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公開番号
2025067095
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176798
出願日
2023-10-12
発明の名称
カルボキシル基を有する架橋型ジアリールアミン化合物を用いた金属有機構造体
出願人
学校法人立教学院
,
日本曹達株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07D
265/38 20060101AFI20250417BHJP(有機化学)
要約
【課題】ガス貯蔵機能を有する金属有機構造体、ガス貯蔵剤及びガス貯蔵方法の提供。
【解決手段】多価金属イオンと式(I)で表される有機配位子から構成される金属有機構造体。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
多価金属イオンと有機配位子から構成される金属有機構造体であって、前記有機配位子が、式(I)で表される架橋型ジアリールアミン化合物である金属有機構造体。
JPEG
2025067095000019.jpg
81
170
(式(I)中、Aは、C6~14芳香族炭化水素環を表し、R
1
は、それぞれ独立に、C1~6アルキル基、C1~6アルコキシ基、アリール基、ハロゲノ基又は-N(R
2
)
2
を表し、Xは、無置換若しくは置換C1~2アルキレン基、-C(=O)-、-O-、-S-、-SO
2
-又は-N(R
3
)-を表し、R
2
はそれぞれ独立にC1~6アルキル基又は水素原子を表し、R
3
はC1~6アルキル基又は水素原子を表す。mは0~3のいずれかの整数を表し、nは2又は3の整数を表す。)
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
式(I)で表される架橋型ジアリールアミン化合物が式(II)又は式(III)で表される架橋型ジアリールアミン化合物である請求項1に記載の金属有機構造体。
JPEG
2025067095000020.jpg
85
134
(式(II)中、R
1
は、それぞれ独立に、C1~6アルキル基、C1~6アルコキシ基、アリール基、ハロゲノ基又は-N(R
2
)
2
を表し、Xは、無置換若しくは置換C1~2アルキレン基、-C(=O)-、-O-、-S-、-SO
2
-又は-N(R
3
)-を表し、R
2
はそれぞれ独立にC1~6アルキル基又は水素原子を表し、R
3
はC1~6アルキル基又は水素原子を表す。mは0~3のいずれかの整数を表し、nは2又は3の整数を表す。)
JPEG
2025067095000021.jpg
84
139
(式(III)中、Xは、無置換若しくは置換C1~2アルキレン基、-C(=O)-、-O-、-S-、-SO
2
-又は-N(R
3
)-を表し、R
3
はC1~6アルキル基又は水素原子を表す。)
【請求項3】
多価金属イオンが、元素の周期表の第2族~第13族の金属からなる群から選ばれる少なくとも1種の金属のイオンである請求項1又は2に記載の金属有機構造体。
【請求項4】
多価金属イオンが、Zn、Fe、Co、Ni、Cu、Al、Zr及びMgから選ばれる少なくとも1種の金属のイオンである請求項3に記載の金属有機構造体。
【請求項5】
補助配位子を構成成分として更に含む請求項1又は2に記載の金属有機構造体。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の金属有機構造体を含むガス貯蔵剤。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の金属有機構造体にガスを接触させる工程を含むガスの貯蔵方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、有機配位子にカルボキシル基を有する架橋型ジアリールアミン化合物を用いた金属有機構造体、前記金属有機構造体を含むガス貯蔵剤、及び前記金属有機構造体にガスを接触させる工程を含むガスの貯蔵方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
金属有機構造体(以下「MOF」ということがある。)は、金属イオンとそれらを連結する架橋性の有機配位子を組み合わせることで内部に空間(つまり細孔)を持つ高分子構造を有する固体状の物質であり、ガスの貯蔵や分離などの機能をもつ多孔性材料として、この十数年高い興味が持たれてきた。例えば、ベンゼン環の1、4位にカルバゾールジカルボン酸が結合した下記式で示される化合物と銅(II)とで得られる金属有機構造体が水素の吸着能を有することが報告されている(非特許文献1参照)。
【0003】
JPEG
2025067095000001.jpg
56
161
【0004】
このような開発が行われるなか、金属有機構造体は、用いる金属種、配位子、反応条件により大きく構造が変化することが知られており、ガス貯蔵機能を有する新規な金属有機構造体の開発が更に求められている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
Dalton Transactions,2013,Vol42,pp1708-1714
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、ガス貯蔵機能を有する新規な金属有機構造体並びにそれを用いたガス貯蔵剤及びガス貯蔵方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、有機配位子にカルボキシル基を有する架橋型ジアリールアミン化合物を用いた金属有機構造体を見いだした。また、それらの新規な金属有機構造体には、高い水素貯蔵能力があることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は以下に示す事項により特定されるものである。
(1)多価金属イオンと有機配位子から構成される金属有機構造体であって、前記有機配位子が、式(I)で表される架橋型ジアリールアミン化合物である金属有機構造体。
【0009】
JPEG
2025067095000002.jpg
82
170
【0010】
式(I)中、Aは、C6~14芳香族炭化水素環を表し、R
1
は、それぞれ独立に、C1~6アルキル基、C1~6アルコキシ基、アリール基、ハロゲノ基又は-N(R
2
)
2
を表し、Xは、無置換若しくは置換C1~2アルキレン基、-C(=O)-、-O-、-S-、-SO
2
-又は-N(R
3
)-を表し、R
2
はそれぞれ独立にC1~6アルキル基又は水素原子を表し、R
3
はC1~6アルキル基又は水素原子を表す。mは0~3のいずれかの整数を表し、nは2又は3の整数を表す。
(【0011】以降は省略されています)
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