によって検知する前記物体の前記径に基づいて、前記把持部の前記ガイドワイヤを把持する位置および把持しない位置間を切り替えるように、前記モーターを制御する、請求項2に記載の医療器具。
【請求項5】
前記把持器具は、前記ガイドワイヤの把持状態・非把持状態を示す表示部をさらに有する請求項4に記載の医療器具。
【請求項6】
前記中間部材は、前記コネクタ部の先端側まで延在しており、
前記中間部材の先端側に設けられ、肢体に巻き付ける可撓性を備える帯体と、
前記帯体に設けられ、前記肢体から引き出される前記ガイドワイヤが挿通可能な開口部と、を有する、請求項1または2に記載の医療器具。
【請求項7】
前記中間部材の少なくとも一部は、前記中間部材の他の部位と比較して、曲げ剛性の高い高曲げ剛性部を有する請求項1または2に記載の医療器具。
【請求項8】
前記支持部および前記把持器具の少なくも一方は、前記中間部材に対してスライド可能に構成されている請求項1または2に記載の医療器具。
【請求項9】
ガイドワイヤを保持するコネクタ部を支持可能な支持部と、
前記コネクタ部の基端から基端側に向けて延在する前記ガイドワイヤを把持する把持器具と、
前記支持部および前記把持器具の間で前記ガイドワイヤを直線状に張設可能なように、前記支持部および前記把持器具の相対位置を固定する中間部材と、を有する医療器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療器具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
カテーテルを用いた血管内治療では、まずガイドワイヤを血管内に挿入した後、バルーンカテーテル等のカテーテルを、ガイドワイヤをガイドとして先端に送達する。このとき、ガイドワイヤには、血管の屈曲やカテーテルに対する押し引き等の力によって、血管内を進退する力が付与される。したがって、ガイドワイヤが動かないように固定する必要がある。
【0003】
これに関連して例えば下記の特許文献1には、溝にガイドワイヤを載置する構成を備える固定器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-115220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された固定器では、親水性コーティングが表面に施されているガイドワイヤの場合、把持力が弱く、ガイドワイヤを固定することが困難である。把持力が弱い場合、バルーンカテーテルのようにガイドワイヤに沿って体内に挿入されるカテーテルがガイドワイヤと擦ることによってガイドワイヤが体内に深く挿入される又は抜けてしまう虞がある。特に高度な屈曲・狭窄を備える血管に対して用いる場合、他のカテーテルとの接触がなくともガイドワイヤが自らの剛性で抜けてしまう虞がある。さらに、他のカテーテルとの接触によって、ガイドワイヤが先端または基端に意図せず移動する虞がある。
【0006】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、ガイドワイヤが先端または基端に意図せず移動することを抑制することができる医療器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0008】
(1)
ガイドワイヤを保持するコネクタ部を支持可能な支持部と、
前記コネクタ部の基端から、前記コネクタ部の基端側の端面に直交する直交方向に沿って基端側に向けて延在する前記ガイドワイヤを把持する把持器具と、
前記支持部および前記把持器具の相対位置を固定する中間部材と、を有する医療器具。
【0009】
(2)
前記把持器具は、
前記ガイドワイヤが挿入される溝部と、
前記溝部における対向する面に一対設けられるとともに、前記ガイドワイヤを把持する位置および把持しない位置で移動可能な把持部と、を有する(1)に記載の医療器具。
【0010】
(3)
前記把持器具は、
前記把持部を、前記ガイドワイヤを把持する位置および把持しない位置で切り替え可能な操作部をさらに有する、(2)に記載の医療器具。
(【0011】以降は省略されています)
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