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公開番号2025067283
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177167
出願日2023-10-13
発明の名称データ分析装置
出願人株式会社キーエンス
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類G06F 16/23 20190101AFI20250417BHJP(計算;計数)
要約【課題】分析システム上でユーザが自由に分析対象の追加を行えるようにすることで、システム改修を行うことなく簡便に分析対象の項目を追加可能にする。
【解決手段】データ分析装置1は、データテーブルに対して主キー列を設定する設定部13と、データテーブルに対してデータ入力列の追加を受け付けるとともに、データ入力列の所定の行要素に対して付加データの入力を受け付ける編集部14と、付加データが入力された分析対象データの分析を行う分析部16と、付加データが入力された所定の行要素に対応する主キー列のデータと、付加データが入力されたデータ入力列を示す情報と、付加データと、を対応付けたレコードを、行要素ごとに作成するレコード作成部17と、レコード作成部17で作成されたレコードが複数蓄積された付加データセットを記憶する記憶部30とを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
データを分析するデータ分析装置において、
データテーブルの入力を受け付けるデータ入力部と、
前記データ入力部で入力が受け付けられたデータテーブルに対して主キー列を設定する設定部と、
前記データ入力部で入力が受け付けられたデータテーブルに対してデータ入力列の追加を受け付けるとともに、当該データ入力列の所定の行要素に対して付加データの入力を受け付ける編集部と、
前記データ入力部で入力が受け付けられたデータテーブルに対して前記データ入力列に付加データが入力された分析対象データの分析を行う分析部と、
付加データが入力された所定の行要素に対応する主キー列のデータと、付加データが入力されたデータ入力列を示す情報と、前記編集部で入力された付加データと、を対応付けたレコードを、行要素ごとに作成するレコード作成部と、
前記レコード作成部で作成されたレコードが複数蓄積された付加データセットを記憶する記憶部と、
を備えるデータ分析装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載のデータ分析装置において、
前記データ入力部は、複数の属性を有する複数のデータテーブルの入力を受け付け、
前記設定部は、前記データ入力部で入力が受け付けられた複数のデータテーブルに含まれる属性の関係を定めたリレーション情報を設定する、データ分析装置。
【請求項3】
請求項2に記載のデータ分析装置において、
前記レコード作成部は、前記レコードとして、付加データが入力された所定の行要素に対応する主キー列のデータに対して、付加データが入力されたデータテーブルを示す情報をさらに対応付けたレコードを、行要素ごとに作成する、データ分析装置。
【請求項4】
請求項1に記載のデータ分析装置において、
前記分析対象データの更新処理を行うデータ更新部をさらに備え、
前記データ入力部は、更新されたデータテーブルの入力を受け付け、
前記データ更新部は、
前記更新されたデータテーブルの列の中から、前記記憶部に記憶されたレコードに含まれる主キー列に対応する列を特定するとともに、当該特定された列を更新されたデータテーブルの主キー列として設定し、
前記記憶部に記憶された付加データセットに含まれる各々のレコードを、各々のレコードに含まれる主キー列のデータと、前記更新されたデータテーブルの主キー列として設定された列のデータと、に基づいて、前記更新されたデータテーブルに対して対応付けることで前記分析対象データの更新処理を行う、データ分析装置。
【請求項5】
請求項4に記載のデータ分析装置において、
前記データ入力部は、複数の属性を有する複数のデータテーブルの入力を受け付け、
前記設定部は、前記データ入力部で入力が受け付けられた複数のデータテーブルに含まれる属性の関係を定めたリレーション情報を設定し、
前記分析部は、前記編集部で追加されたデータ入力列の値を集約単位の属性とするとともに、前記データ入力部で入力が受け付けられた複数のデータテーブルの内、前記設定部により当該データ入力列を含むデータテーブルとリレーションが設定された他のデータテーブルに含まれる列を集約対象の属性とした分析を行うように設定され、前記データ更新部により前記分析対象データの更新処理が行われたことに応じて、前記集約単位の属性、前記集約対象の属性及び前記リレーション情報に基づいて、前記分析を再実行する、データ分析装置。
【請求項6】
請求項4に記載のデータ分析装置において、
前記データ更新部は、前記レコード作成部で作成されたレコードに含まれるデータ入力列を示す情報に基づいて、当該データ入力列に対応する列が前記更新されたデータテーブルに含まれるか否かを判定し、前記データ入力列に対応する列が前記更新されたデータテーブルに含まれていないと判定された場合に、前記更新されたデータテーブルに対して列を追加するとともに、当該追加された列に対して、前記レコード作成部で作成されたレコードに含まれるデータ入力列を示す情報と同一の情報を割り当てる、データ分析装置。
【請求項7】
請求項1に記載のデータ分析装置において、
前記レコード作成部は、前記分析対象データのデータ入力列に含まれる付加データが更新されたか否かを当該分析対象データの行要素ごとに判定し、前記分析対象データのデータ入力列に含まれる付加データが更新されたと判定された行要素が存在する場合は、当該行要素に対応する主キー列のデータに基づいて、前記レコードに含まれる付加データを更新する、データ分析装置。
【請求項8】
請求項7に記載のデータ分析装置において、
前記レコード作成部は、前記分析対象データのデータ入力列に含まれる付加データが更新されたと判定された行要素が存在する場合、当該行要素に対応するレコードが前記記憶部に記憶された付加データセットに含まれているか否かをさらに判定し、前記記憶部に記憶された付加データセットに含まれていないと判定された場合に、付加データセットに含まれていないと判定された行要素に対応する主キー列のデータと、付加データが入力されたデータ入力列を示す情報と、前記編集部で入力された付加データと、を対応付けたレコードを新たに作成する、データ分析装置。
【請求項9】
請求項1に記載のデータ分析装置において、
前記設定部は、前記データ入力部で入力が受け付けられたデータテーブルに含まれる各々の列について、各々の列に含まれるデータの個数と当該列に含まれるデータに対して重複レコードをまとめることで得られたデータの個数とを比較することで、列の独立性を判定し、当該判定により独立と判定された列を主キー列として設定する、データ分析装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、各種データの分析が可能なデータ分析装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているように、分析対象データを分析するデータ分析装置として、分析対象データが入力されると、集約対象の属性と集約単位の属性を決定し、集約単位の属性の属性値毎に、集約対象の属性の属性値を集約関数に基づいて集約することで新たな目的変数候補を自動的に生成するものが知られている。特許文献1のデータ分析装置では、新たな目的変数候補をモニタに表示させてユーザに把握させることができ、ユーザが目的変数を選択すると、新たな特徴量が自動的に生成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-135054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1のようなデータ分析装置を用いて、営業情報や顧客情報など各基盤システムのデータをビジネス現場で分析して利用することが考えられる。データ分析装置では、分析しやすい形式に変換して抽出されたデータの利用を前提にしており、データを追加する場合には各基盤システムに追加する方法でしか行えないようになっている。
【0005】
また、一般的に基盤システムの管理とビジネス現場は部署が分かれており、データの柔軟な変更が難しい。このため、変更頻度が高いデータを分析しようとすると、分析機能が弱く基盤システムのデータを参照できないスプレッドシート等に頼らざるを得ない、という課題がある。
【0006】
本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、分析システム上でユーザが自由に分析対象の追加を行えるようにすることで、システム改修を行うことなく簡便に分析対象の項目を追加可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本態様では、データを分析するデータ分析装置を前提とすることができる。データ分析装置は、データテーブルの入力を受け付けるデータ入力部と、前記データ入力部で入力が受け付けられたデータテーブルに対して主キー列を設定する設定部と、前記データ入力部で入力が受け付けられたデータテーブルに対してデータ入力列の追加を受け付けるとともに、当該データ入力列の所定の行要素に対して付加データの入力を受け付ける編集部と、前記データ入力部で入力が受け付けられたデータテーブルに対して前記データ入力列に付加データが入力された分析対象データの分析を行う分析部と、付加データが入力された所定の行要素に対応する主キー列のデータと、付加データが入力されたデータ入力列を示す情報と、前記編集部で入力された付加データと、を対応付けたレコードを、行要素ごとに作成するレコード作成部と、前記レコード作成部で作成されたレコードが複数蓄積された付加データセットを記憶する記憶部と、を備えている。
【0008】
この構成によれば、データテーブルが入力されると、入力されたデータテーブルに対して主キー列が設定される。ユーザがデータを追加する場合、既に入力されているデータテーブルに対してデータ入力列の追加を受け付けることで、データの追加が可能になる。追加されたデータ入力列の行要素には付加データが入力される。分析時には、データ入力列に付加データが入力された分析対象データの分析が行われるので、基盤システムからのデータには変更を加えず、データ分析装置に追加したデータを用いて分析が行えるようになる。
【0009】
また、付加データが入力された場合には、行要素に対応する主キー列のデータと、データ入力列を示す情報とが付加データに対応付けられたレコードが作成されて蓄積されるので、データが追加されても、データの紐付けが正しく行われる。
【0010】
前記データ入力部は、複数の属性を有する複数のデータテーブルの入力を受け付けることができる。この場合、前記設定部は、前記データ入力部で入力が受け付けられた複数のデータテーブルに含まれる属性の関係を定めたリレーション情報を設定できるので、データ分析の際にリレーション情報も反映させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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