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公開番号2025074571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185472
出願日2023-10-30
発明の名称移植機
出願人三菱マヒンドラ農機株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250507BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】メンテナンス性を向上した移植機を提供する。
【解決手段】走行機体と、走行機体の後方に配置されると共に走行機体に支持される植付作業機と、を備え、走行しながら植付作業機によって圃場へ苗を移植する移植機において、作業者が着座する運転席と、運転席の前方に配置され、燃料残量を表示する燃料表示を含む表示パネルと、運転席の前方に配置され、走行機体を操向操作するステアリングホイールと、走行機体に設けられ、表示パネルの後方かつステアリングホイールの下方に配置されるメンテナンス開口と、メンテナンス開口を開閉可能な蓋部と、エンジンを冷却するためのラジエータと、ラジエータに冷却水を補給するための給水口と、を備える。給水口は、メンテナンス開口に対向するように配置されている。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
走行機体と、前記走行機体の後方に配置されると共に前記走行機体に支持される植付作業機と、を備え、走行しながら前記植付作業機によって圃場へ苗を移植する移植機において、
作業者が着座する運転席と、
前記運転席の前方に配置され、燃料残量を表示する燃料表示を含む表示パネルと、
前記運転席の前方に配置され、前記走行機体を操向操作するステアリングホイールと、
前記走行機体に設けられ、前記表示パネルの後方かつ前記ステアリングホイールの下方に配置されるメンテナンス開口と、
前記メンテナンス開口を開閉可能な蓋部と、
エンジンを冷却するためのラジエータと、
前記ラジエータに冷却水を補給するための給水口と、を備え、
前記給水口は、前記メンテナンス開口に対向するように配置されている、
ことを特徴とする移植機。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記表示パネルは、平面視において前記ステアリングホイールに重ならないように、前記ステアリングホイールの前方に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の移植機。
【請求項3】
前記エンジンを覆う閉位置と、前記エンジンを開放する開位置と、に回動軸を中心に回動可能に支持されるボンネットカバーを更に備え、
前記回動軸は、前記走行機体の左右方向に延び、前記表示パネルの下方かつラジエータの上方に配置される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場を走行しながら苗を移植する移植機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、走行機体の前方に設けられたステアリングハンドル及び操作パネルと、運転座席と、を備えた移植機が提案されている(特許文献1参照)。ステアリングハンドルは、円形状に形成されており、操作パネルは、平面視においてステアリングハンドルの内部の空間に重なるように配置されている。すなわち、運転座席に着座した作業者は、ステアリングハンドルの内部の空間を介して、操作パネルを視認している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-232788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の移植機では、エンジンルーム内のラジエータに冷却水を補給するためには、重量物かつ大型のボンネットを取り外す必要があり、メンテナンス性に問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、メンテナンス性を向上した移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、走行機体と、前記走行機体の後方に配置されると共に前記走行機体に支持される植付作業機と、を備え、走行しながら前記植付作業機によって圃場へ苗を移植する移植機において、
作業者が着座する運転席と、
前記運転席の前方に配置され、燃料残量を表示する燃料表示を含む表示パネルと、
前記運転席の前方に配置され、前記走行機体を操向操作するステアリングホイールと、
前記走行機体に設けられ、前記表示パネルの後方かつ前記ステアリングホイールの下方に配置されるメンテナンス開口と、
前記メンテナンス開口を開閉可能な蓋部と、
エンジンを冷却するためのラジエータと、
前記ラジエータに冷却水を補給するための給水口と、を備え、
前記給水口は、前記メンテナンス開口に対向するように配置されている、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、メンテナンス性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態に係る田植機を示す斜視図。
田植機を示す平面図。
田植機を示す正面図。
ボンネットカバーが開いた状態の田植機を示す側面図。
ボンネットカバーが閉じた状態の田植機を示す側面図。
(a)は表示パネルを作業者の視点で見た図、(b)は表示パネルを示す拡大図。
運転操作部を示す側面図。
タブレット端末のガイダンス画面を示す図。
表示パネル、タブレットホルダ及び操作パネルを示す斜視図。
表示パネル、タブレットホルダ及び操作パネルを示す平面図。
メンテナンス開口を示す平面図。
タブレットホルダを示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明をする。図1乃至図5に示すように、移植機としての乗用型の田植機1は、前輪2及び後輪3に支持された走行機体4を有しており、走行機体4の前方には、センターポール5が設けられていると共に、ボンネットカバー6に覆われたエンジンE(図4参照)が搭載されている。ボンネットカバー6の後方には、ステアリングホイール7や、作業者が着座する運転席8などが配設された運転操作部9が設けられている。また、走行機体4の後部には、昇降リンク機構10を介して、植付作業機11が昇降可能に連結されている。
【0010】
植付作業機11は、マット苗を載置する苗載せ台12と、該苗載せ台12から苗を掻きとって圃場に植付ける植付装置13と、を有しており、該植付装置13の下方には、圃場を均すための複数のフロート15が設けられている。そして、これら複数のフロート15の内の1つは、作業時に圃場面の状況に応じて植付作業機11を昇降制御し、植付け深さを調節するための感知フロートとなっている。
(【0011】以降は省略されています)

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