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公開番号
2025074768
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185793
出願日
2023-10-30
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20250507BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 印刷物の欠陥の検出精度を向上させる。
【解決手段】画像処理装置は、印刷物をスキャンして得られる検査画像と検査の基準となる基準画像とに基づいて、前記印刷物の欠陥を検出する検査手段と、前記検出された欠陥の種別と前記検出された欠陥の位置との少なくとも一方に基づいて、未検出欠陥に対応する領域を推定する推定手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷物をスキャンして得られる検査画像と検査の基準となる基準画像とに基づいて、前記印刷物の欠陥を検出する検査手段と、
前記検出された欠陥の種別と前記検出された欠陥の位置との少なくとも一方に基づいて、未検出欠陥に対応する領域を推定する推定手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記推定手段は、前記検査手段の欠陥の検査に用いられる第1検査レベルと異なる第2検査レベルに基づいて、前記未検出欠陥に対応する領域を検査する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記推定手段は、前記検出された欠陥が断続的に発生する種別の欠陥であると判定した場合、前記検出された欠陥を含む前記印刷物の搬送方向と記録方向との少なくとも一方の方向に基づいて、前記未検出欠陥に対応する領域を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記推定手段は、同じ前記搬送方向と前記記録方向とのいずれか一の方向上で検出された前記欠陥を含む印刷物の個数が所定の個数以上であると判定した場合、前記検出された欠陥を含む前記印刷物と同じ前記搬送方向及び前記記録方向に沿った線分上を前記未検出欠陥に対応する領域と推定する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記推定手段は、前記検出された欠陥を含む印刷物の個数が3個以上の場合、前記欠陥に関する位置に囲まれる領域を前記未検出欠陥に対応する領域と推定する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記検査手段による検査結果、及び、前記推定手段による推定結果に基づいて、前記印刷物を再印刷するための再印刷ジョブを作成する再印刷ジョブ作成手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記再印刷ジョブ作成手段は、前記印刷物が再印刷される印刷用紙の用紙長が、前記印刷物の再印刷に必要な用紙長に足りないと判定した場合、当該足りない旨を報知する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記欠陥を含む前記印刷物と、前記未検出欠陥を含む前記印刷物とを識別可能に表示させる欠陥提示手段を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記欠陥提示手段は、前記第2検査レベルに関する情報を表示させる
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記欠陥提示手段は、前記第2検査レベルを変更させる画面を表示させる
ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷業において、印刷物に欠陥がなく、問題のない品質であることを保証するために、印刷物の欠陥を検品する作業が行われる。近年では検品作業の自動化技術も開発されている。印刷物の検品方法は、品質の基準となる画像データ(以下、基準画像と記載)と、印刷物をセンサーなどで撮像して得た検査対象の画像データ(以下、検査画像と記載)の2種類の画像データの差分を用いて検品する。また、基準画像は、印刷時に作成されるRIP(Raster Image Processor)データを用いて作成する画像データもしくは、複数の印刷物をスキャン及び合成して作成する画像データが用いられる。
【0003】
検品作業の現場では、検出する欠陥を制御するため、複数の検査レベルの中から特定の検査レベルを作業者が設定し、検出された欠陥を目視で最終的に確認する場合が多い。検品処理としては、検査レベルに対応した閾値を用いて、差分から欠陥を抽出するため、設定した検査レベルの閾値を少しでも超えない欠陥は、欠陥がないものとして扱われる。
【0004】
これに対し、特許文献1では、検査対象の印刷物を最高の検査レベルも含め、複数の検査レベルで検品し、検査レベル毎に作業者に検査結果を提示する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-92826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術では、複数の検査レベルで検査した場合であっても一部の欠陥を検出できない場合があり、欠陥の検出精度を向上させることが難しい。
【0007】
そこで本発明は、印刷物の欠陥の検出精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題を解決するため、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、印刷物をスキャンして得られる検査画像と検査の基準となる基準画像とに基づいて、前記印刷物の欠陥を検出する検査手段と、
前記検出された欠陥の種別と前記検出された欠陥の位置との少なくとも一方に基づいて、未検出欠陥に対応する領域を推定する推定手段と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、印刷物の欠陥の検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
欠陥及び未検出欠陥を説明するための複数の印刷物の模式図。
プリントヘッドに付着するインク滴によって発生する欠陥を説明する断面図。
プリントヘッドに付着したインク滴によって印刷用紙上に生じる欠陥の模式的な平面図。
不吐出ノズルを説明する断面図。
不吐出ノズルにより発生する欠陥の模式的な平面図。
第1の実施形態における画像処理装置を含む印刷システム全体の構成図。
第1の実施形態における画像処理装置の機能を示すブロック図。
第1の実施形態における画像処理装置が実行する検品処理のフローチャート。
第1の実施形態における未検出欠陥の印刷物などを表示するUIの例を示す図。
S805の未検出欠陥の推定処理のフローチャート。
S1001の欠陥の情報取得処理のフローチャート。
不吐スジとスジの判定処理の説明図。
S1008の未検出欠陥の推定処理のフローチャート。
未検出欠陥の領域の特定方法と未検出欠陥を判定する方法の説明図。
第1の実施形態の第1変形例の画像処理装置の機能を示すブロック図。
再印刷範囲の確認と編集を行うUIの例を示す図。
第1変形例の検品処理のフローチャート。
再印刷時の警告メッセージの表示例を示す図。
第2の実施形態における検品処理のフローチャート。
第2の実施形態における未検出欠陥の印刷物を表示するUIの例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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