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公開番号2025069574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179379
出願日2023-10-18
発明の名称照明装置
出願人日本プラスト株式会社
代理人弁理士法人お茶の水内外特許事務所
主分類B60Q 3/80 20170101AFI20250423BHJP(車両一般)
要約【課題】空調装置の操作において、設定温度を乗員が快適に感じる温度に調節し易くするように照明を行うことが可能な照明装置を提供する。
【解決手段】本発明の照明装置は、発生させる照明光の色を変化させることが可能な照明部と、空調装置が使用されるときの情報に基づいて照明光の色の変化度合いを決定し、決定した変化度合いを含む照明光のカラースケール(10)を設定する設定部と、照明部の発光を制御する制御部とを有し、制御部は、カラースケール(10)に基づいて、空調装置の設定温度に対応する照明光の色を決定し、決定した色の照明光を照明部で発生させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空調装置とともに用いられて照明を行う照明装置において、
照明光を発生させるとともに、前記照明光の色を変化させることが可能な照明部と、
前記空調装置で設定可能な温度範囲において、前記空調装置が使用されるときの情報に基づいて前記照明光の色の変化度合いを決定し、決定した前記変化度合いを含む前記照明光のカラースケールを設定する設定部と、
前記照明部の発光を制御する制御部と
を有し、
前記制御部は、前記設定部で設定された前記カラースケールに基づいて、前記空調装置で設定される設定温度に対応する前記照明光の色を決定し、決定した色の前記照明光を前記照明部で発生させる
ことを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記空調装置が使用されるときの環境に関する環境情報を取得する情報取得部が設けられ、
前記設定部は、前記情報取得部で取得される前記環境情報に基づいて、前記照明光のRGB輝度値の変化度合いを決定する
請求項1記載の照明装置。
【請求項3】
前記情報取得部は、前記環境情報として、前記空調装置が使用されるときの日付に関する情報を取得し、
前記設定部は、前記変化度合いの決定において、前記情報取得部で取得した前記日付に関する情報に基づいて最適設定温度を決定する
請求項2記載の照明装置。
【請求項4】
前記情報取得部は、前記環境情報として、前記空調装置が使用されるときの外気温に関する情報を取得し、
前記設定部は、前記外気温に関するファジイ推論のメンバーシップ関数と、前記空調装置の前記設定温度に関するファジイ推論のメンバーシップ関数とを用いて感覚値を算出し、得られた前記感覚値を用いて前記変化度合いを決定する
請求項2記載の照明装置。
【請求項5】
前記情報取得部は、前記空調装置が使用されるときの日射量に関する情報を取得し、
前記設定部は、前記情報取得部で取得した前記日射量に関する情報を用いて、前記感覚値をチューニングする
請求項4記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調装置とともに用いられる照明装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、車内の温度を調節する空調装置が一般的に装備されている。運転者等の乗員は、空調装置の設定温度を変更することによって、車内の温度を調節して、保持することができる。
【0003】
これまで、自動車等の車内環境を向上させるために様々な技術が開発され、実用化されてきている。例えば空調装置に関しては、空調装置におけるスイッチ等の操作を行い易くすることや、車内のデザイン性や装飾性を高めること等のために、照明装置が用いられている。
【0004】
例えば特開2009-505903号公報(特許文献1)には、自動車の車内に設けられる環境照明システムが記載されている。特許文献1の環境照明システムは、通風口に運ばれる空気の温度を感知するための検知器と、車内の中に光を照射するための照明装置と、検知器で感知した空気の温度が所定の値を下回ると第1の色の光を照射するよう照明装置を通電し、空気の温度が所定の値を上回ると第2の色の光を照射するよう照明装置を通電するための制御回路とを有する。
【0005】
特許文献1の照明装置は、第1の光源及び第2の光源を有しており、第1の光源及び第2の光源は、通風口のすぐ上流に配置されている。第1の光源は、検知器で感知した空気の温度が所定の値を下回ると、第1の色(例えば、青色)の光を照射する。第2の光源は、検知器で感知した空気の温度が所定の値を上回ると、第2の色(例えば、赤色)の光を照射する。
【0006】
このような特許文献1の環境照明システムでは、通風口へ運ばれる空気の温度によって、照明装置から照射する光の色を変えることができる。特許文献1には、通風口へと運ばれる空気の温度を感知し、その感知した温度に応答して色を選択的に変えることによって、車内における環境が向上される旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2009-505903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
自動車等の車両においては、上述したように、従来から車内環境を向上させる技術の開発が進められてきている。このため、空調装置とともに用いられる照明装置に関しても、車内環境をより向上させることが可能な技術の開発が求められている。
【0009】
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、空調装置とともに用いられることにより、空調装置の操作において、設定温度を乗員が快適に感じる温度に調節し易くするように照明を行うことが可能な照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明により提供される照明装置は、空調装置とともに用いられて照明を行う照明装置において、照明光を発生させるとともに、前記照明光の色を変化させることが可能な照明部と、前記空調装置で設定可能な温度範囲において、前記空調装置が使用されるときの情報に基づいて前記照明光の色の変化度合いを決定し、決定した前記変化度合いを含む前記照明光のカラースケールを設定する設定部と、前記照明部の発光を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記設定部で設定された前記カラースケールに基づいて、前記空調装置で設定される設定温度に対応する前記照明光の色を決定し、決定した色の前記照明光を前記照明部で発生させる照明装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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