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公開番号2025072439
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025014555,2023079093
出願日2025-01-31,2018-10-04
発明の名称筋萎縮性側索硬化症の治療方法および筋萎縮性側索硬化症の進行を抑制する方法
出願人田辺三菱製薬株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 31/4152 20060101AFI20250430BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】筋萎縮性側索硬化症の治療方法を提供する。
【解決手段】有効量の3-メチル-1-フェニル-2-ピラゾリン-5-オンまたはその生理学的に許容される塩を、治療を必要とし、識別された特徴の群から選択される2つ以上の特徴を満たす患者に投与することを含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
有効量の3-メチル-1-フェニル-2-ピラゾリン-5-オンまたはその生理学的に許容される塩を、それを必要とし、特徴1~特徴55から選択された少なくとも2つの特徴を満たす患者に投与することを含む、筋萎縮性側索硬化症の治療方法であって、
特徴1~特徴55が、以下:
1.歩行の異常
2.アルドラーゼ検査
3.抗核抗体(ANA)検査
4.脊髄症を伴わない頸椎症
5.クレアチンキナーゼ(CK):(CPK)検査
6.シアノコバラミン(ビタミンB12)検査
7.頸椎椎間板の変性
8.脊髄症のない頸椎椎間板の変位
9.嚥下障害
10.葉酸;血清検査
11.血清免疫固定電気泳動検査
12.磁気共鳴イメージング検査
13.用手療法技術
14.筋力低下
15.針筋電図検査
16.足首と足の後天的な変形
17.倦怠感および疲労
18.理学療法の評価
19.血清タンパク質電気泳動分画および定量試験
20.赤血球沈降速度検査
21.頸部の脊柱管狭窄症
22.嚥下機能検査
23.神経筋の再教育のための治療処置
24.治療体操のための治療処置
25.甲状腺刺激ホルモン(TSH)検査
26.詳細不明の遺伝性および特発性末梢神経障害
27.神経系障害
28.遺伝性および変性神経系の状態
29.結合組織疾患
30.非外傷性関節疾患
31.多発性硬化症
32.対麻痺
33.麻痺
34.他の神経系診断処置
35.耐久性のある医療機器(DME)および消耗品
36.理学療法
37.喉頭鏡検査
38.脊椎穿刺
39.話す能力の治療
40.リルゾール
41.バクロフェン
42.ピリドスチグミン
43.抗痙攣薬
44.ジアゼパム
45.ヒドロコドン
46.プロポキシフェン
47.交感神経様作用薬
48.グリコピロレート

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2017年10月4日出願の米国特許出願第62/567,873号に対する優先権の利点に基づき、かつそれを主張する、2018年2月28日出願の国際出願番号PCT/US2018/020184に対する優先権の利点に基づき、かつそれを主張する。これらの出願の開示の全体は、参照することにより本出願に包含される。
技術分野
本発明は、筋萎縮性側索硬化症(本明細書において、以降、ALSとも称する)の治療方法または該疾患の進行を抑制する方法、およびALSによって引き起こされる症状の治療方法または該症状の進行を抑制する方法に関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
ALSの進行を抑えるのに有効な薬剤として、グルタミン酸作動性神経のグルタミン酸伝達を抑制する「リルゾール」が承認されている。しかしながら、リルゾールの有効性を確認することができないことも報告されている。したがって、この薬の評価は一貫していない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
運動ニューロン疾患の一種であるALSは、難治性疾患である。ALSは、手の脱力、指の運動障害および上肢の線維束収縮などの初期症状から始まる。その後、ALSは、筋萎縮症および/または筋力低下、延髄麻痺および筋肉の線維束収縮を有し、最終的に呼吸不全をもたらす。ALSは、発症部位に応じて、上肢、延髄、下肢および混合型に分類される。これらのすべてのタイプにおいて、症状が進行するにつれて、全身の筋肉群が影響を及ぼされる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
発明の概略
本発明の1つの実施態様による早期における筋萎縮性側索硬化症の治療方法は、有効量の3-メチル-1-フェニル-2-ピラゾリン-5-オンまたはその生理学的に許容される塩を、識別された特徴1~特徴55のうち、少なくとも2つの特徴を有する患者に投与することを含む。識別された特徴1~特徴55は、以下から選択される:
1.歩行の異常
2.アルドラーゼ検査
3.抗核抗体(ANA)検査
4.脊髄症を伴わない頸椎症
5.クレアチンキナーゼ(CK):(CPK)検査
6.シアノコバラミン(ビタミンB12)検査
7.頸椎椎間板の変性
8.脊髄症のない頸椎椎間板の変位
9.嚥下障害
10.葉酸;血清検査
11.血清免疫固定電気泳動検査
12.磁気共鳴イメージング検査
13.用手療法技術
14.筋力低下
15.針筋電図検査
16.足首と足の後天的な変形
17.倦怠感および疲労
18.理学療法の評価
19.血清タンパク質電気泳動分画および定量試験
20.赤血球沈降速度検査
21.頸部の脊柱管狭窄症
22.嚥下機能検査
23.神経筋の再教育のための治療処置
24.治療体操のための治療処置
25.甲状腺刺激ホルモン(TSH)検査
26.詳細不明の遺伝性および特発性末梢神経障害
27.神経系障害
28.遺伝性および変性神経系の状態
29.結合組織疾患
30.非外傷性関節疾患
31.多発性硬化症
32.対麻痺
33.麻痺
34.他の神経系診断処置
35.耐久性のある医療機器(DME)および消耗品
36.理学療法
37.喉頭鏡検査
38.脊椎穿刺
39.話す能力の治療
40.リルゾール
41.バクロフェン
42.ピリドスチグミン
43.抗痙攣薬
44.ジアゼパム
45.ヒドロコドン
46.プロポキシフェン
47.交感神経様作用薬
48.グリコピロレート
【0005】
本発明のもう1つの実施態様による早期における筋萎縮性側索硬化症の進行を抑制する方法は、有効量の3-メチル-1-フェニル-2-ピラゾリン-5-オンまたはその生理学的に許容される塩を、識別された特徴1~特徴55のうち、少なくとも2つの特徴を有する患者に投与することを含む。識別された特徴1~特徴55は、以下から選択される:
1.歩行の異常
2.アルドラーゼ検査
3.抗核抗体(ANA)検査
4.脊髄症を伴わない頸椎症
5.クレアチンキナーゼ(CK):(CPK)検査
6.シアノコバラミン(ビタミンB12)検査
7.頸椎椎間板の変性
8.脊髄症のない頸椎椎間板の変位
9.嚥下障害
10.葉酸;血清検査
11.血清免疫固定電気泳動検査
12.磁気共鳴イメージング検査
13.用手療法技術
14.筋力低下
15.針筋電図検査
16.足首と足の後天的な変形
17.倦怠感および疲労
18.理学療法の評価
19.血清タンパク質電気泳動分画および定量試験
20.赤血球沈降速度検査
21.頸部の脊柱管狭窄症
22.嚥下機能検査
23.神経筋の再教育のための治療処置
24.治療体操のための治療処置
25.甲状腺刺激ホルモン(TSH)検査
26.詳細不明の遺伝性および特発性末梢神経障害
27.神経系障害
28.遺伝性および変性神経系の状態
29.結合組織疾患
30.非外傷性関節疾患
31.多発性硬化症
32.対麻痺
33.麻痺
34.他の神経系診断処置
35.耐久性のある医療機器(DME)および消耗品
36.理学療法
37.喉頭鏡検査
38.脊椎穿刺
39.話す能力の治療
40.リルゾール
41.バクロフェン
42.ピリドスチグミン
43.抗痙攣薬
44.ジアゼパム
45.ヒドロコドン
46.プロポキシフェン
47.交感神経様作用薬
48.グリコピロレート
49.プレドニゾン
【0006】
本発明のさらにもう1つの実施態様による早期における筋萎縮性側索硬化症の進行を抑制する方法は、有効量の3-メチル-1-フェニル-2-ピラゾリン-5-オンまたはその生理学的に許容される塩を、識別された特徴1~特徴11のうち、少なくとも2つの特徴を有する患者に投与することを含む。識別された特徴1~特徴11は、以下から選択される:
1.倦怠感および疲労、または筋力低下
2.非外傷性関節疾患または足首と足の後天的な変形
3.結合組織疾患
4.皮膚疾患
5.神経系障害
6.話す能力における何らかの変化
7.理学療法、神経科医、整形外科医、胃腸科専門医、または耳鼻咽喉科医への外来診療
8.磁気共鳴イメージング検査、または針筋電図検査
9.リルゾール、バクロフェン、ピリドスチグミン、抗痙攣薬
10.医療資源の利用の異常な増加
11.クレアチンキナーゼ(CK):(CPK)検査、シアノコバラミン(ビタミンB12)検査、または抗核抗体(ANA)検査。
【0007】
本発明のより完全な認識およびそれに付随する利点の多くは、添付の図面と併せて考慮される場合に以下の詳細な説明を参照することにより、より良く理解されるので、容易に得られるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
患者がALSを有すると診断される前の3~6ヶ月の期間における相互情報量ランクおよび値に基づく、本発明の1つの実施態様による上位20の2-特徴組み合わせを示す。
患者がALSを有すると診断される前の6~9ヶ月の期間における相互情報量ランクおよび値に基づく、本発明の1つの実施態様による上位20の2-特徴組み合わせを示す。
患者がALSを有すると診断される前の9~12ヶ月の期間における相互情報量ランクおよび値に基づく、本発明の1つの実施態様による上位20の2-特徴組み合わせを示す。
患者がALSを有すると診断される前の12~18ヶ月の期間における相互情報量ランクおよび値に基づく、本発明の1つの実施態様による上位20の2-特徴組み合わせを示す。
相互情報量ランクによる本発明の1つの実施態様による選択された3-特徴組み合わせを示す。
相互情報量ランクによる本発明の1つの実施態様による選択された4-特徴組み合わせを示す。
相互情報量ランクによる本発明の1つの実施態様による選択された5-特徴組み合わせを示す。
モデルの標的(ALS患者)および対照(対照患者)のスコア分布を示す。
ROC(受信者動作特性)曲線を示す;モデルの真陽性率、偽陽性率、およびPPV vs. 閾値。
確率閾値が0.1に設定される場合の混同行列を示す。
確率閾値が0.9に設定される場合の混同行列を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施態様の詳細な記載
次に、添付図面を参照して実施態様を説明するが、さまざまな図面を通して、同様の参照番号は対応するか、または同一の要素を示す。
【0010】
ALSの原因因子は、まだ十分に解明されていない。以下の仮説がALSの主な原因因子として提案されている:(1)自己免疫理論(Caチャネルに対する自己抗体の出現);(2)過剰な興奮性アミノ酸および/または中毒理論(細胞外グルタミン酸の増加およびグルタミン酸の輸送障害);(3)酸化ストレス障害理論(Cu/Znスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)遺伝的異常およびフリーラジカルによる神経細胞損傷);(4)細胞骨格障害理論(運動神経細胞における神経フィラメントの蓄積および封入体の出現);および(5)神経栄養因子の欠乏。
(【0011】以降は省略されています)

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