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公開番号2025084135
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2022057406
出願日2022-03-30
発明の名称画像処理装置、画像処理システム、画像表示方法、及び画像処理プログラム
出願人テルモ株式会社,株式会社ロッケン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61B 8/14 20060101AFI20250527BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】術者と操作者との間のコミュニケーションを円滑にする。
【解決手段】画像処理装置は、手術対象者の体内にある生体組織の構造をセンシングにより得られた情報を基に画像化した生体組織画像を含む手術支援画像を表示する第1領域と、前記第1領域における前記手術支援画像の表示を制御するための少なくとも1つの操作要素を表示する第2領域とを含む操作者画面を第1ディスプレイに表示させるとともに、前記第1領域における前記手術支援画像の表示に合わせて前記手術支援画像を表示する閲覧者画面を前記第1ディスプレイとは異なる第2ディスプレイに表示させ、入力機器を用いて前記操作者画面で行われるユーザ操作を受け付け、当該ユーザ操作が前記第1領域で行われているときは、当該ユーザ操作の表示を前記閲覧者画面に反映し、当該ユーザ操作が前記第2領域で行われているときは、当該ユーザ操作の表示を前記閲覧者画面に反映しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
手術対象者の体内にある生体組織の構造をセンシングにより得られた情報を基に画像化した生体組織画像を含む手術支援画像を表示する第1領域と、前記第1領域における前記手術支援画像の表示を制御するための少なくとも1つの操作要素を表示する第2領域とを含む操作者画面を第1ディスプレイに表示させるとともに、前記第1領域における前記手術支援画像の表示に合わせて前記手術支援画像を表示する閲覧者画面を前記第1ディスプレイとは異なる第2ディスプレイに表示させる画像処理装置であって、
入力機器を用いて前記操作者画面で行われるユーザ操作を受け付け、当該ユーザ操作が前記第1領域で行われているときは、当該ユーザ操作の表示を前記閲覧者画面に反映し、当該ユーザ操作が前記第2領域で行われているときは、当該ユーザ操作の表示を前記閲覧者画面に反映しない制御部を備える画像処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記ユーザ操作が前記第2領域で行われているときは、前記ユーザ操作が前記第2領域で行われていることを示す報知情報を前記閲覧者画面に表示する請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、2つ以上の設定項目を含む設定メニューを前記操作者画面に表示し、前記入力機器を用いて前記設定メニューから前記2つ以上の設定項目のいずれか1つを選択する操作を受け付けると、選択された設定項目に応じた1つ以上の操作要素を前記第2領域に表示し、前記ユーザ操作として、前記1つ以上の操作要素の操作を受け付けると、前記報知情報として、選択された設定項目を示す情報を前記閲覧者画面に表示する請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記少なくとも1つの操作要素として、2つ以上の操作要素を前記第2領域に表示し、前記ユーザ操作として、前記2つ以上の操作要素のいずれか1つの操作を受け付けると、前記報知情報として、操作されている操作要素を示す情報を前記閲覧者画面に表示する請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記入力機器は、ポインティングデバイスであり、
前記制御部は、前記ユーザ操作により移動可能な第1ポインタを前記操作者画面に表示し、前記第1ポインタが前記第1領域にあるときは、前記第1ポインタの移動に合わせて移動する第2ポインタを前記閲覧者画面に表示することで、前記ユーザ操作の表示を前記閲覧者画面に反映し、前記第1ポインタが前記第2領域にあるときは、前記閲覧者画面において前記第2ポインタを非表示にすることで、前記閲覧者画面への前記ユーザ操作の表示の反映を停止する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第1ポインタが前記第1領域にあるときでも、前記第1ポインタの位置が一定時間変化していないと判定すると、前記閲覧者画面において前記第2ポインタを非表示にする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記入力機器は、ポインティングデバイスであり、
前記制御部は、前記ユーザ操作により移動可能な第1ポインタを前記操作者画面に表示し、前記第1ポインタが前記第1領域にあるときは、前記第1ポインタの移動に合わせて移動する第2ポインタを前記閲覧者画面に表示することで、前記ユーザ操作の表示を前記閲覧者画面に反映し、前記第1ポインタが前記第2領域にあるときは、前記第2ポインタを、位置を固定して前記閲覧者画面に表示することで、前記閲覧者画面への前記ユーザ操作の表示の反映を停止する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記第1ポインタが前記第1領域にあるときでも、前記第1ポインタの位置が一定時間変化していないと判定すると、前記閲覧者画面において前記第2ポインタを非表示にする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記第2領域は、前記入力機器を用いて移動可能な、前記第1領域に重なることが許容されるフローティング領域を含み、
前記制御部は、前記操作者画面において前記フローティング領域が前記手術支援画像の少なくとも一部に重なっているときは、前記操作者画面において前記手術支援画像の当該少なくとも一部を非表示にするとともに、前記閲覧者画面において前記手術支援画像の当該少なくとも一部を表示し続ける請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記手術支援画像として前記第1領域に表示される画像と前記閲覧者画面に表示される画像とを前記センシングにより得られた同一の情報を基に別々にレンダリングする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置、画像処理システム、画像表示方法、及び画像処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被検体の画像情報を操作者用のモニタと術者用のモニタとに表示させ、操作者用のモニタに表示させる画像情報とは独立した画像情報を術者用のモニタに表示させる画像診断装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-275506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モニタのスクリーンサイズには、HD、NTSC、WXGA、及びシネマスコープなど、様々な種類がある。「HD」は、high definitionの略語である。「NTSC」は、National Television System Committeeの略語である。「WXGA」は、Wide Extended Graphics Arrayの略語である。HDの画面比率は、横幅が16、高さが9、すなわち、16:9である。NTSCの画面比率は、横幅が4、高さが3、すなわち、4:3である。WXGAの画面比率は、横幅が16、高さが10、すなわち、16:10である。シネマスコープの画面比率は、横幅が2.35、高さが1、すなわち、2.35:1である。
【0005】
血管造影室など、術者がカテーテル治療を行う部屋では、4:3のスクリーンサイズが採用されている事例が多い。一方、操作者がソフトウェア操作を行う部屋では、メニュー操作及び細かな設定を行うのに適した、16:9などの、より横長のスクリーンサイズを採用することが望ましい。しかし、術者側のモニタよりも横長のスクリーンサイズを操作者側のモニタに採用した場合、描画サイズが変わるため、術者側のモニタに操作者側の画面を表示させると、縦に圧縮された画面が表示されてしまうという課題が生じる。このような課題への対策として、術者側のモニタには術者にとって重要な情報のみを表示させることが考えられる。
【0006】
術者側のモニタに操作者側の画面が表示される場合、術者は、操作者側の画面上でどのような操作が行われているかを確認しながら、操作者と円滑にコミュニケーションをとることができる。これに対し、術者側のモニタに臨床上重要な情報のみが表示される場合、術者は、操作者側の画面上でどのような操作が行われているかを確認できず、操作者と円滑にコミュニケーションをとることが難しくなるおそれがある。
【0007】
本開示の目的は、術者と操作者との間のコミュニケーションを円滑にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様としての画像処理装置は、手術対象者の体内にある生体組織の構造をセンシングにより得られた情報を基に画像化した生体組織画像を含む手術支援画像を表示する第1領域と、前記第1領域における前記手術支援画像の表示を制御するための少なくとも1つの操作要素を表示する第2領域とを含む操作者画面を第1ディスプレイに表示させるとともに、前記第1領域における前記手術支援画像の表示に合わせて前記手術支援画像を表示する閲覧者画面を前記第1ディスプレイとは異なる第2ディスプレイに表示させる画像処理装置であって、入力機器を用いて前記操作者画面で行われるユーザ操作を受け付け、当該ユーザ操作が前記第1領域で行われているときは、当該ユーザ操作の表示を前記閲覧者画面に反映し、当該ユーザ操作が前記第2領域で行われているときは、当該ユーザ操作の表示を前記閲覧者画面に反映しない制御部を備える。
【0009】
一実施形態として、前記制御部は、前記ユーザ操作が前記第2領域で行われているときは、前記ユーザ操作が前記第2領域で行われていることを示す報知情報を前記閲覧者画面に表示する。
【0010】
一実施形態として、前記制御部は、2つ以上の設定項目を含む設定メニューを前記操作者画面に表示し、前記入力機器を用いて前記設定メニューから前記2つ以上の設定項目のいずれか1つを選択する操作を受け付けると、選択された設定項目に応じた1つ以上の操作要素を前記第2領域に表示し、前記ユーザ操作として、前記1つ以上の操作要素の操作を受け付けると、前記報知情報として、選択された設定項目を示す情報を前記閲覧者画面に表示する。
(【0011】以降は省略されています)

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