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公開番号
2025068626
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2024212510,2023178453
出願日
2024-12-05,2023-10-16
発明の名称
クランプユニット
出願人
株式会社コスメック
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B23Q
3/06 20060101AFI20250421BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】クランプユニットの構成を簡素化する。
【解決手段】油圧クランプユニット(1)は、作動油(23)を旋回式クランプ(3)に対して給排する圧油給排装置(4)を備える。圧油給排装置(4)は、軸心回り方向へ回転することによりピストン(5)を軸方向へ移動させる雄ネジ部材(7)を含み、雄ネジ部材(7)が軸心回り方向へ回転することにより、旋回式クランプ(3)に対して作動油(23)を給排する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ワーク(W)を固定するクランプ装置(3,3A)と、
前記クランプ装置(3,3A)を動作させる作動流体(23)を該クランプ装置(3,3A)に対して給排する流体給排装置(4,4A)と、
前記クランプ装置(3,3A)と前記流体給排装置(4,4A)とに連通し、前記作動流体(23)を通す流体通路(21)と、
を備え、
前記流体給排装置(4,4A)は、
ハウジング(10)内に軸方向へ移動可能に挿入されるピストン部材(5)と、
前記ピストン部材(5)に設けられる雌ネジ部材(6)と、
前記雌ネジ部材(6)と螺合し、軸心回り方向へ回転することにより前記ピストン部材(5)を前記軸方向へ移動させる雄ネジ部材(7)と、を含み、
前記雄ネジ部材(7)が前記軸心回り方向へ回転することにより、前記クランプ装置(3,3A)に対して前記作動流体(23)を給排する、クランプユニット(1,1A,1B)。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記流体通路(21)に接続される蓄圧装置(70,70A)であって、前記流体給排装置(4,4A)から前記クランプ装置(3,3A)へ供給される昇圧された前記作動流体(23)である圧力流体(23A)の一部を貯蔵する蓄圧室(72)を含み、前記流体通路(21)内の前記圧力流体(23A)の圧力低下に応じて、前記蓄圧室(72)に貯蔵した前記圧力流体(23A)を前記流体通路(21)へ排出する蓄圧装置(70,70A)をさらに備える、請求項1のクランプユニット(1,1A,1B)。
【請求項3】
前記蓄圧装置(70,70A)は、
前記蓄圧室(72)が内部に形成されるハウジング(71)と、
前記ハウジング(71)内に軸方向へ移動可能に挿入され、前記軸方向の一方側に前記蓄圧室(72)が配置されるピストン部材(73)と、
前記蓄圧室(72)側へ向けて前記ピストン部材(73)を付勢する付勢部材(74,74A)と、
を含む、請求項2のクランプユニット(1,1A,1B)。
【請求項4】
前記蓄圧装置(70,70A)は、前記ピストン部材(73)の前記軸方向の他方側に該軸方向に突出して設けられるロッド部材(77)をさらに含み、
前記ロッド部材(77)の先端部(77B)は、前記ピストン部材(73)の前記他方側への移動に伴い、前記ハウジング(71)の前記他方側に形成された貫通孔(71C)を通って該ハウジング(71)の外部へ突出する、請求項3のクランプユニット(1,1A,1B)。
【請求項5】
前記流体通路(21)に配置され、前記流体給排装置(4,4A)から供給される前記作動流体(23)を減圧して前記クランプ装置(3,3A)に供給する減圧装置(80)をさらに備える、請求項1から4までのいずれか1項のクランプユニット(1A,1B)。
【請求項6】
前記クランプ装置(3,3A)は、複数の旋回式クランプを含む、請求項1から4までのいずれか1項のクランプユニット(1,1A,1B)。
【請求項7】
前記流体給排装置(4)は、前記クランプ装置(3)がロック状態からリリース状態にリリース駆動する時に前記作動流体(23)を前記クランプ装置(3)に供給する、請求項1から4までのいずれか1項のクランプユニット(1,1A)。
【請求項8】
前記流体給排装置(4A)は、前記クランプ装置(3A)がリリース状態からロック状態にロック駆動する時に前記作動流体(23)を前記クランプ装置(3A)に供給する、請求項1から4までのいずれか1項のクランプユニット(1B)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クランプ装置と該クランプ装置に対して作動流体を給排する流体給排装置とを含むクランプユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ワークを固定するために、作動室に供給及び排出される作動流体によってロック状態またはリリース状態が切り換えられるクランプ装置が知られている(特許文献1)。この種のクランプ装置は、該クランプ装置に対して作動流体の供給及び排出を行う流体給排装置とともに、軌道に沿って移動可能に構成された搬送部材に搭載されてクランプユニットとして使用され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/186136号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のクランプユニットは、例えば作動流体の漏れ等によって作動流体の圧力低下が生じた場合、クランプ装置が正常に動作しない可能性があった。
【0005】
本発明の一態様は、作動流体の圧力低下による動作不良を緩和できるクランプユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、例えば、図3,図5~7,図9,図11~図13,図15~図17に示すように、クランプユニットを次のように構成した。
【0007】
クランプユニット1,1A,1Bは、ワークWを固定するクランプ装置3,3Aと、クランプ装置3,3Aを動作させる作動流体23をクランプ装置3,3Aに対して給排する流体給排装置4,4Aと、クランプ装置3,3Aと流体給排装置4,4Aとに連通し、作動流体23を通す流体通路21と、を備える。流体給排装置4,4Aは、ハウジング10内に軸方向へ移動可能に挿入されるピストン部材5と、ピストン部材5に設けられる雌ネジ部材6と、雌ネジ部材6と螺合し、軸心回り方向へ回転することによりピストン部材5を前記軸方向へ移動させる雄ネジ部材7と、を含み、雄ネジ部材7が軸心回り方向へ回転することにより、クランプ装置3,3Aに対して作動流体23を給排する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、作動流体の圧力低下による動作不良を緩和できるクランプユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る油圧クランプユニットの平面図である。
前記油圧クランプユニットが備える一対の旋回式クランプの側面図である。
前記油圧クランプユニットの要部を示す断面図である。
前記クランプユニットが備える蓄圧装置を示す拡大断面図である。
前記油圧クランプユニットの動作を示す断面図である。
前記圧油給排装置の動作を示す断面図である。
前記蓄圧装置に圧油が供給された状態を示す断面図である。
図4に示した蓄圧装置の変形例を示す断面図である。
第2実施形態に係るクランプユニットの要部を示す図断面図である。
前記クランプユニットが備える減圧装置を示す拡大断面図である。
前記油圧クランプユニットの動作を示す断面図である。
前記蓄圧装置に圧油が供給された状態を示す断面図である。
第3実施形態に係る油圧クランプユニットの要部を示す断面図である。
前記油圧クランプユニットが備える旋回式クランプを示す拡大断面図である。
前記油圧クランプユニットが備える圧油給排装置を示す拡大断面図である。
前記圧油給排装置の動作を示す断面図である。
前記蓄圧装置に圧油が供給された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔第1実施形態〕
以下、本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明は本発明に係るクランプユニットの一例であり、本発明の技術的範囲は図示例に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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