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公開番号2025068309
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178115
出願日2023-10-16
発明の名称調理システム
出願人リンナイ株式会社,国立大学法人九州大学
代理人弁理士法人ぱてな
主分類F24C 15/00 20060101AFI20250421BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】簡素な構成によって様々な場所で安全性の高いシステムを構築して安定して作動させることができ、その結果、調理を行うユーザの利便性の向上を実現できる調理システムを提供する。
【解決手段】調理システム100において、調理制御部52は第1~第3通信部17~37Bのそれぞれと一対一で通信を実行するターミナル通信部57を有する。第1通信部17は加熱制御部12が把握する加熱部11の把握状態をターミナル通信部57に送信し、第2通信部27は第1状態センサ26の検出結果をターミナル通信部57に送信し、第3通信部37A、37Bは第2状態センサ36A、36Bの検出結果をターミナル通信部57に送信する。調理制御部52はターミナル通信部57が受信する情報に基づいて、加熱部11に対する調理指令をターミナル通信部57から第1通信部17に送信する。加熱制御部12は調理指令に基づく制御を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
被調理物を収容する調理容器と、
前記調理容器を加熱する加熱部を有する加熱調理機器と、
前記被調理物を調理するために前記調理容器と共に使用される調理道具と、
前記調理容器、前記加熱調理機器及び前記調理道具を一元管理して前記被調理物を調理するための制御を行う調理制御部と、
前記調理制御部と一体又は別体に設けられ、前記被調理物を調理するための操作が入力されて前記操作の情報を前記調理制御部に伝達するとともに、前記調理制御部に制御されて前記被調理物を調理するための情報を出力する入出力部と、
を備える調理システムであって、
前記加熱調理機器は、前記加熱部による加熱を制御する加熱制御部と、
通信を実行する第1通信部と、を有し、
前記調理容器は、前記調理容器の状態を検出する第1状態センサと、
前記通信を実行する第2通信部と、を有し、
前記調理道具は、前記被調理物の状態及び/又は前記被調理物に加える追加物の状態を検出する第2状態センサと、
前記通信を実行する第3通信部と、を有し、
前記調理制御部は、前記第1通信部、前記第2通信部及び前記第3通信部のそれぞれと一対一で前記通信を実行するターミナル通信部を有し、
前記第1通信部は、前記加熱制御部が把握する前記加熱部の把握状態を前記ターミナル通信部に送信し、
前記第2通信部は、前記第1状態センサの検出結果を前記ターミナル通信部に送信し、
前記第3通信部は、前記第2状態センサの検出結果を前記ターミナル通信部に送信し、
前記調理制御部は、前記ターミナル通信部が受信する情報に基づいて、前記加熱部に対する調理指令を前記ターミナル通信部から前記第1通信部に送信し、
前記加熱制御部は、前記調理指令に基づく制御を実行するように構成されていることを特徴とする調理システム。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記第1通信部、前記第2通信部及び前記第3通信部は、前記通信として近距離無線通信を実行する請求項1記載の調理システム。
【請求項3】
前記調理容器及び前記加熱調理機器を撮影可能なカメラと、前記近距離無線通信を実行する第4通信部と、を有する撮影機器を備え、
前記第4通信部は、前記カメラが撮影した画像情報を前記ターミナル通信部に送信し、
前記調理制御部は、前記画像情報を利用して前記調理指令を送信する請求項2記載の調理システム。
【請求項4】
前記ターミナル通信部は、ネットワークを経由して外部の情報処理端末と通信可能であり、
前記調理制御部は、前記加熱部の前記把握状態、前記第1状態センサの前記検出結果、前記第2状態センサの前記検出結果、及び前記カメラの前記画像情報について、選択的に前記情報処理端末に伝達可能である請求項3記載の調理システム。
【請求項5】
前記情報処理端末は、前記調理制御部から伝達された情報に基づいて、前記加熱部に対する前記調理指令を前記調理制御部に送信可能であり、
前記調理制御部は、前記情報処理端末から前記調理指令を受信した場合、前記調理指令を承認する操作入力が前記入出力部に対して行われたときに、前記調理指令を前記ターミナル通信部から前記第1通信部に送信する請求項4記載の調理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は調理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の調理システムの一例が開示されている。特許文献1の図6~図13に示すように、この調理システムは、調理容器、加熱調理機器、調理道具、調理制御部及び入出力部を備えている。
【0003】
調理容器は平鍋であり、被調理物を収容する。また、調理容器は温度センサを有し、温度センサの検出結果を送信可能である。加熱調理機器は、調理容器を加熱する加熱部としてのガスバーナを有している。調理道具は、調理容器内の温度を測定する温度プローブであり、検出結果を送信可能である。調理道具は、被調理物を調理するために調理容器と共に使用される。
【0004】
調理制御部は、加熱調理機器の周辺に置かれたタブレットコンピュータ形状の計算装置であり、調理容器、加熱調理機器及び調理道具と通信可能である。調理制御部は、加熱調理機器のガスバーナの火力を調整する調整器具を自動操作したり、ユーザがその調整器具を手動操作するための補助を表示や音声によって行ったりして、被調理物を調理するための制御を行う。
【0005】
入出力部は、調理制御部と一体又は別体に設けられたディスプレイ、音声出力装置及び入力装置である。入出力部は、被調理物を調理するための操作が入力されて操作の情報を調理制御部に伝達するとともに、調理制御部に制御されて被調理物を調理するための情報を出力する。
【0006】
特許文献1の図1に示すように、調理容器、加熱調理機器、調理道具、調理制御部及び入出力部はそれぞれ、ネットワーク等に接続して一方向通信又は双方向通信を実行可能である。これにより、この調理システムは、遠隔ユーザの計算装置、調理調節連携サービス計算システム、ローカルユーザ携帯機器等と連携可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-70516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上記従来の調理システムは、加熱調理機器等が判断を行うための複雑な電子回路や高度な通信部を持つ必要があるため、システム構成が複雑になり易く、台所以外のダイニングルーム、リビングルーム、多目的施設等、様々な場所でシステムを構築する作業が煩雑化し易い。
【0009】
また、この調理システムは、加熱制御部が調理制御部を介さずに調理制御部とは異なる端末からネットワーク等を経由して何らかの指令を受けて加熱部に加熱の開始等を実行させることが可能に構成されている。この調理システムでは、調理容器、加熱調理機器及び調理道具からの情報の漏洩がネットワーク等を経由して発生するおそれがある。
【0010】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、簡素な構成によって様々な場所で安全性の高いシステムを構築して安定して作動させることができ、その結果、調理を行うユーザの利便性の向上を実現できる調理システムを提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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