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公開番号
2025135358
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033161
出願日
2024-03-05
発明の名称
輸液ポンプ及びその制御方法、並びに、プログラム
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
5/142 20060101AFI20250910BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】輸液チューブに対してフィンガを押し付ける輸液ポンプの騒音を低減する。
【解決手段】輸液ポンプは、輸液を供給可能な輸液チューブが載置される載置部と、前記輸液チューブの延在方向に沿って配列された複数のフィンガを備えるフィンガガイドと、前記フィンガガイドを前記載置部に対して押し付けるバッファ機構と、前記フィンガガイドが備える前記複数のフィンガに連動するカムシャフトを回転駆動するモータと、前記モータの動作を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記複数のフィンガの駆動に用いられる前記カムシャフトの回転角度の範囲のうち、前記バッファ機構の作用により前記フィンガガイドが前記載置部に接触する位置を含む第1範囲では、第1速度で前記モータを駆動し、前記回転角度の範囲のうち、前記第1範囲を除いた第2範囲では、前記第1速度よりも大きな第2速度で前記モータを駆動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
輸液を供給可能な輸液チューブが載置される載置部と、
前記輸液チューブの延在方向に沿って配列された複数のフィンガを備えるフィンガガイドと、
前記フィンガガイドを前記載置部に対して押し付けるバッファ機構と、
前記フィンガガイドが備える前記複数のフィンガに連動するカムシャフトを回転駆動するモータと、
前記モータの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記複数のフィンガの駆動に用いられる前記カムシャフトの回転角度の範囲のうち、前記バッファ機構の作用により前記フィンガガイドが前記載置部に接触する位置を含む第1範囲では、第1速度で前記モータを駆動し、
前記回転角度の範囲のうち、前記第1範囲を除いた第2範囲では、前記第1速度よりも大きな第2速度で前記モータを駆動する、
輸液ポンプ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記モータを間欠的に駆動する場合に、前記回転角度の範囲のうち、前記第1範囲では前記第1速度で前記モータを駆動し、前記第2範囲では前記第2速度で前記モータを駆動する、請求項1に記載の輸液ポンプ。
【請求項3】
前記バッファ機構は、弾性部材により、前記フィンガガイドを前記載置部に対して押し付ける、請求項1に記載の輸液ポンプ。
【請求項4】
輸液を供給可能な輸液チューブが載置される載置部と、
前記輸液チューブの延在方向に沿って配列された複数のフィンガを備えるフィンガガイドと、
前記フィンガガイドを前記載置部に対して押し付けるバッファ機構と、
前記フィンガガイドが備える前記複数のフィンガに連動するカムシャフトを回転駆動するモータと、
前記モータの動作を制御する制御部と、
を備える輸液ポンプの制御方法であって、
前記制御部が、
前記複数のフィンガの駆動に用いられる前記カムシャフトの回転角度の範囲のうち、前記バッファ機構の作用により前記フィンガガイドが前記載置部に接触する位置を含む第1範囲では、第1速度で前記モータを駆動することと、
前記回転角度の範囲のうち、前記第1範囲を除いた第2範囲では、前記第1速度よりも大きな第2速度で前記モータを駆動することと、
を含む、輸液ポンプの制御方法。
【請求項5】
輸液を供給可能な輸液チューブが載置される載置部と、
前記輸液チューブの延在方向に沿って配列された複数のフィンガを備えるフィンガガイドと、
前記フィンガガイドを前記載置部に対して押し付けるバッファ機構と、
前記フィンガガイドが備える前記複数のフィンガに連動するカムシャフトを回転駆動するモータと、
前記モータの動作を制御する制御部と、
を備える輸液ポンプの動作を制御するプログラムであって、
前記制御部に、
前記複数のフィンガの駆動に用いられる前記カムシャフトの回転角度の範囲のうち、前記バッファ機構の作用により前記フィンガガイドが前記載置部に接触する位置を含む第1範囲では、第1速度で前記モータを駆動する手順と、
前記回転角度の範囲のうち、前記第1範囲を除いた第2範囲では、前記第1速度よりも大きな第2速度で前記モータを駆動する手順と、
を実行させる、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、輸液ポンプ及びその制御方法、並びに、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
輸液ポンプは、輸液チューブを介して、薬液等の輸液を患者の体内へ送り出す装置である。押圧位置を順次移動させるように複数のフィンガで輸液チューブを押圧して、輸液チューブ内の輸液を送り出す蠕動型の輸液ポンプが知られている。例えば、特許文献1には、輸液チューブがフィンガによって弾力的に圧迫されるようにフィンガーモジュールに弾性力を付与してフィンガーモジュールを前進させる弾性部材を備えた構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5715235号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、輸液チューブに対してフィンガを押し付ける従来の構成は、輸液ポンプを駆動させた場合において生じる騒音を低減するという点で改善の余地があった。
【0005】
本開示の目的は、輸液チューブに対してフィンガを押し付ける輸液ポンプの騒音を低減することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示によれば、輸液ポンプ1は、
(1)輸液を供給可能な輸液チューブが載置される載置部と、
前記輸液チューブの延在方向に沿って配列された複数のフィンガを備えるフィンガガイドと、
前記フィンガガイドを前記載置部に対して押し付けるバッファ機構と、
前記フィンガガイドが備える前記複数のフィンガに連動するカムシャフトを回転駆動するモータと、
前記モータの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記複数のフィンガの駆動に用いられる前記カムシャフトの回転角度の範囲のうち、前記バッファ機構の作用により前記フィンガガイドが前記載置部に接触する位置を含む第1範囲では、第1速度で前記モータを駆動し、
前記回転角度の範囲のうち、前記第1範囲を除いた第2範囲では、前記第1速度よりも大きな第2速度で前記モータを駆動する。
【0007】
(2)(1)の輸液ポンプにおいて、
前記制御部は、前記モータを間欠的に駆動する場合に、前記回転角度の範囲のうち、前記第1範囲では前記第1速度で前記モータを駆動し、前記第2範囲では前記第2速度で前記モータを駆動してもよい。
【0008】
(3)(1)又は(2)の輸液ポンプにおいて、
前記バッファ機構は、弾性部材により、前記フィンガガイドを前記載置部に対して押し付けてもよい。
【0009】
本開示によれば、輸液ポンプの制御方法は、
(4)輸液を供給可能な輸液チューブが載置される載置部と、
前記輸液チューブの延在方向に沿って配列された複数のフィンガを備えるフィンガガイドと、
前記フィンガガイドを前記載置部に対して押し付けるバッファ機構と、
前記フィンガガイドが備える前記複数のフィンガに連動するカムシャフトを回転駆動するモータと、
前記モータの動作を制御する制御部と、
を備える輸液ポンプの制御方法であって、
前記制御部が、
前記複数のフィンガの駆動に用いられる前記カムシャフトの回転角度の範囲のうち、前記バッファ機構の作用により前記フィンガガイドが前記載置部に接触する位置を含む第1範囲では、第1速度で前記モータを駆動することと、
前記回転角度の範囲のうち、前記第1範囲を除いた第2範囲では、前記第1速度よりも大きな第2速度で前記モータを駆動することと、
を含む。
【0010】
本開示によれば、プログラムは、
(5)輸液を供給可能な輸液チューブが載置される載置部と、
前記輸液チューブの延在方向に沿って配列された複数のフィンガを備えるフィンガガイドと、
前記フィンガガイドを前記載置部に対して押し付けるバッファ機構と、
前記フィンガガイドが備える前記複数のフィンガに連動するカムシャフトを回転駆動するモータと、
前記モータの動作を制御する制御部と、
を備える輸液ポンプの動作を制御するプログラムであって、
前記制御部に、
前記複数のフィンガの駆動に用いられる前記カムシャフトの回転角度の範囲のうち、前記バッファ機構の作用により前記フィンガガイドが前記載置部に接触する位置を含む第1範囲では、第1速度で前記モータを駆動する手順と、
前記回転角度の範囲のうち、前記第1範囲を除いた第2範囲では、前記第1速度よりも大きな第2速度で前記モータを駆動する手順と、
を実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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