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公開番号
2025074077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2025009968,2021077118
出願日
2025-01-23,2021-04-30
発明の名称
ETCシステム、非ETC車両特定装置、及び非ETC車両特定方法
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07B
15/00 20110101AFI20250502BHJP(チェック装置)
要約
【課題】ETC対応車両と非ETC対応車両とが混在するシーンで非ETC対応車両の特定に優れた通行管理システムを提供する。
【解決手段】路側装置4は、車線を撮影し撮影画像を出力するカメラと、車線を走行する無線通信対応車両の車載器51との無線通信により車載器51から無線通信対応車両情報を受信する第1の通信部を備える。通行管理装置は、撮影画像及び無線通信対応車両情報を受信する第2の通信部と、撮影画像からナンバープレート情報を検出する画像車両情報検出部と、無線通信対応車両情報から無線対応車両ナンバープレート情報を検出する無線通信対応車両情報検出部と、撮影画像から検出されるナンバープレート情報及び無線通信対応車両情報から検出される無線対応車両ナンバープレート情報を照合し、照合結果に基づき無線通信非対応車両を特定する無線通信非対応車両特定部と、無線通信非対応車両通行履歴を出力する通行履歴出力部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
料金中央装置と、入口料金所及び出口料金所の少なくとも一方に設けられた路側装置と、前記路側装置からの情報に基づき無線通信に非対応の非ETC車両を特定する非ETC車両特定装置とを備えるETCシステムであって、
前記路側装置は、
車線を撮影し撮影画像を出力するカメラと、
前記ETCシステムの無線通信に対応する車載器を搭載して前記車線を走行するETC車両との無線通信により前記車載器からETC車両情報を受信する第1の通信部と、を備え、
前記非ETC車両特定装置は、
前記撮影画像及び前記ETC車両情報を受信する第2の通信部と、
前記撮影画像から画像ナンバープレート情報を検出する画像車両情報検出部と、
前記ETC車両情報からETC車両ナンバープレート情報を検出するETC車両情報検出部と、
前記撮影画像から検出される前記画像ナンバープレート情報及び前記ETC車両情報から検出される前記ETC車両ナンバープレート情報を照合し、前記画像ナンバープレート情報が前記ETC車両ナンバープレート情報と一致しない場合に、前記画像ナンバープレート情報に対応する車両を、前記非ETC車両として特定する非ETC車両特定部と、
入口料金所及び出口料金所の少なくとも一方に設けられた路側装置からの情報により、非ETC車両の通行経路を判定し、前記通行経路を含む非ETC車両通行履歴情報を出力する通行履歴出力部と、
を備えるETCシステム。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
前記路側装置の前記第1の通信部の通信エリアは、前記カメラの撮影エリアを含んでおり、
前記非ETC車両特定部は、第1の撮影時間帯の前記撮影画像から検出される前記画像ナンバープレート情報と、前記第1の撮影時間帯に対応する第1の通信時間帯の前記ETC車両情報から検出される前記ETC車両ナンバープレート情報とを照合する、
請求項1記載のETCシステム。
【請求項3】
前記通行履歴出力部が出力する前記非ETC車両通行履歴情報は、前記非ETC車両の前記画像ナンバープレート情報を含む情報である前記非ETC車両通行履歴である、
請求項1記載のETCシステム。
【請求項4】
前記通行履歴出力部が出力する前記非ETC車両通行履歴情報は、前記非ETC車両の画像、及び前記非ETC車両の画像の撮影日時、及び前記非ETC車両の画像の撮影位置の少なくとも一つを含む前記非ETC車両通行履歴情報である、
請求項3記載のETCシステム。
【請求項5】
前記ETCシステムは、料金中央装置が料金所サーバ及び車線サーバを介して前記路側装置と接続されたシステムであり、
前記非ETC車両特定装置は、前記料金中央装置に備えられている、
請求項1記載のETCシステム。
【請求項6】
前記ETCシステムは、料金中央装置が料金所サーバ及び車線サーバを介して前記路側装置が接続されたシステムであり、
前記非ETC車両特定装置の前記画像車両情報検出部は、前記車線サーバに備えられている、
請求項1記載のETCシステム。
【請求項7】
前記路側装置は、入口料金所または出口料金所の少なくとも一方がフリーフローの路側装置であって、
前記非ETC車両特定装置の前記通行履歴出力部は、入口料金所と出口料金所からの両方または少なくとも一方の情報により、非ETC車両の通行区間を特定して非ETC車両の通行履歴を作成する、
請求項1記載のETCシステム。
【請求項8】
料金中央装置と、本線上に設けられフリーフローで構成される路側装置と、前記路側装置からの情報に基づき無線通信に非対応の非ETC車両を特定する非ETC車両特定装置とを備えるETCシステムであって、
前記路側装置は、
車線を撮影し撮影画像を出力するカメラと、
前記ETCシステムの無線通信に対応する車載器を搭載して前記車線を走行するETC車両の前記車載器との無線通信により前記車載器からETC車両情報を受信する第1の通信部と、を備え、
前記非ETC車両特定装置は、
前記撮影画像及び前記ETC車両情報を受信する第2の通信部と、
前記撮影画像から画像ナンバープレート情報を検出する画像車両情報検出部と、
前記ETC車両情報からETC車両ナンバープレート情報を検出するETC車両情報検出部と、
前記撮影画像から検出される前記画像ナンバープレート情報及び前記ETC車両情報から検出される前記ETC車両ナンバープレート情報を照合し、前記画像ナンバープレート情報が前記ETC車両ナンバープレート情報と一致しない場合に、前記画像ナンバープレート情報に対応する車両を、前記非ETC車両として特定する非ETC車両特定部と、
前記本線上に設けられフリーフローで構成される路側装置からの情報により、非ETC車両の通行経路を判定し、前記通行経路を含む非ETC車両通行履歴を出力する通行履歴出力部と、
を備えるETCシステム。
【請求項9】
入口料金所及び出口料金所の少なくとも一方に設けられた路側装置の車両が通行する車線に沿って配置されるカメラから出力される車線の撮影画像、及びETCシステムに対応した車載器を搭載して前記車線を通行するETC車両の前記車載器と通信により受信したETC車両情報を受信する第2の通信部と、
前記撮影画像から画像ナンバープレート情報を検出する画像車両情報検出部と、
前記ETC車両情報からETC車両ナンバープレート情報を検出するETC車両情報検出部と、
前記撮影画像から検出される前記画像ナンバープレート情報及び前記ETC車両情報から検出される前記ETC車両ナンバープレート情報を照合し、前記画像ナンバープレート情報が前記ETC車両ナンバープレート情報と一致しない場合に、前記画像ナンバープレート情報に対応する車両を、無線通信に非対応の非ETC車両として特定する非ETC車両特定部と、
前記非ETC車両に関する非ETC車両通行履歴を出力する通行履歴出力部と、
を備える非ETC車両特定装置。
【請求項10】
路側装置が、車両が通行する車線を撮影し撮影画像を出力する過程と、
前記路側装置が、車載器を搭載して前記車線を走行するETC車両の前記車載器との無線通信により前記車載器からETC車両情報を受信する過程と、
非ETC車両を特定する非ETC車両特定装置が、前記路側装置から前記撮影画像及び前記ETC車両情報を受信する過程と、
非ETC車両特定装置が、前記撮影画像から画像ナンバープレート情報を検出する過程と、
非ETC車両特定装置が、前記ETC車両情報からETC車両ナンバープレート情報を検出する過程と、
非ETC車両特定装置が、前記撮影画像から検出される前記画像ナンバープレート情報及び前記ETC車両情報から検出される前記ETC車両ナンバープレート情報を照合し、前記画像ナンバープレート情報が前記ETC車両ナンバープレート情報と一致しない場合に、前記画像ナンバープレート情報に対応する車両を、非ETC車両として特定する過程と、
非ETC車両特定装置が、前記非ETC車両に関する非ETC車両通行履歴を出力する過程と、
を備える非ETC車両特定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、通行管理システム、通行管理方法、及び通行管理装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
有料道路における通行料金収受方式として、無線通信を利用した電子料金収受システム(Electronic Toll Collection System、以下、ETCシステム)が普及している。しかしながら、ETCシステムを利用しない車両(以下、非ETC対応車両)もある一定数存在することから、有料道路の入口料金所、及び出口料金所には、ETC用レーンと料金収受員対応レーンとの両方が用意され、それぞれのレーンに通行可否判定に応じて開閉するゲートが設置される。これにより、ETCシステムの無線通信に対応の車載器を搭載した車両(以下、ETC対応車両)、及び非ETC対応車両の何れに対しても課金処理が可能となっている。
【0003】
また、固定額の通行料金を課金する有料道路等では、入口料金所でETC車用のレーン、及び収受員の配置された現金収受用レーンを設けて料金収受を行い、出口はフリーフローと呼ばれるタイプの出口が採用されることがある。また、現金収受車に対しては固定額、ETC対応車両に対しては対距離制の料金体系をとる有料道路では、フリーフローの出口にはゲートは設置されず、出口に設置されたガントリーの路側装置とETC対応車両の車載器との通信により、料金収受に必要な情報が送受信され、ETC対応車両に対して対距離制に応じた適切な課金処理が実行される。
【0004】
また、非ETC対応車両に対応するための料金所では、通行券に基づく利用区間の特定や車種の特定作業が必要なため、完全な無人化は困難なため収受員の配置が必須となるため、どうしてもコスト増となる。ETCの普及率が高まった結果、道路事業者にとっては、相対的に利用率が低くなった非ETC車両への対応のためのコストの負担感が大きくなってきている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-36817号公報
特開2019-117519号公報
特開2019-139299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の通り、非ETC対応車両コスト削減等の理由から、有料道路のETC専用化が検討されている。ETCの専用化が実施されると、収受員対応レーンの廃止が見込まれるが、この場合、ETC車両用の料金所において、どのようにして非ETC対応車両に対する料金徴収を行うかの対策が課題となっている。そのためには、ETC対応車両と非ETC対応車両とが混在するシーンで、非ETC対応車両を特定する必要がある。
【0007】
本発明の目的は、ETC対応車両と非ETC対応車両とが混在するシーンで非ETC対応車両の通行状況の特定に優れた通行管理システム、通行管理方法、及び通行管理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る通行管理システムは、車両が通行する車線に配置される路側装置と、前記路側装置からの情報に基づき車両の通行を管理する通行管理装置とを備える。前記路側装置は、前記車線を撮影し撮影画像を出力するカメラと、車載器を搭載して前記車線を走行する無線通信対応車両の前記車載器との無線通信により前記車載器から無線通信対応車両情報を受信する第1の通信部と、を備える。前記通行管理装置は、前記撮影画像及び前記無線通信対応車両情報を受信する第2の通信部と、前記撮影画像からナンバープレート情報を検出する画像車両情報検出部と、前記無線通信対応車両情報から無線対応車両ナンバープレート情報を検出する無線通信対応車両情報検出部と、前記撮影画像から検出されるナンバープレート情報及び前記無線通信対応車両情報から検出される無線対応車両ナンバープレート情報を照合し、照合結果に基づき無線通信非対応車両を特定する無線通信非対応車両特定部と、前記無線通信非対応車両に関する無線通信非対応車両通行履歴を出力する通行履歴出力部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施形態に係るETCシステムによる料金収受の概要を説明するための図である。
図2は、第1の実施形態に係るETCシステムの概略構成を示すブロック図である。
図3は、第1の実施形態に係る中央サーバの概略構成の一例を示す図である。
図4は、第1の実施形態に係る入口料金所又は出口料金所に設けられる路側装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
図5は、第1の実施形態に係る入口又は出口の路側装置の車線への適用例を示す斜視図である。
図6は、第1の実施形態に係る車載器の概略構成の一例を示すブロック図である。
図7は、路側装置による通行車両情報の取得例を示すフローチャートである。
図8は、中央サーバによるETC対応車両/非ETC対応車両の特定処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、第1の実施形態の変形例に係る中央サーバ及び車線サーバの概略構成の一例を示す図である。
図10は、第3の実施形態に係る本線のフリーフローやチェックバリア等に設けられる路側装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
図11は、第3の実施形態に係る路側装置の本線への適用例を示す斜視図である。
図12は、有料道路における通信エリア及び撮影エリアの一例を示す図である。
図13は、有料道路における通信エリアに含まれる車両画像の検出例を説明するための図である。
図14は、有料道路における通信エリアに含まれる車両画像からETC対応車両と非ETC対応車両の検出例を説明するための図である。
図15は、第1の実施形態に係るナンバープレート情報の読み取り処理の一例を示すフローチャートである。
図16は、第4の実施形態に係る車両の位置情報を高精度化するダイナミックマップ管理サーバの構成の一例を示す図である。
図17は、ダイナミックマップ管理サーバのマッピング処理部によるマッピング処理のイメージである。
図18は、撮影画像から検出される車両画像と道路上の車両の対応付けのイメージを示す図である。
図19は、撮影画像から検出される車両画像と有料道路上の車両の対応付けの一例を示すフローチャートである。
図20は、第4の実施形態に係る通行履歴の更新例を示す図である。
図21は、第4の実施形態に係る交通量に基づく移動距離推定の一例を示す図である。
図22は、第4の実施形態に係る通行履歴検索の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して第1の実施形態に係るETCシステムの一例について説明する。ここで説明するETCシステムは、車両管理システムの一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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