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公開番号2025067275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177155
出願日2023-10-13
発明の名称冷凍・冷蔵ショーケース
出願人株式会社オカムラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F25B 41/385 20210101AFI20250417BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】蒸発器に送り込まれる冷媒の流量を増大させて冷却能力を高めることができるようにした冷凍・冷蔵ショーケースを提供する。
【解決手段】凝縮器13の下流側の冷媒配管21aを2本の分岐冷媒管22、22に分岐させて蒸発器10の上流側の冷媒配管21bに接続するとともに、2本の分岐冷媒管22、22のそれぞれに電磁弁式膨張弁23、23を並列に設ける。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を凝縮する凝縮器と、前記凝縮器によって凝縮された前記冷媒の流れを開・閉制御する電磁弁と、凝縮された前記冷媒を減圧して膨張させるとともに冷媒の流量を制御する膨張弁と、前記膨張弁によって減圧膨張された前記冷媒を蒸発させる蒸発器とを備える冷凍・冷蔵ショーケースにおいて、
前記凝縮器の下流側の冷媒配管を少なくとも2本の分岐冷媒管に分岐させて前記蒸発器の上流側の冷媒配管に接続するとともに、前記2本の分岐冷媒管のそれぞれに前記電磁弁及び前記膨張弁を並列に設けたことを特徴とする冷凍・冷蔵ショーケース。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記2本の分岐冷媒管における上流側と下流側の端部は円弧状またはU字状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷凍・冷蔵ショーケース。
【請求項3】
前記2本の分岐冷媒管の下流端に接続される前記蒸発器の上流側の冷媒配管の流路面積を、前記分岐冷媒管の流路面積よりも大としたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍・冷蔵ショーケース。
【請求項4】
前記冷媒がCO

冷媒であり、前記電磁弁と前記膨張弁の機能が一体化したCO

冷媒用の電磁弁式膨張弁であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の冷凍・冷蔵ショーケース。
【請求項5】
前記電磁弁式膨張弁は、弁自体の開・閉時間を制御することで、冷媒の流量を比例的に制御可能なものであることを特徴とする請求項4に記載の冷凍・冷蔵ショーケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷凍食品や生鮮食品を保冷して陳列するために用いられる冷凍・冷蔵ショーケースに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等においては、冷凍食品や生鮮食品を保冷して陳列するための冷凍・冷蔵ショーケースが設置されている。冷凍・冷蔵ショーケースは、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮器によって凝縮された冷媒の流れを開・閉制御する電磁弁と、凝縮された冷媒を減圧して膨張させるとともに冷媒の流量を制御する膨張弁と、膨張弁によって膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器とを備えているのが一般的である。
【0003】
このような冷凍・冷蔵ショーケースの中には、凝縮器に、2基の蒸発器を、二つに分岐された冷媒配管を介して並列に接続するとともに、分岐された冷媒配管のそれぞれに電磁弁と膨張弁を設けたものがある。(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公平5-35344号公報(第2頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されている冷凍・冷蔵ショーケース(冷凍装置)は、通常時は2基の蒸発器を同時に冷却運転させ、一方の蒸発器を除霜運転する際に他方の蒸発器のみを冷却運転させ、2基の蒸発器を交互に除霜可能としたものであり、そのため手段として、分岐された冷媒配管に電磁弁と膨張弁が設けられている。この従来の冷凍・冷蔵ショーケースにおいては、電磁弁と膨張弁が冷媒配管を介して2基の蒸発器にそれぞれ直列に接続されているので、凝縮器から電磁弁及び膨張弁を介して各蒸発器に送り込まれる冷媒の流量は限られ、増大させることはできない。そのため、一方または両方の蒸発器の冷却能力を高めようとしたい場合にそれができないという問題がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、蒸発器に送り込まれる冷媒の流量を増大させて冷却能力を高めることができるようにした冷凍・冷蔵ショーケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の冷凍・冷蔵ショーケースは、
冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を凝縮する凝縮器と、前記凝縮器によって凝縮された前記冷媒の流れを開・閉制御する電磁弁と、凝縮された前記冷媒を減圧して膨張させるとともに冷媒の流量を制御する膨張弁と、前記膨張弁によって減圧膨張された前記冷媒を蒸発させる蒸発器とを備える冷凍・冷蔵ショーケースにおいて、前記凝縮器の下流側の冷媒配管を少なくとも2本の分岐冷媒管に分岐させて前記蒸発器の上流側の冷媒配管に接続するとともに、前記2本の分岐冷媒管のそれぞれに前記電磁弁及び前記膨張弁を並列に設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、凝縮器から蒸発器に送り込まれる冷媒の流量が増大するので、大型の冷凍・冷蔵ショーケースであっても冷却容量の大きな単一の蒸発器を用いて冷却能力を高めることができる。また、2本の分岐冷媒管のいずれか一方の電磁弁及び膨張弁が故障したとしても、他方の電磁弁及び膨張弁の作動により冷凍・冷蔵ショーケースの冷却が可能となる。
【0008】
前記2本の分岐冷媒管における上流側と下流側の端部は円弧状またはU字状に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、2本の分岐冷媒管への冷媒の流入抵抗及び流出抵抗が小さくなるので、冷媒を2本の分岐冷媒管を介して蒸発器に迅速かつ効率よく送り込むことができる。
【0009】
前記2本の分岐冷媒管の下流端に接続される前記蒸発器の上流側の冷媒配管の流路面積を、前記分岐冷媒管の流路面積よりも大としたことを特徴としている。
この特徴によれば、分岐冷媒管から蒸発器の上流側の冷媒配管に送り込まれる冷媒の流入抵抗を小さくすることができる。
【0010】
前記冷媒がCO

冷媒であり、前記電磁弁と前記膨張弁の機能が一体化したCO

冷媒用の電磁弁式膨張弁であることを特徴としている。
この特徴によれば、高圧で使用されるCO

冷媒であっても、それぞれの電磁式電磁弁として定格の小さなものが使用可能であることから、電磁弁式膨張弁により支障なく対応することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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