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公開番号
2025075709
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187075
出願日
2023-10-31
発明の名称
洗濯機
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
D06F
33/32 20200101AFI20250508BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】回転槽を逆回転させる前に位置エネルギを効果的に蓄積する。
【解決手段】回転槽4は、鉛直方向と交差する回転軸線Jを中心に回転可能であり、洗濯物Wが投入される。モータ12は、回転槽4を回転駆動させる。制御部15は、回転槽4の回転を開始する起動制御において、回転槽4を予め定められた回転方向に回転させるためのトルクが停止状態の回転槽4に加えられるようにモータ12を制御する第1処理と、第1処理の開始後に、回転槽4の回転速度RVが第1回転速度RV1に到達する前に回転槽4の回転加速度RAが閾値RAth以下になると、回転槽4が逆回転するようにモータ12を制御する第2処理とを行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
鉛直方向と交差する回転軸線を中心に回転可能であり、洗濯物が投入される回転槽と、
前記回転槽を回転駆動させるモータと、
前記回転槽の回転を開始する起動制御を行う制御部とを備え、
前記制御部は、前記起動制御において、
前記回転槽を予め定められた回転方向に回転させるためのトルクが停止状態の前記回転槽に加えられるように前記モータを制御する第1処理と、
前記第1処理の開始後に、前記回転槽の回転速度が予め定められた第1回転速度に到達する前に前記回転槽の回転加速度が予め定められた閾値以下になると、前記回転槽が逆回転するように前記モータを制御する第2処理とを行う
洗濯機。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
請求項1の洗濯機において、
前記制御部は、前記第2処理が開始されると、前記回転槽を逆方向に回転させるために前記回転槽に加えられるトルクが所定トルクになるように前記モータを制御する
洗濯機。
【請求項3】
請求項2の洗濯機において、
前記制御部は、前記第2処理において、前記回転槽の回転速度が所定回転速度に到達すると、前記回転槽の回転速度が予め定められた第2回転速度になるように前記モータを制御する
洗濯機。
【請求項4】
請求項1の洗濯機において、
前記制御部は、前記起動制御において、前記起動制御を終了するための終了条件が成立するまで、前記第2処理を繰り返し行う
洗濯機。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1つの洗濯機において、
前記制御部は、前記第1処理において、前記回転槽の回転加速度が前記閾値以下になる前に前記回転槽の回転速度が前記第1回転速度に到達すると、前記起動制御を終了する
洗濯機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ここに開示する技術は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、洗濯物が投入されたドラムをモータにより所定の方向に回転させるドラム動作を行う洗濯機の制御方法が開示されている。この洗濯機の制御方法では、ドラム動作が実行される前に観察動作が行われ、観察動作に続いて加速動作が行われる。観察動作では、予め設定された観察基準角度まで、ドラム動作に設定された方向とは逆方向に、静止状態のドラムを回転させる。加速動作では、予め設定された加速基準角度まで、ドラム動作に設定された方向と同じ方向に、ドラムを回転させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2012/0124756号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
洗濯機のドラム内の洗濯物の状態や重量などによって、ドラムの負荷(負荷トルク)が変化する。そのため、特許文献1の観察動作のように、単に、観察角度までドラムを回転させるだけでは、ドラムと洗濯物とを含む回転系に位置エネルギを効果的に蓄積することができず、位置エネルギを利用したトルク(観察動作における回転方向の逆方向にドラムを回転させるトルク)を効果的に得ることができない場合がある。
【0005】
そこで、ここに開示する技術は、回転槽を逆回転させる前に位置エネルギを効果的に蓄積することが可能な洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示する技術は、洗濯機に関する。この洗濯機は、鉛直方向と交差する回転軸線を中心に回転可能であり、洗濯物が投入される回転槽と、前記回転槽を回転駆動させるモータと、前記回転槽の回転を開始する起動制御を行う制御部とを備える。前記制御部は、前記起動制御において、前記回転槽を予め定められた回転方向に回転させるためのトルクが前記回転槽に加えられるように前記モータを制御する第1処理と、前記第1処理の開始後に、前記回転槽の回転速度が予め定められた第1回転速度に到達する前に前記回転槽の回転加速度が予め定められた閾値以下になると、前記回転槽が逆回転するように前記モータを制御する第2処理とを行う。
【発明の効果】
【0007】
ここに開示する技術によれば、回転槽を逆回転させる前に回転槽と洗濯物とを含む回転系に位置エネルギを効果的に蓄積することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の洗濯機の構成を例示する概略図である。
洗濯機の運転動作の流れを例示するフローチャートである。
回転槽の負荷について説明するための概略図である。
起動制御の流れを例示するフローチャートである。
起動制御における処理タイミングを例示するタイミングチャートである。
実施形態の変形例の起動制御の流れを例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施の形態を詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
【0010】
(実施形態)
図1は、実施形態の洗濯機1の構成を例示する。この例では、洗濯機1は、ドラム式の洗濯機である。また、洗濯機1は、全自動式洗濯機であり、洗い、濯ぎ、脱水などの工程からなる一連の洗濯処理が、自動的に実行できるように構成される。洗濯機1は、筐体2と、固定槽3と、回転槽4と、給水装置5と、排水ポンプ6と、駆動ユニット10と、制御部15とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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