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公開番号2025121781
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024017481
出願日2024-02-07
発明の名称閉塞検知装置及び閉塞検知プログラム
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61M 5/168 20060101AFI20250813BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】送液チューブの閉塞について精度の高い警報ができる検知装置及び閉塞検知プログラムを提供する。
【解決手段】送液チューブの被検出部の径変化を検出することで前記送液チューブの閉塞を検知する検知部と、前記送液チューブの前記被検出部の温度を設定温度になるように調節する温度調節部と、前記送液チューブの前記被検出部の前記温度が前記設定温度である時に前記検知部が前記閉塞を検知すると警報を実行する警報部と、前記送液チューブの前記被検出部の前記温度が前記設定温度でない時に前記検知部が前記閉塞を検知すると予備警報を実行する予備警報部とを有する、閉塞検知装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
送液チューブの被検出部の径変化を検出することで前記送液チューブの閉塞を検知する検知部と、
前記送液チューブの前記被検出部の温度を設定温度になるように調節する温度調節部と、
前記送液チューブの前記被検出部の前記温度が前記設定温度である時に前記検知部が前記閉塞を検知すると警報を実行する警報部と、
前記送液チューブの前記被検出部の前記温度が前記設定温度でない時に前記検知部が前記閉塞を検知すると予備警報を実行する予備警報部とを有する、閉塞検知装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記送液チューブを通して送液を実行する駆動部を有する、請求項1に記載の閉塞検知装置。
【請求項3】
前記駆動部は、前記送液チューブを通して前記送液の実行と停止を繰り返す間欠駆動を行う、請求項2に記載の閉塞検知装置。
【請求項4】
前記温度調節部は、前記駆動部の前記間欠駆動に同期して前記温度の調節の実行と停止を繰り返す、請求項3に記載の閉塞検知装置。
【請求項5】
前記検知部は、前記駆動部の前記間欠駆動に同期して前記閉塞の検知の実行と停止を繰り返す、請求項3に記載の閉塞検知装置。
【請求項6】
前記駆動部は、逆向きの送液を実行する逆向き駆動又は緊急停止を、前記警報の実行時には実行する一方、前記予備警報の実行時には実行しない、請求項2に記載の閉塞検知装置。
【請求項7】
前記検知部は、
前記被検出部の前記径変化を検出する径変化検出部と、
前記被検出部の前記温度が前記設定温度であるか否かを判定する温度検知部と、
前記温度検知部で前記被検出部の前記温度が前記設定温度であると判定された時に、前記径変化検出部で検出された前記径変化と第1閉塞判定基準とに基づいて閉塞を検知する一方、前記温度検知部で前記被検出部の前記温度が前記設定温度でないと判定された時に、前記径変化検出部で検出された前記径変化と前記第1閉塞判定基準と異なる第2閉塞判定基準とに基づいて閉塞を検知する閉塞判定部とを有する、請求項1に記載の閉塞検知装置。
【請求項8】
検知部、温度調節部、警報部及び予備警報部を有する閉塞検知装置を制御するコンピュータに、
前記検知部によって、送液チューブの被検出部の径変化を検出することで前記送液チューブの閉塞を検知する検知ステップと、
前記温度調節部によって、前記被検出部の温度を設定温度になるように調節する温度調節ステップと、
前記警報部によって、前記被検出部の前記温度が前記設定温度である時に前記検知ステップで前記閉塞を検知すると警報を実行する警報ステップと、
前記予備警報部によって、前記被検出部の前記温度が前記設定温度でない時に前記検知ステップで前記閉塞を検知すると予備警報を実行する予備警報ステップとを実行させる閉塞検知プログラム。
【請求項9】
前記閉塞検知装置は駆動部を有し、
前記閉塞検知プログラムは前記コンピュータに、前記駆動部によって前記送液チューブを通して送液を実行する駆動ステップを実行させる、請求項8に記載の閉塞検知プログラム。
【請求項10】
前記駆動ステップは、前記駆動部によって、前記送液チューブを通して前記送液の実行と停止を繰り返す間欠駆動を行う、請求項9に記載の閉塞検知プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は閉塞検知装置及び閉塞検知プログラムに関する。
続きを表示(約 910 文字)【背景技術】
【0002】
送液チューブの径変化を検出することで送液チューブの閉塞を検知し警報する閉塞検知装置が知られている(例えば特許文献1~2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-254159号公報
特許第3130658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、送液チューブの閉塞について精度の高い警報ができる検知装置及び閉塞検知プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は以下のとおりである。
【0006】
[1]
送液チューブの被検出部の径変化を検出することで前記送液チューブの閉塞を検知する検知部と、
前記送液チューブの前記被検出部の温度を設定温度になるように調節する温度調節部と、
前記送液チューブの前記被検出部の前記温度が前記設定温度である時に前記検知部が前記閉塞を検知すると警報を実行する警報部と、
前記送液チューブの前記被検出部の前記温度が前記設定温度でない時に前記検知部が前記閉塞を検知すると予備警報を実行する予備警報部とを有する、閉塞検知装置。
【0007】
[2]
前記送液チューブを通して送液を実行する駆動部を有する、[1]に記載の閉塞検知装置。
【0008】
[3]
前記駆動部は、前記送液チューブを通して前記送液の実行と停止を繰り返す間欠駆動を行う、[2]に記載の閉塞検知装置。
【0009】
[4]
前記温度調節部は、前記駆動部の前記間欠駆動に同期して前記温度の調節の実行と停止を繰り返す、[3]に記載の閉塞検知装置。
【0010】
[5]
前記検知部は、前記駆動部の前記間欠駆動に同期して前記閉塞の検知の実行と停止を繰り返す、[3]又は[4]に記載の閉塞検知装置。
(【0011】以降は省略されています)

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