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公開番号2025074704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185705
出願日2023-10-30
発明の名称パウチ
出願人東洋製罐株式会社
代理人弁理士法人平和国際特許事務所
主分類B65D 33/00 20060101AFI20250507BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】把持する時に使用者に痛みを覚えさせることを抑制するパウチを提供すること。
【解決手段】注出部50は、パウチ10の左右方向中央よりも第1サイドシール11側、かつ、パウチ10の上下方向中央よりも上方側の位置に設けられ、第2サイドシール12は、単一の直線部から成る内縁部および外縁部を有したシール基部12aと、シール基部12aの内縁部から左右方向内側に向けて凸状に突出した制御シール部12bを有し、表側フィルム20および裏側フィルム30の少なくとも一方の第2サイドシール側領域22、32には、制御シール部12bの左右方向における側方において、下方側から上方側に向けて延びる、パウチ外側に凸状の山折加工部22a、32aが形成されているパウチ10。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表側フィルムおよび裏側フィルムを熱溶着した第1サイドシールおよび第2サイドシールと、注出部とを備えたパウチであって、
前記注出部は、前記パウチの左右方向中央よりも前記第1サイドシール側、かつ、前記パウチの上下方向中央よりも上方側の位置に設けられ、
前記第2サイドシールは、単一の直線部から成る内縁部および外縁部を有したシール基部と、前記シール基部の前記内縁部から左右方向内側に向けて凸状に突出した制御シール部とを有し、
前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムは、左右方向中央よりも前記第2サイドシール側の第2サイドシール側領域を有し、
前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムの少なくとも一方の前記第2サイドシール側領域には、前記制御シール部の左右方向における側方において、下方側から上方側に向けて延びる、パウチ外側に凸状の山折加工部が形成されていることを特徴とするパウチ。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記制御シール部は、内容液を充填した未開封状態の前記パウチを、パウチ頂部を上方側に向けた状態にした時に、前記内容液の液面よりも下方側に位置する箇所に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパウチ。
【請求項3】
前記山折加工部は、前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムの前記第2サイドシール側領域にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパウチ。
【請求項4】
前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムは、左右方向中央よりも前記第1サイドシール側の第1サイドシール側領域を有し、
前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムの少なくとも一方の前記第1サイドシール側領域には、下方側から上方側に向けて延びる、パウチ外側に凸状の山折加工部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパウチ。
【請求項5】
前記制御シール部は、前記第2サイドシールに連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパウチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、注出部を備えたパウチに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、液体洗剤等の内容液を収容する容器として、表側フィルムおよび裏側フィルムを熱溶着した第1サイドシールおよび第2サイドシールと注出部とを備えたパウチを用いることが公知である(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-079982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなパウチでは、例えば、一方の手で詰め替え先の容器を支えつつ他方の手で詰め替え内容液を収容したパウチを持ち上げる場合等、片手でパウチを操作することを要求されることがあることから、本出願人は、片手で操作することが容易なパウチの開発を進めている。
ところが、パウチのサイズ等によっては、使用者が片手でパウチを把持しようとすると、サイドシールの外側エッジが使用者の手のひらに当たり、使用者に痛みを覚えさせてしまうことがあり、この点で改善が求められている。
【0005】
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、把持する時に使用者に痛みを覚えさせることを抑制するパウチを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、表側フィルムおよび裏側フィルムを熱溶着した第1サイドシールおよび第2サイドシールと、注出部とを備えたパウチであって、前記注出部は、前記パウチの左右方向中央よりも前記第1サイドシール側、かつ、前記パウチの上下方向中央よりも上方側の位置に設けられ、前記第2サイドシールは、単一の直線部から成る内縁部および外縁部を有したシール基部と、前記シール基部の前記内縁部から左右方向内側に向けて凸状に突出した制御シール部とを有し、前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムは、左右方向中央よりも前記第2サイドシール側の第2サイドシール側領域を有し、前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムの少なくとも一方の前記第2サイドシール側領域には、前記制御シール部の左右方向における側方において、下方側から上方側に向けて延びる、パウチ外側に凸状の山折加工部が形成されていることにより、前記課題を解決するものである。
上記のパウチでは、前記制御シール部は、内容液を充填した未開封状態の前記パウチを、パウチ頂部を上方側に向けた状態にした時に、前記内容液の液面よりも下方側に位置する箇所に形成されていてもよい。
上記いずれかのパウチでは、前記山折加工部は、前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムの前記第2サイドシール側領域にそれぞれ形成されていてもよい。
上記いずれかのパウチでは、前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムは、左右方向中央よりも前記第1サイドシール側の第1サイドシール側領域を有し、前記表側フィルムおよび前記裏側フィルムの少なくとも一方の前記第1サイドシール側領域には、下方側から上方側に向けて延びる、パウチ外側に凸状の山折加工部が形成されていてもよい。
上記いずれかのパウチでは、前記制御シール部は、前記第2サイドシールに連続して形成されていてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、簡素な構成で、把持する時に使用者に痛みを覚えさせることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るパウチを示す説明図。
図1のII-II線位置におけるパウチの断面図。
パウチの使用態様の一例を示す説明図。
パウチを第2サイドシール側から見て示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の一実施形態に係るパウチ10について、図面に基づいて説明する。
【0010】
まず、パウチ10は、図1に示すように、重ねた表側フィルム20および裏側フィルム30(およびマチ用フィルム40)を所定箇所で熱溶着することで袋状に形成され、その内部に収容された詰替え用の液体洗剤等の内容液を注出部50を通じて注出するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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