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公開番号
2025072961
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183462
出願日
2023-10-25
発明の名称
液位検知フロート
出願人
昭和機器工業株式会社
代理人
弁理士法人英和特許事務所
主分類
G01F
23/76 20060101AFI20250501BHJP(測定;試験)
要約
【課題】液位検知フロートが液体貯蔵タンクの底部に溜まったスラッジ等に乗り上げたり埋まったりすることを防止すること並びに液体貯蔵タンクへの荷卸しの際におけるスラッジ等の巻き上がり及び液位検知フロートへのスラッジ等の付着を抑制すること。
【解決手段】液体貯蔵タンクに設置されている上下方向へ延びるガイド部に対して、上下動可能に装着される筒状のフロート部11を有する液位検知フロートであって、フロート部11の底面に、貫通孔13の壁面を真下に延長した面から45度毎に八方へ放射状に延び、断面形状が長方形又は正方形であり、長方形又は正方形の上辺及び下辺の長さがフロート部11の厚さと等しい8枚の底面側羽根部12が設けられている液位検知フロート。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液体貯蔵タンクに設置されている上下方向へ延びるガイド部に対して、上下動可能に装着される筒状のフロート部を有する液位検知フロートであって、
前記フロート部の底面に、該フロート部の中心軸側から放射状に延びる複数枚の底面側羽根部が設けられている
ことを特徴とする液位検知フロート。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記底面側羽根部は、下方側ほど前記フロート部の中心軸からの距離が大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の液位検知フロート。
【請求項3】
前記底面側羽根部の下部は、下方側ほど薄くなっている
ことを特徴とする請求項1に記載の液位検知フロート。
【請求項4】
前記底面側羽根部の下部は、下方側ほど薄くなっている
ことを特徴とする請求項2に記載の液位検知フロート。
【請求項5】
前記フロート部の側面に、該フロート部の中心軸側から放射状に延びる複数枚の側面側羽根部が設けられている
ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の液位検知フロート。
【請求項6】
前記底面側羽根部と前記側面側羽根部は連続して設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載の液位検知フロート。
【請求項7】
前記底面側羽根部又は前記側面側羽根部は、前記フロート部の中心軸と直交する平面で切った断面が弧状である
ことを特徴とする請求項5に記載の液位検知フロート。
【請求項8】
前記フロート部の側面に、周囲を取り巻く1枚の螺旋状羽根部が設けられている
ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の液位検知フロート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油等の液体を貯蔵する液体貯蔵タンク内の液面レベルを測定するために用いられる液位検知フロートに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、液体貯蔵タンク内の液面レベルを測定するため、液位検知フロートが用いられている。例えば、図12に示すように、油等の液体を貯蔵する液体貯蔵タンク1には、液体注入用配管2、ポンプPや流量計Mに接続されている液体排出用配管3並びに貯蔵されている液体の液面レベル及び液体貯蔵タンク1の底部に溜まっている水の水面レベルを検出し液位データを送信する磁歪式液面計4が設置されている。
そして、磁歪式液面計4は、液体貯蔵タンク1の上方に設置される検出部5、検出部5から液体貯蔵タンク1の底部まで延びる磁歪線6、磁歪線6を内蔵するガイド部10に沿って上下にスライド可能で磁石を内蔵している上部液位検知フロート7及び下部液位検知フロート8並びに液位データを送信する液位データ送信部9を有している。
【0003】
また、このような液面計の液位検知フロートにおいては、タンク内に発生する水垢や錆等のために導電不良となったり、軸とフロートとの間に水垢等が付着してフロートの動きが悪くなったりすることを防止するため、特許文献1(実公昭52-10933号公報)や特許文献2(特公平5-70090号公報)に記載の発明等が提案されている。
すなわち、特許文献1には、フロート(5)の下部から突出する軸杆(6)に羽根フロート(7)を結合し、羽根フロート(7)がタンクを流れる水流のために回転すると、フロート(5)と導電材(8)が共に回転させられ、導電材(8)や電極(9,10)が導電不良となることを防止する発明が記載され(特に、第2図、第1頁左欄第34~36行及び同頁右欄第32~38行を参照)、特許文献2には、フロート(8)の外周面に、フロート(8)の周方向に延び垂直軸(1a)に対し対称な螺旋方向に延びた羽根部(9)を多数延出させ、羽根部(9)が波の力を受けフロート(8)が垂直軸(1a)を中心に回転することによって、垂直軸(1a)とフロート(8)の間に水垢等のゴミが滞留せず、垂直軸(1a)とフロート(8)の詰まり現象発生を防止する発明が記載されている(特に、第1,2図、第2頁左欄第13行~同頁右欄第3行を参照)。
しかし、特許文献1記載の発明はフロート室内における導電不良を防止するもの、特許文献2記載の発明は垂直軸(1a)とフロート(8)の詰まり現象発生を防止するものであって、フロートがタンクの底部に溜まったスラッジ、水垢、錆又は鉄粉等(以下「スラッジ等」という。)に乗り上げたり埋まったりすることによって、正常な液面レベルの検知ができなくなることを防止するものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実公昭52-10933号公報
特公平5-70090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、液位検知フロートが液体貯蔵タンクの底部に溜まったスラッジ等に乗り上げたり埋まったりすることを防止し、荷卸しの際におけるスラッジ等の巻き上がり及び液位検知フロートへのスラッジ等の付着を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための請求項1に係る発明は、
液体貯蔵タンクに設置されている上下方向へ延びるガイド部に対して、上下動可能に装着される筒状のフロート部を有する液位検知フロートであって、
前記フロート部の底面に、該フロート部の中心軸側から放射状に延びる複数枚の底面側羽根部が設けられていることを特徴としている。
【0007】
上記の課題を解決するための請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の液位検知フロートにおいて、
前記底面側羽根部は、下方側ほど前記フロート部の中心軸からの距離が大きいことを特徴とする。
【0008】
上記の課題を解決するための請求項3及び4に係る発明は、それぞれ請求項1及び2に係る発明の液位検知フロートにおいて、
前記底面側羽根部の下部は、下方側ほど薄くなっていることを特徴とする。
【0009】
上記の課題を解決するための請求項5に係る発明は、請求項1~4のいずれかに係る発明の液位検知フロートにおいて、
前記フロート部の側面に、該フロート部の中心軸側から放射状に延びる複数枚の側面側羽根部が設けられていることを特徴とする。
【0010】
上記の課題を解決するための請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明の液位検知フロートにおいて、
前記底面側羽根部と前記側面側羽根部は連続して設けられていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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