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公開番号2025063558
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172875
出願日2023-10-04
発明の名称天板付き什器システム
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 13/00 20060101AFI20250409BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】部品点数の増大を抑制しつつ、仕切りパネルを天板付き什器の適切な位置に設置でき、かつ天板と近接する別の什器との間に一定の離間スペースを確保することができる天板付き什器システムを提供する。
【解決手段】天板付き什器システムは、天板付き什器、仕切りパネル、取付部材を備える。取付部材は、パネル支持部20、天板固定部21、スペーサ部22を備える。パネル支持部20は、仕切りパネルを支持可能とされている。天板固定部21は、天板付き什器に取り付けられる。スペーサ部22は、天板固定部21とパネル支持部20に連結されるとともに、一部が別の什器と当接して天板の側端面と別の什器の側端面の間に一定の離間スペースを確保する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
天板を有し、当該天板の少なくとも一の側端面を別の什器の側端面に対向させて配置可能な天板付き什器と、
前記天板の前記側端面の上方の前記別の什器との間の空間を仕切る仕切りパネルと、
前記天板付き什器に取り付けられ、前記天板付き什器に取り付けられた状態で前記仕切りパネルを前記天板付き什器に支持させる取付部材と、を備え、
前記取付部材は、
前記仕切りパネルを支持可能なパネル支持部と、
前記天板付き什器に取り付けられる天板固定部と、
前記天板固定部と前記パネル支持部に連結されるとともに、一部が前記別の什器と当接して前記天板の前記側端面と前記別の什器の側端面の間に一定の離間スペースを確保するスペーサ部と、を備えていることを特徴とする天板付き什器システム。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記天板の前記側端面と前記別の什器の前記側端面の間の離間幅は、前記仕切りパネルの板厚寸法よりも大きく設定され、
前記仕切りパネルは、上面視で、前記天板の前記側端面と前記別の什器の前記側端面の間の隙間の内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の天板付き什器システム。
【請求項3】
前記別の什器は、前記天板の前記側端面と対向して配置される天板を有する別の天板付き什器であり、
前記スペーサ部は、二つの前記天板付き什器の各前記天板の側端面間の離間スペースを一定に確保することを特徴とする請求項1または2に記載の天板付き什器システム。
【請求項4】
前記パネル支持部は、当該パネル支持部に支持された前記仕切りパネルの下端が前記天板付き什器と前記別の天板付き什器の各前記天板の上面から上方に離間するように、前記仕切りパネルを支持していることを特徴とする請求項3に記載の天板付き什器システム。
【請求項5】
前記スペーサ部は、
前記天板付き什器の前記側端面と当接可能な第1当接面と、
前記別の什器の前記側端面と当接可能な第2当接面と、
前記第1当接面と前記第2当接面の間において上方に起立して、前記パネル支持部に連結される起立壁と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の天板付き什器システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天板付き什器システムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスや公共施設等で使用される天板付き什器として、天板の端部に仕切りパネルを設置できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照。)。
【0003】
特許文献1,2に記載される天板付き什器は、上方に起立する仕切りパネル(デスクトップパネル)が、天板の奥行方向の奥側に配置されている。仕切りパネルの下端は、天板の奥行方向の奥側の端部、若しくは、その下方の什器本体の支持部材に連結されている。仕切りパネルは、天板の上面よりも上方側に延出し、天板の奥行方向の奥側の空間を前後に遮蔽する。このため、例えば、二つの天板付き什器を向かい合わせて設置したときには、各天板付き什器で作業を行う人同士の視線や外部の騒音等を仕切りパネルによって遮ることができる。
【0004】
また、オフィスや公共施設等で使用される同様の天板付き什器として、天板の奥行方向の端部に、隣接する別の什器との間に離間スペースを確保するためのスペーサ部材が取り付けられたものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
【0005】
特許文献3に記載の天板付き什器は、天板の奥行方向の端部に、スペーサ部材が水平方向に回動可能に取り付けられている。スペーサ部材はスペーサ機能部である突起部を備え、必要に応じて突起部を天板の奥行方向の端面の外側に移動し得る構造とされている。スペーサ部材は、二つの天板付き什器を向かい合わせで使用する際に、突起部を天板の奥行方向の端面の外側に移動させる。これにより、スペーサ部材の突起部が二つの天板付き什器の天板の端面に当接し、二つの天板付き什器の天板の間には一定幅の離間スペースが確保される。
【0006】
したがって、このようにスペーサ部材を使用することにより、例えば、天板上で使用する電子機器等に接続される配線コードを、天板間の隙間を通して天板の下方に引き出すことができる。また、二つの天板付き什器の天板の間に確保されたスペースを利用することにより、ディスプレイ設置用のクランプ器具等も天板の端部に設置することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第5138544号公報
特許第5460351号公報
特許第4313158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
近年、仕切りパネルが設置可能な天板付き什器(引用文献1,2参照。)においても、別の什器に近接させて使用する場合に、別の什器との間に一定幅の離間スペースを確保したい要望がある。この場合、特許文献1,2に記載のような天板付き什器において、天板の端部にスペーサ部材(特許文献3参照。)を設置することが考えられる。
【0009】
しかし、この場合、天板付き什器の天板に対して取付部材によって仕切りパネルを取り付け、さらに天板に対してスペーサ部材を取り付けることになる。このため、取付部材やスペーサ部材を含めた天板付き什器システム全体の部品点数が多くなり、使用時における設置作業が煩雑になるうえ、製品コストの高騰にもつながり易い。
【0010】
そこで本発明は、部品点数の増大を抑制しつつ、仕切りパネルを天板付き什器の適切な位置に設置でき、かつ天板と近接する別の什器との間に一定の離間スペースを確保することができる天板付き什器システムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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