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公開番号2025082041
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195251
出願日2023-11-16
発明の名称医療機器
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61M 5/142 20060101AFI20250521BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】充電ポートを備える機器本体が生体表面上に装着されている状態で充電されることを抑制可能な医療機器を提供する。
【解決手段】本開示に係る医療機器は、生体表面上に貼付可能なベース体と、前記ベース体に着脱可能であり、充電池を内蔵している機器本体と、を備え、前記機器本体は、外部の電源と電気的に接続可能な充電ポートを備え、前記機器本体の前記充電ポートは、前記機器本体が前記ベース体に装着されている装着状態で、前記ベース体により覆われている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
生体表面上に貼付可能なベース体と、
前記ベース体に着脱可能であり、充電池を内蔵している機器本体と、を備え、
前記機器本体は、外部の電源と電気的に接続可能な充電ポートを備え、
前記機器本体の前記充電ポートは、前記機器本体が前記ベース体に装着されている装着状態で、前記ベース体により覆われている、医療機器。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記ベース体は、
前記生体表面上に貼付可能な下面を備えるベース板部と、
前記ベース板部の前記下面とは反対側の上面から前記ベース板部の厚み方向に立ち上がる側板部と、を備え、
前記機器本体の前記充電ポートは、前記装着状態で、前記ベース体の前記側板部、及び、前記ベース体の前記ベース板部の前記上面、の少なくとも一方により覆われている、請求項1に記載の医療機器。
【請求項3】
前記機器本体は、前記ベース板部の延在方向に沿う所定の装着方向に移動させることにより、前記ベース体に装着可能であり、
前記機器本体の前記充電ポートは、前記装着状態で、前記ベース体の前記側板部のうち前記装着方向と対向する対向壁部により覆われている、請求項2に記載の医療機器。
【請求項4】
前記機器本体は、前記ベース板部の延在方向に沿う所定の装着方向に移動させることにより、前記ベース体に装着可能であり、
前記機器本体の前記充電ポートは、前記装着状態で、前記ベース体の前記側板部のうち前記装着方向に沿って延在する並行壁部により覆われている、請求項2に記載の医療機器。
【請求項5】
前記機器本体の前記充電ポートは、前記装着状態で、前記ベース体の前記ベース板部の前記上面により覆われている、請求項2に記載の医療機器。
【請求項6】
前記ベース体及び前記機器本体の少なくとも一方は、前記装着状態で、前記充電ポートの周囲を取り囲むように、前記ベース体及び前記機器本体の他方との間をシールするシール部を備える、請求項1から5のいずれか1つに記載の医療機器。
【請求項7】
前記機器本体は、
ディスポーザブル部と、
前記ディスポーザブル部を着脱可能であり、前記充電池を保持するリユーザブル部と、を備え、
前記充電ポートは、前記リユーザブル部に設けられている、請求項1から5のいずれか1つに記載の医療機器。
【請求項8】
前記ベース体は、生体に穿刺可能なカニューレを備え、
前記ディスポーザブル部は、
薬液を収容可能であり、前記装着状態で前記カニューレと連通するリザーバと、
前記装着状態で、前記リザーバが収容する前記薬液を前記カニューレに送液可能な送液部と、を備え、
前記ディスポーザブル部の前記送液部は、前記リユーザブル部の前記充電池から供給される電力により駆動可能である、請求項7に記載の医療機器。
【請求項9】
前記ディスポーザブル部及び前記リユーザブル部の少なくとも一方は、前記リユーザブル部の前記充電ポートと、前記ディスポーザブル部の前記リザーバ及び前記送液部との間を仕切る、仕切壁部を備える、請求項8に記載の医療機器。
【請求項10】
前記リユーザブル部は、
前記充電池と前記充電ポートとを電気的に接続する充電回路と、
前記充電池及び前記充電回路を内部に収容するハウジングと、を備え、
前記充電ポートは、前記ハウジングの外部に露出し、前記ハウジングの内部の前記充電回路と電気的に接続されている接続端子を備える、請求項7に記載の医療機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は医療機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、生体表面上に装着されて使用される医療機器が知られている。特許文献1には、この種の医療機器としての装着型注入ポンプアセンブリが記載されている。
【0003】
特許文献1に記載の装着型注入ポンプアセンブリは、機械制御アセンブリを含む再利用可能な筐体アセンブリと、注入可能な流体を受容する貯留部を含む、使い捨て筐体アセンブリと、を備えている。また、特許文献1には、筐体アセンブリが、再充電可能バッテリアセンブリを含んでよいことが記載されている。更に、特許文献1には、筐体アセンブリに装着されることで、筐体アセンブリを充電可能な、専用のバッテリ充電器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2011-508637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の装着型注入ポンプアセンブリでは、筐体アセンブリの充電のために、筐体アセンブリに装着される専用のバッテリ充電器が必要であり、筐体アセンブリの充電を実行するための構成の簡素化の観点では、依然として改善の余地がある。
【0006】
これに対して、充電池を備える機器本体に充電ポートを設け、例えば商用電源等の電源と充電ポートとを、充電ケーブルにより直接接続することにより、機器本体の充電池を充電することが考えられる。しかしながら、機器本体に充電ポートが設けられている場合、機器本体が生体表面上に装着されている状態で、充電ポートを介して充電池の充電が実行され得る。機器本体が生体表面上に装着されている状態で充電が実行されると、生体に電気的な影響が及ぶおそれがあり、好ましくない。
【0007】
本開示は、充電ポートを備える機器本体が生体表面上に装着されている状態で充電されることを抑制可能な医療機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様としての医療機器は、
(1)
生体表面上に貼付可能なベース体と、
前記ベース体に着脱可能であり、充電池を内蔵している機器本体と、を備え、
前記機器本体は、外部の電源と電気的に接続可能な充電ポートを備え、
前記機器本体の前記充電ポートは、前記機器本体が前記ベース体に装着されている装着状態で、前記ベース体により覆われている、医療機器、である。
【0009】
本開示の1つの実施形態としての医療機器は、
(2)
前記ベース体は、
前記生体表面上に貼付可能な下面を備えるベース板部と、
前記ベース板部の前記下面とは反対側の上面から前記ベース板部の厚み方向に立ち上がる側板部と、を備え、
前記機器本体の前記充電ポートは、前記装着状態で、前記ベース体の前記側板部、及び、前記ベース体の前記ベース板部の前記上面、の少なくとも一方により覆われている、上記(1)に記載の医療機器、である。
【0010】
本開示の1つの実施形態としての医療機器は、
(3)
前記機器本体は、前記ベース板部の延在方向に沿う所定の装着方向に移動させることにより、前記ベース体に装着可能であり、
前記機器本体の前記充電ポートは、前記装着状態で、前記ベース体の前記側板部のうち前記装着方向と対向する対向壁部により覆われている、上記(2)に記載の医療機器、である。
(【0011】以降は省略されています)

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