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公開番号
2025160929
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2022143112
出願日
2022-09-08
発明の名称
カテーテル
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
25/01 20060101AFI20251017BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ガイドワイヤを挿通するルーメンを主ルーメンと別に設けた場合に、主ルーメンにおける流体の流動性を確保すると共に、ガイドワイヤの交換性も良好なカテーテルを提供する。
【解決手段】長尺な第1管体10と、第1管体10と平行に延びる第2管体20と、を有し、第2管体20は、第1管体10より短く、第1管体10の先端部に延在し、第1管体10の先端面14は、第2管体20の内部に位置しているカテーテル1である。第1管体10は、第2管体20の基端より基端側から先端側に向かって外径が小さくなる先細部12を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺な第1管体と、
前記第1管体と平行に延びる第2管体と、を有し、
前記第2管体は、前記第1管体より短く、前記第1管体の先端部に延在し、
前記第1管体の先端面は、前記第2管体の内部に位置しているカテーテル。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記第1管体は、前記第2管体の基端より基端側から先端側に向かって外径が小さくなる先細部を有する請求項1に記載のカテーテル
【請求項3】
前記第1管体は、前記先細部より先端側に基端側から先端側に向かって内腔の内径が大きくなる拡径部を有する請求項2に記載のカテーテル。
【請求項4】
前記第1管体は、前記先端面が前記第1管体の長軸方向と直交する平面に対して傾斜する請求項1~3のいずれか1項に記載のカテーテル。
【請求項5】
長尺な第1管体と、
前記第1管体と平行に延びる第2管体と、
前記第1管体の基端部に設けられるハブと、を有し、
前記第2管体は、内径が前記第1管体の内径より大きく、前記第1管体より短く、前記第1管体の先端部に延在し、
前記ハブは前記第1管体から取り外し可能であるカテーテル。
【請求項6】
前記第1管体の先端位置は、前記第2管体の先端位置より基端側である請求項5に記載のカテーテル。
【請求項7】
前記ハブは、前記第1管体の基部を保持する耐キンクプロテクタを有し、
前記耐キンクプロテクタは、先端部が前記第2管体に挿通されるガイドワイヤの基端部を挿通するガイドワイヤルーメンを有する請求項5または6に記載のカテーテル。
【請求項8】
前記耐キンクプロテクタの外周部には、当該耐キンクプロテクタを径方向に圧縮する弁体が設けられ、
前記耐キンクプロテクタ内の前記第1管体または前記第1管体と連続する基端部管体は、前記弁体の圧力に対抗して内腔が確保される請求項7に記載のカテーテル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、血管等の管腔内で造影剤を吐出するカテーテルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
生体管腔内の診断または治療のため、カテーテルを用いた手技が広く行われている。カテーテルを用いる際には、血管を造影することが必要である。血管の造影は、血管内に挿入された造影カテーテルから造影剤を吐出することで行われる。
【0003】
造影カテーテルは、先端部から手元部まで延びる長尺な管体を有している。造影カテーテルの管体の内腔に造影剤を流通させると共に、内腔にガイドワイヤを挿通する。この場合、ガイドワイヤは少なくとも造影カテーテルの全長の2倍の長さを有する必要があるため、造影カテーテルの血管への挿入や、血管からの抜去が煩雑となっていた。
【0004】
造影カテーテルの先端部に、造影剤を流通させる主ルーメンを有する管体とは別に、ガイドワイヤを挿通させるルーメンを有する短いガイドワイヤ用管体を管体の先端部に設けることで、ガイドワイヤの長さを短くすることが可能である。特許文献1には、血管の造影に用いられるものではないが、管体の先端部に複数のルーメンを有するカテーテルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許公開第2003/0050600号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
造影カテーテルは、先端部の吐出口から造影剤を血管内に確実に吐出し、逆流を防止する必要がある。造影カテーテルの先端部付近にガイドワイヤを挿通するルーメンを主ルーメンとは別に設けることで、造影剤の流動が妨げられる可能性がある。また、造影カテーテルは、造影剤を注入するために、基端部にハブを設ける必要がある。ハブが存在することにより、ガイドワイヤを交換する際の手技が煩雑になっていた。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ガイドワイヤを挿通するルーメンを主ルーメンと別に設けた場合に、主ルーメンにおける流体の流動性を確保すると共に、ガイドワイヤの交換性も良好なカテーテルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成する(1)カテーテルは、長尺な第1管体と、前記第1管体と平行に延びる第2管体と、を有し、前記第2管体は、前記第1管体より短く、前記第1管体の先端部に延在し、前記第1管体の先端面は、前記第2管体の内部に位置している。
【0009】
上記目的を達成する(5)カテーテルは、長尺な第1管体と、前記第1管体と平行に延びる第2管体と、前記第1管体の基端部に設けられるハブと、を有し、前記第2管体は、内径が前記第1管体の内径より大きく、前記第1管体より短く、前記第1管体の先端部に延在し、前記ハブは前記第1管体から取り外し可能である。
【発明の効果】
【0010】
上記のように構成した(1)カテーテルは、第2管体が第1管体の先端部にのみ設けられるので、第2管体に挿通されるガイドワイヤを短くすることができ、手技の煩雑性を軽減できる。また、カテーテルは、第1管体の先端部が第2管体の内部に位置しているので、カテーテル先端部の外径を小さくし、血管の狭窄部などにおける通過性を良好にすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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