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公開番号
2025119466
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024014366
出願日
2024-02-01
発明の名称
流体供給装置
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
5/142 20060101AFI20250806BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ポンプの加圧又は減圧を制御しつつカテーテルを両手で保持することを可能とする。
【解決手段】流体供給装置は、バルーンを有する医療用のカテーテルと接続可能な流体供給装置であって、前記カテーテルを加圧又は減圧することが可能な少なくとも1つのポンプと、前記カテーテルと前記少なくとも1つのポンプとを接続する流体通路と、シリンダ及び押子を備えるハンドコントローラと、前記押子の位置に応じて変化するパラメータを検出するセンサと、前記パラメータに応じて前記少なくとも1つのポンプを制御する制御部と、前記ハンドコントローラを前記流体通路に着脱可能に固定する取付部と、を備える。前記取付部は、前記ハンドコントローラ又は前記流体通路に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
医療用のカテーテルと接続可能な流体供給装置であって、
前記カテーテルを加圧又は減圧することが可能な少なくとも1つのポンプと、
前記カテーテルと前記少なくとも1つのポンプとを接続する流体通路と、
シリンダと、前記シリンダ内を摺動可能な押子とを備えるハンドコントローラと、
前記押子の位置に応じて変化するパラメータを検出するセンサと、
前記パラメータに応じて前記少なくとも1つのポンプを制御する制御部と、
前記ハンドコントローラを前記流体通路に着脱可能に固定する取付部と、を備え、
前記取付部は、前記ハンドコントローラ又は前記流体通路に設けられている、流体供給装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の流体供給装置において、
前記ハンドコントローラは、前記押子の摺動方向が、前記流体通路と接続される前記カテーテルの前記流体通路の付近における延在方向と平行になるように前記流体通路に固定されている、流体供給装置。
【請求項3】
請求項2に記載の流体供給装置において、
前記押子の押し込み方向は、前記流体通路から前記カテーテルを見る方向と反対方向である、流体供給装置。
【請求項4】
請求項1に記載の流体供給装置において、
前記少なくとも1つのポンプは、第1のポンプ及び第2のポンプを備え、
前記流体通路は、前記第1のポンプ及び前記第2のポンプのいずれが前記カテーテルと接続されるかを切り替える流路切替弁を備え、
前記ハンドコントローラは、前記流路切替弁に固定されている、流体供給装置。
【請求項5】
請求項4に記載の流体供給装置において、
前記制御部は、前記流路切替弁の状態に応じて、前記第1のポンプ及び前記第2のポンプのいずれを制御するかを切り替える、流体供給装置。
【請求項6】
請求項1に記載の流体供給装置において、
前記ハンドコントローラは、前記シリンダを収容するシリンダ収容部をさらに備え、
前記取付部は前記シリンダ収容部に設置されている、流体供給装置。
【請求項7】
請求項1に記載の流体供給装置において、
前記制御部は、前記押子が押し込まれる動作を検出すると、前記ポンプに加圧動作を実行させる、流体供給装置。
【請求項8】
請求項7に記載の流体供給装置において、
前記制御部は、前記押子が押し込まれる動作による前記パラメータの変化に応じて、前記ポンプに加圧動作を実行させる際の加圧スピードを変化させる、流体供給装置。
【請求項9】
請求項1に記載の流体供給装置において、
前記制御部は、前記押子が引き出される動作を検出すると、前記ポンプに減圧動作を実行させる、流体供給装置。
【請求項10】
請求項1に記載の流体供給装置において、
前記制御部は、
前記ポンプを動作させないロックモードと、前記ポンプを動作させるロック解除モードとを制御し、
前記ハンドコントローラに所定の動作が行われたことを前記センサが検出すると、前記ロックモードから前記ロック解除モードに移行させる、流体供給装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、流体供給装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、遠位部にバルーンを有する医療用のカテーテルを、ポンプによって加圧又は減圧させることが可能な装置が知られている。
【0003】
例えば特許文献1は、ハンドコントローラを操作することによってポンプの加圧又は減圧を制御することが可能な装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2008-543502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されているハンドコントローラは、片手全体で握ることによって操作する構成であり、ハンドコントローラを操作している手で同時にカテーテルを保持することは困難である。したがって、カテーテルを両手で保持しながら、同時にハンドコントローラを操作してポンプを加圧又は減圧することは困難である。
【0006】
カテーテルを加圧する際にカテーテルの位置がずれると、所望の位置におけるバルーンの拡張が行われず、効果が得られなかったり、不意な擦過による血管の損傷につながったりする。そのため、カテーテルを加圧する際は、両手でカテーテルを保持して、カテーテルの位置を調整し、位置がずれないようにすることが望ましい。
【0007】
そのため、特許文献1に記載されているようなハンドコントローラによってポンプの加圧又は減圧を制御する場合、ハンドコントローラを操作する医療従事者と、カテーテルを操作する医療従事者とは別の人間である必要がある。
【0008】
本開示の目的は、ポンプの加圧又は減圧を制御しつつカテーテルを両手で保持することを可能とする流体供給装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、
[1]バルーンを有する医療用のカテーテルと接続可能な流体供給装置であって、
前記カテーテルを加圧又は減圧することが可能な少なくとも1つのポンプと、
前記カテーテルと前記少なくとも1つのポンプとを接続する流体通路と、
シリンダと、前記シリンダ内を摺動可能な押子とを備えるハンドコントローラと、
前記押子の位置に応じて変化するパラメータを検出するセンサと、
前記パラメータに応じて前記少なくとも1つのポンプを制御する制御部と、
前記ハンドコントローラを前記流体通路に着脱可能に固定する取付部と、を備え、
前記取付部は、前記ハンドコントローラ又は前記流体通路に設けられている、流体供給装置である。
【0010】
[2]前記[1]に記載の流体供給装置において、
前記ハンドコントローラは、前記押子の摺動方向が、前記流体通路と接続される前記カテーテルの前記流体通路の付近における延在方向と平行になるように前記流体通路に固定されていてよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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