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公開番号2025074901
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023186025
出願日2023-10-30
発明の名称スコップ
出願人個人
代理人弁理士法人エピファニー特許事務所
主分類A01B 1/02 20060101AFI20250507BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】嵩張ることを回避することができるスコップを提供することを目的としている。
【解決手段】前記折畳状態では、前記第1及び第2連結部が折り曲げられて前記第1面部と前記第2面部とが前記収容可能状態のときよりも近づきつつ平板状になっており、且つ、前記掬い部が平板状になっており、前記収容可能状態では、前記第1及び第2連結部が伸展して前記第1面部と前記第2面部が筒状をなし、且つ、前記掬い部が湾曲している又は折り曲がっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
掬い部及び把持部を備えたスコップであって、
前記スコップは、折畳状態及び収容可能状態に変形可能に構成され、
前記掬い部は、前記把持部から突き出すように設けられ、
前記把持部は、第1及び第2連結部と、第1及び第2面部とを有し、
前記第1面部と前記第2面部とは、対向するように設けられ、
前記第1面部の一端部と前記第2面部の一端部は、第1連結部で連結し、
前記第1面部の他端部と前記第2面部の他端部は、第2連結部で連結し、
前記第1及び第2連結部は、前記掬い部側から前記把持部側へ延びており、且つ、折り曲げ可能に形成され、
前記折畳状態では、前記第1及び第2連結部が折り曲げられて前記第1面部と前記第2面部とが前記収容可能状態のときよりも近づきつつ平板状になっており、且つ、前記掬い部が平板状になっており、
前記収容可能状態では、前記第1及び第2連結部が伸展して前記第1面部と前記第2面部が筒状をなし、且つ、前記掬い部が湾曲している又は折り曲がっている、スコップ。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
請求項1に記載のスコップであって、
板状の底部を更に備え、
前記底部は、第1及び第2板状部と、折曲部とを有し、
前記第1板状部は、前記第1面部に連結しており、
前記第2板状部は、前記第2面部に連結しており、
前記折曲部は、前記第1板状部及び前記第2板状部に連結し、且つ、折り曲げ可能に形成され、且つ、前記第1連結部側から前記第2連結部側へ延びている、スコップ。
【請求項3】
請求項2に記載のスコップであって、
前記折曲部はミシン目状に形成されている、スコップ。
【請求項4】
請求項1~請求項3の何れか1つに記載のスコップであって、
前記第1及び第2連結部は、前記スコップの長手方向を基準としたとき、0度以上、3度以下の角度をなしている、スコップ。
【請求項5】
請求項1~請求項3の何れか1つに記載のスコップであって、
前記スコップは、1枚の板状の基材から構成されている、スコップ。
【請求項6】
請求項5に記載のスコップであって、
前記基材は、無機物質及び樹脂の混合材料、パルプ、樹脂材料、又は、金属材料で構成され、
前記無機物質は、重量比において、前記樹脂よりも大きく、
前記樹脂材料は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、又は、PET樹脂である、スコップ。
【請求項7】
請求項6に記載のスコップであって、
前記基材は、その厚みが0.2mm以上、1.5mm以下である、スコップ。
【請求項8】
請求項7に記載のスコップであって、
前記スコップは、前記折畳状態において、最も厚い部分の厚みが、6mm以下である、スコップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スコップに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
園芸等において、例えば土や肥料等を園芸容器(例えば、鉢)に入れる際に、スコップが用いられることがある(例えば、特許文献1参照)。ここで、スコップは、横幅が大きいことがあり、園芸容器に土等を入れようとすると、鉢からこぼれてしまうことがある。このため、例えば、園芸等においては、土入れといった筒状の園芸道具が用いられることがあり、ユーザは、土入れを用いることで、より確実に土等を園芸容器に入れることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-120591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば園芸用の土入れは、筒状に構成されており、例えば、搬送時や保管時等において嵩張るという課題がある。
【0005】
本発明では上記事情を鑑み、嵩張ることを回避することができるスコップを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明によれば、掬い部及び把持部を備えたスコップであって、前記スコップは、折畳状態及び収容可能状態に変形可能に構成され、前記掬い部は、前記把持部から突き出すように設けられ、前記把持部は、第1及び第2連結部と、第1及び第2面部とを有し、前記第1面部と前記第2面部とは、対向するように設けられ、前記第1面部の一端部と前記第2面部の一端部は、第1連結部で連結し、前記第1面部の他端部と前記第2面部の他端部は、第2連結部で連結し、前記第1及び第2連結部は、前記掬い部側から前記把持部側へ延びており、且つ、折り曲げ可能に形成され、前記折畳状態では、前記第1及び第2連結部が折り曲げられて前記第1面部と前記第2面部とが前記収容可能状態のときよりも近づきつつ平板状になっており、且つ、前記掬い部が平板状になっており、前記収容可能状態では、前記第1及び第2連結部が伸展して前記第1面部と前記第2面部が筒状をなし、且つ、前記掬い部が湾曲している又は折り曲がっている、スコップが提供される。
【0007】
本発明によれば、スコップは、折畳状態及び収容可能状態に変形可能に構成されている。
ここで、折畳状態では、第1及び第2連結部が折り曲げられて第1面部と第2面部とが前記収容可能状態のときよりも近づきつつ平板状になっており、且つ、掬い部が平板状になっている、嵩張ることを回避することができる。
また、ユーザが、使用時には、折畳状態から収容可能状態へ変形することで、第1及び第2連結部が伸展して第1面部と第2面部が筒状をなし、且つ、掬い部が湾曲又は折り曲がっているため、ユーザは、適切に土等を掬ってスコップ内に土等を収容することが可能である。
【0008】
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
【0009】
[2]好ましくは、[1]に記載のスコップであって、板状の底部を更に備え、前記底部は、第1及び第2板状部と、折曲部とを有し、前記第1板状部は、前記第1面部に連結しており、前記第2板状部は、前記第2面部に連結しており、前記折曲部は、前記第1板状部及び前記第2板状部に連結し、且つ、折り曲げ可能に形成され、且つ、前記第1連結部側から前記第2連結部側へ延びている、スコップが提供される。
[3]好ましくは、[2]に記載のスコップであって、前記折曲部はミシン目状に形成されている、スコップが提供される。
[4]好ましくは、[1]~[3]の何れか1つに記載のスコップであって、前記第1及び第2連結部は、前記スコップの長手方向を基準としたとき、0度以上、3度以下の角度をなしている、スコップが提供される。
[5]好ましくは、[1]~[3]の何れか1つに記載のスコップであって、前記スコップは、1枚の板状の基材から構成されている、スコップが提供される。
[6]好ましくは、[5]に記載のスコップであって、前記基材は、無機物質及び樹脂の混合材料、パルプ、樹脂材料、又は、金属材料で構成され、前記無機物質は、重量比において、前記樹脂よりも大きく、前記樹脂材料は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、又は、PET樹脂である、スコップが提供される。
[7]好ましくは、[6]に記載のスコップであって、前記基材は、その厚みが0.2mm以上、1.5mm以下である、スコップが提供される。
[8]好ましくは、[7]に記載のスコップであって、前記スコップは、前記折畳状態において、最も厚い部分の厚みが、6mm以下である、スコップが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係るスコップ100を左正面側から見た斜視図である。
図2は、実施形態に係るスコップ100を右正面側から見た斜視図である。
図3は、実施形態に係るスコップ100を背面側(底面側)から見た斜視図である。
図4は、実施形態に係るスコップ100の展開図である。
図5Aは、実施形態に係るスコップ100の折畳状態における上面図である。図5Bは、図5Aに示すA-A線の位置における、スコップ100の折り畳み途中の状態を示す端面図である。図5Cは、図5Bの状態から更にスコップ100を押し込み、折畳状態となっているスコップ100の端面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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