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公開番号
2025069246
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2025011749,2023521413
出願日
2025-01-27,2022-04-21
発明の名称
ニコチンシートおよびこれを含むエアロゾル発生物品
出願人
ケーティー アンド ジー コーポレイション
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
A24B
15/16 20200101AFI20250422BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】ニコチンシートおよびこれを含むエアロゾル発生物品が提供される。
【解決手段】本開示の幾つかの実施例によるニコチンシート10は、ニコチン成分を含むニコチン物質およびシートを形成するセルロース系物質を含んでもよい。このようなニコチンシートは、加熱されることで、内部に固定されたニコチン物質を徐々に放出することによって、エアロゾル発生物品100の喫味持続性を大きく向上させることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ニコチン成分を含むニコチン物質と、
シートを形成するセルロース系物質と、
エアロゾル形成剤と、を含むニコチンシートであって、
前記セルロース系物質は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、メチルセルロース(MC)、エチルセルロース(EC)、およびカルボキシメチルセルロース(CMC)の中から選ばれた少なくとも一つの物質を含み、
前記エアロゾル形成剤の含有量は、前記ニコチンシートの100総重量部に対して5から20重量部である、ニコチンシート。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記ニコチン物質は、有機酸により形成されたニコチン塩を含む、請求項1に記載のニコチンシート。
【請求項3】
前記有機酸は、安息香酸、ピルビン酸、乳酸、酢酸およびクエン酸の中から選ばれた少なくとも一つの酸を含む、請求項2に記載のニコチンシート。
【請求項4】
前記ニコチン成分の含有量は、前記ニコチンシートの100総重量部に対して2重量部以上である、請求項1から3のいずれか一項に記載のニコチンシート。
【請求項5】
前記セルロース系物質は、さらに、寒天を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載のニコチンシート。
【請求項6】
前記セルロース系物質は前記ニコチン物質を被覆する、請求項1に記載のニコチンシート。
【請求項7】
LM-ペクチン(low methoxyl pectin)をさらに含む、請求項1に記載のニコチンシート。
【請求項8】
前記エアロゾル形成剤の含有量は、前記ニコチンシートの100総重量部に対して8から20重量部の範囲である、請求項1に記載のニコチンシート。
【請求項9】
エアロゾル形成基材部を含むエアロゾル発生物品であって、
前記エアロゾル形成基材部はニコチンシートを含み、
前記ニコチンシートは、
シートを形成するセルロース系物質、
エアロゾル形成剤、および、
ニコチン成分を含むニコチン物質を含み、
前記セルロース系物質は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、メチルセルロース(MC)、エチルセルロース(EC)、およびカルボキシメチルセルロース(CMC)の中から選ばれた少なくとも一つの物質を含み、
前記エアロゾル形成剤の含有量は、前記ニコチンシートの100総重量部に対して5から20重量部である、エアロゾル発生物品。
【請求項10】
前記ニコチンシートは、しわになったり、折れ曲がったりするものである、請求項9に記載のエアロゾル発生物品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ニコチンシートおよびこれを含むエアロゾル発生物品に関する。より詳細には、エアロゾル発生物品の喫味持続性を増進させることができるニコチンシート、これを含むエアロゾル発生物品およびこれらの製造方法に関する。
続きを表示(約 970 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、伝統シガレットの短所を克服する代替物品に関する需要が増加している。例えば、専用デバイスにより電気的に加熱することによりエアロゾルを発生させる加熱型シガレットに関する需要が増加しており、これによって、加熱型シガレットに関する研究が集中的に行われている。
【0003】
最近、イシューとなっている加熱型シガレットの問題点は、喫味持続性である。多くの加熱型シガレットが初期パフ時には優れた喫味を示すが、パフが持続するほど喫味が急激に落ちる傾向を示すためである。これによって、中後半パフ時の喫味を補充することができる方案が要求されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の幾つかの実施形態を通じて解決しようとする技術的課題は、喫味持続性を増進させることができるニコチンシートおよびその製造方法を提供することにある。
【0005】
本開示の幾つかの実施形態を通じて解決しようとする他の技術的課題は、喫味持続性が増進されたエアロゾル発生物品およびその製造方法を提供することにある。
【0006】
本開示の技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及されていない他の技術的課題は、下記の記載から本開示の技術分野における通常の技術者が明確に理解できる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記技術的課題を解決するための、本開示の幾つかの実施形態によるニコチンシートは、ニコチン成分を含むニコチン物質およびシートを形成するセルロース系物質を含んでもよい。
【0008】
幾つかの実施形態において、前記ニコチン物質は、有機酸により形成されたニコチン塩を含んでもよい。
【0009】
幾つかの実施形態において、前記有機酸は、安息香酸、ピルビン酸、乳酸、酢酸およびクエン酸の中から選ばれた少なくとも一つの酸を含んでもよい。
【0010】
幾つかの実施形態において、前記ニコチン成分の含有量は、前記ニコチンシート100重量部に対して2重量部以上であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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