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公開番号
2025074524
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185373
出願日
2023-10-30
発明の名称
生タイヤ成形装置
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29D
30/26 20060101AFI20250507BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】 巻上げアームの回動を抑えることができる生タイヤ成形装置を提供する。
【解決手段】 円筒状の成形ドラム2と、カーカスプライAのはみ出し部Abをドラム径方向外側に巻上げるための巻上げアーム5と、巻上げアーム5の基端部5aの周りに回動可能となるように支持するリング状のアーム支持具6と、巻上げアーム5の回動を規制するためのロック機構10とを含む生タイヤ成形装置1である。ロック機構10は、アーム支持具6が巻上げ前の待機位置Yにあるとき、巻上げアーム5の回動を制限し、アーム支持具6がドラム軸方向内側に移動するとき、巻上げアーム5の回動を許容する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
生タイヤ成形装置であって、
カーカスプライが外周に巻き付けられる円筒状の成形ドラムと、
前記カーカスプライに外挿された一対のビードコアよりもドラム軸方向外側にはみ出した前記カーカスプライの一対のはみ出し部をドラム径方向外側に巻上げるための複数の巻上げアームと、
ドラム軸方向に移動しながら前記複数の巻上げアームを各巻上げアームのドラム軸方向外側の端部である基端部の周りに回動可能に支持するための一対のリング状のアーム支持具と、
前記巻上げアームの回動を規制するためのロック機構とを含み、
前記ロック機構は、
前記アーム支持具が巻上げ前の待機位置にあるとき、前記巻上げアームの回動を制限し、
前記アーム支持具がドラム軸方向に移動するとき、前記巻上げアームの回動を許容する、
生タイヤ成形装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記ロック機構は、前記巻上げアームに設けられた第1フックと、前記第1フックと噛み合わせられる第2フックとを含み、
前記第1フックと前記第2フックとの噛み合わせにより、前記巻上げアームの回動が制限される、請求項1に記載の生タイヤ成形装置。
【請求項3】
前記ロック機構は、前記巻上げアームに対してドラム径方向内側に配されている、請求項1に記載の生タイヤ成形装置。
【請求項4】
前記第2フックは、前記第1フックと接触する接触面を有する、請求項2に記載の生タイヤ成形装置。
【請求項5】
前記アーム支持具がドラム軸方向内側に移動し始めるときの前記巻上げアームのドラム軸方向内側の端部である先端部の軌跡のドラム軸方向に対する角度αは、前記接触面のドラム軸方向に対する角度βよりも大きい、請求項4に記載の生タイヤ成形装置。
【請求項6】
前記角度βは、前記角度αの40~95%である、請求項5に記載の生タイヤ成形装置。
【請求項7】
前記角度βは、前記角度αの64~80%である、請求項6に記載の生タイヤ成形装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生タイヤ成形装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、回転可能なシェーピングドラムを含む生タイヤ成形装置が記載されている。前記シェーピングドラムは、カーカスを含むカーカスプライを保持し得る一対のドラム部を有している。前記一対のドラム部は、前記カーカスプライのケースはみ出し部分を巻上げる複数本の巻上げアームと、前記各巻上げアームを囲んで周方向に巻装される収縮バンドとを含んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-084003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記収縮バンドはゴム弾性を有するので、前記各巻上げアームの巻上げ前の状態では、前記シェーピングドラムが回転した場合でも、前記各巻上げアームの基端部の周りの回動が抑えられる。しかしながら、例えば、前記収縮バンドのゴム弾性が経年劣化などで小さくなる場合、及び、前記シェーピングドラムの回転の速度が大きくなる場合では、前記シェーピングドラムが回転すると、前記各巻上げアームが回動するという問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、巻上げアームの回動を抑えることができる生タイヤ成形装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
生タイヤ成形装置であって、カーカスプライが外周に巻き付けられる円筒状の成形ドラムと、前記カーカスプライに外挿された一対のビードコアよりもドラム軸方向外側にはみ出した前記カーカスプライの一対のはみ出し部をドラム径方向外側に巻上げるための複数の巻上げアームと、ドラム軸方向に移動しながら前記複数の巻上げアームを各巻上げアームのドラム軸方向外側の端部である基端部の周りに回動可能に支持するための一対のリング状のアーム支持具と、前記巻上げアームの回動を規制するためのロック機構とを含み、前記ロック機構は、前記アーム支持具が巻上げ前の待機位置にあるとき、前記巻上げアームの回動を制限し、前記アーム支持具がドラム軸方向に移動するとき、前記巻上げアームの回動を許容する、生タイヤ成形装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の生タイヤ成形装置は、上記の構成を採用することで、巻上げアームの回動を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の生タイヤ成形装置が採用された生タイヤ成形ラインの一例を概念的に示す側面図である。
成形装置1の側面図である。
ドラム本体3の側面の断面図である。
ドラム本体3の側面の断面図である。
図4のリング部材7の付近の拡大図である。
図3のロック機構の付近の拡大図である。
巻上げアームの先端部の軌跡を時系列的に説明するための側面図である。
図8は、他の実施形態のアーム支持具の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている。また、複数の実施形態がある場合、明細書を通して、同一または共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本実施形態の生タイヤ成形装置(以下、単に「成形装置」という場合がある)1を含む生タイヤ成形ラインTを概念的に示す側面図である。図1に示されるように、本実施形態の生タイヤ成形ラインTは、成形装置1と、カーカス形成フォーマ100と、カーカス移送装置101と、トレッド形成フォーマ102と、トレッド移送装置103と、ビードコア移送装置(図示省略)とを含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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