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公開番号2025070065
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180111
出願日2023-10-19
発明の名称プログラム、情報処理装置およびその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250424BHJP(計算;計数)
要約【課題】処理速度の低下を抑制しつつ機能を拡張する。
【解決手段】印刷機能拡張ユニット206は、独自の印刷関連情報を必要とする特定の印刷アプリケーション201がホストコンピュータ101にインストールされているか否かを確認し、インストールの有無に基づいて、印刷データ生成ソフトウェア202で用いられる印刷機能情報(PDC203)の更新要否を判定する。印刷機能拡張ユニット206は、更新が必要と判定されたことに応じて、PDC203に対して拡張情報を追加または削除することで、PDC203を更新する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置で動作可能な印刷データ生成ソフトウェアと関連づけられることによって前記印刷データ生成ソフトウェアの機能を拡張する拡張アプリケーションのプログラムであって、
コンピュータに、
独自の印刷機能を実行できる特定の印刷アプリケーションのインストールの有無を確認する確認ステップと、
確認された前記インストールの有無に基づいて、前記印刷データ生成ソフトウェアで用いられる印刷機能情報の更新要否を判定する判定ステップと、
更新が必要と判定されたことに応じて、前記印刷機能情報を更新する更新ステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記判定ステップでは、前記特定の印刷アプリケーションがインストールされており且つ、前記特定の印刷アプリケーションの実行に必要な拡張情報が前記印刷機能情報に未記載と判定した場合に、更新が必要と判定し、
前記更新ステップでは、更新が必要と判定されたことに応じて、前記拡張情報を前記印刷機能情報に追加することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記判定ステップでは、前記特定の印刷アプリケーションがアンインストールされており且つ、前記特定の印刷アプリケーションの実行に必要な拡張情報が前記印刷機能情報に記載済みと判定した場合に、更新が必要と判定し、
前記更新ステップでは、更新が必要と判定されたことに応じて、前記拡張情報を前記印刷機能情報から削除することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記確認ステップでは、URI(Uniform Resource Identifier)を用いて前記特定の印刷アプリケーションの起動ができたか否かによって前記特定の印刷アプリケーションがインストールされているか否かを確認することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記特定の印刷アプリケーションは、更新された前記印刷機能情報に基づいて、前記独自の印刷機能を実行することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
情報処理装置で動作可能な印刷データ生成ソフトウェアと関連づけられることによって前記印刷データ生成ソフトウェアの機能を拡張する拡張アプリケーションのプログラムであって、
コンピュータに、
独自の印刷機能を実行できる特定の印刷アプリケーションから、前記印刷データ生成ソフトウェアで用いられる印刷機能情報の拡張要求を受け付けたことに応じて、前記印刷機能情報を拡張する拡張ステップと、
拡張された前記印刷機能情報を、前記拡張要求の発行元の印刷アプリケーションへ返却する返却ステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項7】
前記返却ステップでは、拡張された前記印刷機能情報に基づき加工された能力情報を、前記拡張要求の発行元の印刷アプリケーションへ送信することを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記印刷機能情報が拡張され且つ、拡張された前記印刷機能情報が前記拡張要求の発行元の印刷アプリケーションへ返却された場合に、前記印刷機能情報を拡張前の状態に戻す戻しステップを前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
【請求項9】
前記拡張要求は、前記特定の印刷アプリケーションから受信される印刷設定情報に含まれる形で受け付けられ、
前記拡張要求の内容は、前記印刷設定情報に含まれる設定項目により指定されることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
【請求項10】
前記設定項目には、前記拡張要求の発行元の印刷アプリケーションの名称、または追加すべき拡張情報の分類を示す名称が含まれることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理装置およびその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
印刷装置の制御用ソフトウェアとしてホストコンピュータにインストールされたプリンタドライバを利用し、ホストコンピュータに接続された印刷装置に対して印刷指示を行う技術が知られている。ホストコンピュータには、基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(OS)がインストールされている。プリンタドライバはそのOSが規定する仕様に従って構成され、OSから呼び出されて動作する。印刷装置を提供するメーカは、OSの仕様に適合するプリンタドライバを提供することにより、そのOSを用いて印刷装置に印刷を指示する手段を提供することができる。
【0003】
近年、Windows(登録商標)において、複数のメーカが提供する印刷装置で共通して利用可能な標準的なクラスドライバ(以下、「標準ドライバ」とも呼ぶ)が提供されている。このような標準ドライバは、OSのパッケージの中に同梱されており、ホストコンピュータに任意の印刷装置を接続することにより簡易に利用可能となる。よって、印刷装置に適した機種固有のプリンタドライバを別途インストールする必要が無く、利便性が高い。また、標準ドライバは、接続した印刷装置から取得した情報に基づき生成されたPrintDeviceCapabilities(以下、「PDC」)に応じて印刷機能を指定可能に構成される。これにより、標準ドライバを利用するユーザは、1つの標準ドライバを利用しているにも関わらず、接続した印刷装置の能力に応じた印刷機能を指定することができる。
【0004】
標準ドライバには機能拡張用のアプリケーション(以下、「拡張アプリケーション」とも呼ぶ)を関連付けることができる。拡張アプリケーションは、印刷装置を提供するメーカによって提供され、標準ドライバが生成したPDCを編集することにより、標準ドライバのみでは実現できない機能(拡張機能)を実行できる。特許文献1には、拡張アプリケーションにより、PDCを拡張する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-126364号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
印刷を行うアプリケーションの中には、印刷装置の機能をフルに活用するために、メーカが提供するプリンタドライバから装置特有の印刷関連情報を取得し、独自の印刷機能を搭載しているものが存在する。メーカは拡張アプリケーションを用いて標準ドライバの拡張を行うことで、これらの印刷アプリケーションが標準ドライバとも連携できるようにすることができる。
【0007】
しかしながら、PDCの拡張が無用に増大した場合、標準ドライバやOSの処理速度が遅くなる。すると、印刷設定の操作が重くなったり、印刷速度が低下したりする等の問題がある。
【0008】
本発明は、処理速度の低下を抑制しつつ機能を拡張することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明のプログラムは、情報処理装置で動作可能な印刷データ生成ソフトウェアと関連づけられることによって前記印刷データ生成ソフトウェアの機能を拡張する拡張アプリケーションのプログラムであって、コンピュータに、独自の印刷機能を実行できる特定の印刷アプリケーションのインストールの有無を確認する確認ステップと、確認された前記インストールの有無に基づいて、前記印刷データ生成ソフトウェアで用いられる印刷機能情報の更新要否を判定する判定ステップと、更新が必要と判定されたことに応じて、前記印刷機能情報を更新する更新ステップと、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、処理速度の低下を抑制しつつ機能を拡張することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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