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公開番号
2025075131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186078
出願日
2023-10-31
発明の名称
薬剤投与装置
出願人
テルモ株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
A61M
5/315 20060101AFI20250508BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】操作手順ミスが生じたことをユーザに通知する通知制御部を備えた薬剤投与装置を提供する。
【解決手段】本開示に係る薬剤投与装置は、薬剤の投与に用いられるとともに、操作手順があらかじめ決められている薬剤投与装置であって、薬剤投与装置の状態を判定する状態判定部54と、ユーザによる操作手順ミスが生じたか否かを、状態判定部によって判定された状態の遷移の順序である遷移順序に基づいて判定する操作手順ミス判定部56と、操作手順ミスが生じた場合に、操作手順ミスが生じたことをユーザに通知するための制御を実行する通知制御部58と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
薬剤の投与に用いられるとともに、操作手順があらかじめ決められている薬剤投与装置であって、
薬剤投与装置の状態を判定する状態判定部と、
ユーザによる操作手順ミスが生じたか否かを、前記状態判定部によって判定された前記状態の遷移の順序である遷移順序に基づいて判定する操作手順ミス判定部と、
前記操作手順ミスが生じた場合に、前記操作手順ミスが生じたことを前記ユーザに通知するための制御を実行する通知制御部と、
を備える、薬剤投与装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の薬剤投与装置であって、
前記投与を行う前に前記薬剤の空打ちを行うことが前記操作手順には定められており、
前記操作手順ミス判定部は、前記遷移順序に基づいて、前記空打ちが行われたか否かを判定可能であるとともに、前記投与が行われたか否かを判定可能であり、
前記空打ちが行われることなく前記投与が行われた場合、前記操作手順ミス判定部は、前記操作手順ミスが生じたと判定する、薬剤投与装置。
【請求項3】
請求項2に記載の薬剤投与装置であって、
前記空打ちが行われることなく前記投与が行われた場合、前記通知制御部は、前記空打ちが行われることなく前記投与が行われたことを前記ユーザに通知するための制御を実行する、薬剤投与装置。
【請求項4】
請求項3に記載の薬剤投与装置であって、
前記空打ちが行われることなく前記投与が所定回数以上行われた場合、前記通知制御部は、前記空打ちが行われることなく前記投与が行われたことを前記ユーザに通知するための制御を実行する、薬剤投与装置。
【請求項5】
請求項1に記載の薬剤投与装置であって、
前記薬剤の誤投与を防止するためのロック機構を解除する前に前記薬剤の投与量を設定するための投与量設定操作を行うことが、前記操作手順には定められており、
前記操作手順ミス判定部は、前記ロック機構が解除される前に前記投与量設定操作が行われたか否かを、前記遷移順序に基づいて判定可能であり、
前記ロック機構が解除される前に前記投与量設定操作が行われなかった場合、前記操作手順ミス判定部は、前記操作手順ミスが生じたと判定する、薬剤投与装置。
【請求項6】
請求項5に記載の薬剤投与装置であって、
前記ロック機構が解除される前に前記投与量設定操作が行われなかった場合、前記通知制御部は、前記ロック機構が解除される前に前記投与量設定操作が行われなかったことを前記ユーザに通知するための制御を実行する、薬剤投与装置。
【請求項7】
請求項1に記載の薬剤投与装置であって、
前記薬剤の残量がゼロになるまで前記投与を継続することが、前記操作手順には定められており、
前記操作手順ミス判定部は、前記残量がゼロになる前に前記投与が中断されたか否かを、前記遷移順序に基づいて判定可能であり、
前記残量がゼロになる前に前記投与が中断された場合、前記操作手順ミス判定部は、前記操作手順ミスが生じたと判定する、薬剤投与装置。
【請求項8】
請求項7に記載の薬剤投与装置であって、
前記残量がゼロになる前に前記投与が中断された場合、前記通知制御部は、前記残量がゼロになる前に前記投与が中断されたことを前記ユーザに通知するための制御を実行する、薬剤投与装置。
【請求項9】
請求項1に記載の薬剤投与装置であって、
前記薬剤は、前記薬剤投与装置に備えられる注射針と、前記薬剤を投与される部位である投与対象部位とを接触させた接触状態で投与され、
前記投与が行われた後も前記接触状態を所定時間以上維持することが、前記操作手順には定められており、
前記操作手順ミス判定部は、前記薬剤が投与された後における前記注射針と前記投与対象部位との接触継続時間が前記所定時間に達したか否かを、前記遷移順序に基づいて判定可能であり、
前記接触継続時間が前記所定時間に達しなかった場合、前記操作手順ミス判定部は、前記操作手順ミスが生じたと判定する、薬剤投与装置。
【請求項10】
請求項9に記載の薬剤投与装置であって、
前記接触継続時間が前記所定時間に達しなかった場合、前記通知制御部は、前記接触継続時間が前記所定時間に達しなかったことを前記ユーザに通知するための制御を実行する、薬剤投与装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、薬剤投与装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、薬剤投与装置である注射ペンが開示される。特許文献1に記載された注射ペンでは、ユーザが行う特定の操作に応じて、特定の音声信号が発せられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5253157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
より良好な薬剤投与装置が望まれている。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、薬剤の投与に用いられるとともに、操作手順があらかじめ決められている薬剤投与装置であって、薬剤投与装置の状態を判定する状態判定部と、ユーザによる操作手順ミスが生じたか否かを、前記状態判定部によって判定された前記状態の遷移の順序である遷移順序に基づいて判定する操作手順ミス判定部と、前記操作手順ミスが生じた場合に、前記操作手順ミスが生じたことを前記ユーザに通知するための制御を実行する通知制御部と、を備える、薬剤投与装置である。
【0007】
これにより、誤操作防止に資する薬剤投与装置が提供される。すなわち、より良好な薬剤投与装置が提供される。
【0008】
(2)上記の項目(1)に記載の薬剤投与装置であって、前記投与を行う前に前記薬剤の空打ちを行うことが前記操作手順には定められており、前記操作手順ミス判定部は、前記遷移順序に基づいて、前記空打ちが行われたか否かを判定可能であるとともに、前記投与が行われたか否かを判定可能であり、前記空打ちが行われることなく前記投与が行われた場合、前記操作手順ミス判定部は、前記操作手順ミスが生じたと判定する、薬剤投与装置でもよい。
【0009】
これにより、空打ちが行われることなく薬剤の投与が行われた場合に、操作手順ミスが生じたことがユーザに通知される。
【0010】
(3)上記の項目(2)に記載の薬剤投与装置であって、前記空打ちが行われることなく前記投与が行われた場合、前記通知制御部は、前記空打ちが行われることなく前記投与が行われたことを前記ユーザに通知するための制御を実行する、薬剤投与装置でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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