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公開番号
2025069395
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2025017786,2022567245
出願日
2025-02-05,2021-05-06
発明の名称
認証手段付き喫煙装置
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/49 20200101AFI20250422BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】エアロゾルを生成するように構成されたエアロゾル発生装置を含み、エアロゾル発生装置が、エアロゾル発生装置がエアロゾルを生成することを禁止されるロック状態、および、エアロゾル発生装置がエアロゾルを生成することを許可されるロック解除状態を有する、エアロゾル発生システムを提供する。
【解決手段】システムは、エアロゾル発生装置を少なくとも部分的に受容するように構成される受容装置をさらに備え、エアロゾル発生装置と受容装置のそれぞれが、エアロゾル発生装置を受容装置と通信可能に連結するための通信インターフェースを含み、受容装置が、ユーザーの少なくとも一つの生体認証特徴を感知することに基づいて、エアロゾル発生システムのユーザーを認証するように構成された少なくとも一つの生体認証センサーを有する制御装置を含み、制御装置が、認証信号をエアロゾル発生装置に送信して、エアロゾル発生装置をロック状態またはロック解除状態に構成するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾル発生システムであって:
エアロゾルを生成するように構成されたエアロゾル発生装置であって、前記エアロゾル発生装置がエアロゾルを生成することを禁止されるロック状態と、前記エアロゾル発生装置がエアロゾルを生成することを許可されるロック解除状態とを有する、エアロゾル発生装置;および
前記エアロゾル発生装置を少なくとも部分的に受容するように構成される受容装置を備え;
前記エアロゾル発生装置および前記受容装置の各々が、前記エアロゾル発生装置を前記受容装置と通信可能に連結するための通信インターフェースを含み;
前記受容装置が、ユーザーの少なくとも一つの生体認証特徴を感知することに基づいて、前記エアロゾル発生システムのユーザーを認証するように構成された少なくとも一つの生体認証センサーを有する制御装置を含み;
前記制御装置が、前記エアロゾル発生装置に認証信号を送信して、前記エアロゾル発生装置を前記ロック状態または前記ロック解除状態に構成し、前記認証信号が、前記受容装置での前記ユーザーの認証成功または失敗を示す、エアロゾル発生システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記少なくとも一つの生体認証センサーが、指紋センサー、虹彩認識センサー、音声認識センサー、および顔認識用カメラのうちの少なくとも一つである、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記エアロゾル発生装置が、電気エネルギーを貯蔵するための少なくとも一つのエネルギー貯蔵部を含み;
前記受容装置が、前記エアロゾル発生装置に電気エネルギーを供給し、前記エアロゾル発生装置の前記少なくとも一つのエネルギー貯蔵部を充電するするように構成される、請求項1または2のいずれかに記載のシステム。
【請求項4】
前記エアロゾル発生システムが、一つ以上のロック条件に基づいて、前記エアロゾル発生装置をロック状態に入らせるように構成される、請求項1~3のいずれかに記載のシステム。
【請求項5】
前記一つ以上のロック条件が:
前記受容装置での前記ユーザーの最後の認証成功以降の前記ユーザーによる前記エアロゾル発生装置の最大使用セッション数、
前記受容装置での前記ユーザーの最後の認証成功以降に実行された最大充電サイクル数、および
前記受容装置での前記ユーザーの最後の認証成功以降に経過した最大期間のうちの少なくとも一つを決定すること含む、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記エアロゾル発生装置が:
データストレージ;および
前記受容装置から受信した前記認証信号に基づいて、認証インジケータを決定し、前記認証インジケータを前記データストレージに格納するように構成される制御回路をさらに含む、請求項1~5のいずれかに記載のシステム。
【請求項7】
前記エアロゾル発生装置の前記制御回路が、前記エアロゾル発生装置の前記データストレージに格納された前記認証インジケータに基づいて、前記エアロゾル発生装置をロック状態またはロック解除状態に入らせるように構成される、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記エアロゾル発生装置の前記制御回路が、前記エアロゾル発生装置の前記データストレージ内の前記認証インジケータの不在時に、前記エアロゾル発生装置をロック状態に入らせるように構成される;および/または
前記エアロゾル発生装置の制御回路が、前記エアロゾル発生装置の前記データストレージ内の前記認証インジケータの値が所定の値を取る時、前記エアロゾル発生装置をロック状態に入らせるように構成される、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記エアロゾル発生装置の前記制御回路が、前記認証インジケータが前記エアロゾル発生装置の前記データストレージに格納される場合、前記エアロゾル発生装置をロック解除状態に入らせるように構成される;および/または
前記エアロゾル発生装置の制御回路が、前記エアロゾル発生装置の前記データストレージ内の前記認証インジケータの値がさらなる所定の値を取る時、前記エアロゾル発生装置をロック解除状態に入らせるように構成される、請求項7または8のいずれかに記載のシステム。
【請求項10】
前記エアロゾル発生装置の前記制御回路が、前記エアロゾル発生装置の前記データストレージから前記認証インジケータを除去するように構成され、その結果、前記エアロゾル発生装置がロック状態に構成される;および/または
前記エアロゾル発生装置の前記制御回路が、前記認証インジケータの値を修正するように構成され、その結果、前記エアロゾル発生装置がロック状態に構成される、請求項7~9のいずれかに記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、エアロゾル発生物品または喫煙物品の使用のためのエアロゾル発生システムまたは装置の分野に関する。特に、本開示は、エアロゾル発生装置および受容装置を含むエアロゾル発生システム、このようなシステムのためのエアロゾル発生装置、ならびにこのようなシステムのための受容装置に関する。本開示はさらに、エアロゾル発生システムでユーザーを認証するコンピュータ実装方法、エアロゾル発生システムを構成および/または登録するためのユーザー装置、ならびにこうしたユーザー装置を操作する方法に関する。さらに、本開示は、一つ以上のコンピュータプログラムおよび一つ以上のコンピュータ可読媒体に関する。
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【背景技術】
【0002】
エアロゾル発生システムまたは装置は、通常、エアロゾルを生成するためのエアロゾル発生装置、および例えば、エアロゾル発生装置を格納するための受容装置または主要ユニットを含む。典型的には、エアロゾル発生装置は、例えば、一つ以上の使用セッションで、エアロゾル発生物品または喫煙物品によって生成されるエアロゾルを消費するために、ユーザーによって使用できる手持ち式装置として設計される。通常、エアロゾル発生物品は、タバコ含有基体などのエアロゾル形成基体、および/または液体を含むカートリッジを含む。使用中または消費中にエアロゾルを生成するために、例えば、エアロゾル発生物品の少なくとも一部分を加熱するために、エアロゾル発生装置の発熱体または熱源から熱を適用または伝達することができる。
【0003】
エアロゾル発生装置と併用するための例示的なエアロゾル発生物品は、しばしばその他の要素または構成要素と共に、スティックの形態に組み立てられたエアロゾル形成基体を備え得る。こうしたスティックは、エアロゾル発生装置内に少なくとも部分的に挿入される形状およびサイズで構成され得、例えば、エアロゾル発生物品および/またはエアロゾル形成基体を加熱するための発熱体を含み得る。他の例示的なエアロゾル発生物品は、ユーザーによるエアロゾル消費中に蒸発され得る液体を含有するカートリッジを含み得る。また、このようなカートリッジは、エアロゾル発生装置に少なくとも部分的に挿入される形状およびサイズで構成され得る。代替的に、カートリッジは、エアロゾル発生装置に固定して取り付けられ、液体をカートリッジに挿入することによって補充され得る。
【0004】
一部の従来的なエアロゾル発生システムまたはスタンドアロン型エアロゾル発生装置では、指紋センサーは、ユーザーを認証するための手持ち式エアロゾル発生装置上に配置される。例えば、文書US2015/122252A1には、承認された指紋が指紋スキャナーを介して検出されない場合に使用するための、気化器をロックするための指紋スキャナーを含む、手持ち式気化器が記載されている。しかしながら、これは、エアロゾル発生装置の複雑な設計、構成および外観をもたらし得る。
【0005】
したがって、例えば、成人個人またはユーザー、所定の年齢閾値に達したユーザー、および/またはエアロゾル発生システムの所有者などの認定ユーザーのみが、エアロゾル発生システムの、特にエアロゾル消費のための使用を許可されることを保証する認証手段を提供する、改良されたエアロゾル発生システム、そのようなシステムの改良された受容装置および/またはそのようなシステムの改良されたエアロゾル発生装置を備えることが望ましいと考えられ得る。
【発明の概要】
【0006】
これは、独立請求項の主題によって達成され、さらなる実施形態が、従属請求項および以下の説明に組み込まれる。
【0007】
以下に、本開示のそれらの態様の様々な態様ならびに実施形態および例が説明される。本開示の様々な態様は、エアロゾル発生システム、エアロゾル発生装置、エアロゾル発生システムのための受容装置、およびユーザー装置のうちの一つ以上に、少なくとも部分的には、主にまたは全体的に関連することに留意されたい。
【0008】
しかしながら、本開示の一態様を参照して、本明細書の上記および下記に説明される任意の特徴、ステップ、機能、要素、技術的効果および/または利点は、本明細書の上記および下記に説明されるように、同様に、本開示の任意の他の態様に適用されることが強調される。
【0009】
本開示の第一の態様によれば、エアロゾルを生成するように構成されたエアロゾル発生装置を含む、エアロゾル発生システムが提供され、エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生装置がエアロゾルを生成することを禁止されているロック状態、およびエアロゾル発生装置がエアロゾルを生成することを許可されているロック解除状態を有する。エアロゾル発生システム(以下、システムとも称される)は、エアロゾル発生装置を少なくとも部分的に受容するように構成された受容装置をさらに含む。エアロゾル発生装置および受容装置の各々は、エアロゾル発生装置を受容装置と通信可能に結合するための通信インターフェースを含む。その中で、受容装置は、ユーザーの少なくとも一つの生体認証特徴を感知することに基づいて、エアロゾル発生システムのユーザーを認証するように構成された少なくとも一つの生体認証センサーを有する制御装置を含む。さらに、制御装置は、例えば、受容装置の通信インターフェースおよびエアロゾル発生装置の通信インターフェースを介して、エアロゾル発生装置に認証信号を送信して、エアロゾル発生装置をロック状態またはロック解除状態に構成および/または切り替えるように構成される。その中で、認証信号は、受容装置および/またはエアロゾル発生システムでのユーザーの認証の成功または失敗を示す、説明する、および/または代表するものである。
【0010】
生体認証センサーを受容装置に配置し、受容装置からエアロゾル発生装置に認証信号を送信することによって、少なくとも一つの生体認証特徴を感知することに基づくユーザーの認証が成功したか不成功であったかに応じて、エアロゾル発生装置をロック状態またはロック解除状態に構成および/または切り替えることができる。例えば、不正ユーザーによるエアロゾル発生装置のロック解除状態への構成は、不正ユーザーによるエアロゾル消費のためのエアロゾル発生システムの使用が効果的かつ確実に禁止されるように、効果的かつ確実に禁止され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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