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公開番号2025066981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176592
出願日2023-10-12
発明の名称電池パック用ケース
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/242 20210101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】外部から入力される衝撃、荷重に対する耐久性を向上させることができる電池パック用ケースを提供すること。
【解決手段】電池パック用ケースは、複数の電池セルが積層された電池スタックを収容するケースを備え、ケースにおいて、上面部、下面部、上面部と下面部との間に配置される壁部が、一体的に構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
複数の電池セルが積層された電池スタックを収容するケースを備え、
前記ケースにおいて、上面部、下面部、前記上面部と前記下面部との間に配置される壁部が、一体的に構成されている電池パック用ケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池パック用ケースに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、アッパーケースと、上方に向けて開口したロアケースとを備える電池パック用ケースが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０５５３１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された電池パック用ケースでは、アッパーケースとロアケースとが別部材で構成されているため、外部から入力される衝撃、荷重に対する耐久性が低くなるおそれがある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、外部から入力される衝撃、荷重に対する耐久性を向上させることができる電池パック用ケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る電池パック用ケースは、複数の電池セルが積層された電池スタックを収容するケースを備え、前記ケースにおいて、上面部、下面部、前記上面部と前記下面部との間に配置される壁部が、一体的に構成されている。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、上面部、下面部および壁部を一体的に構成することにより、外部から入力される衝撃、荷重に対する耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電池パック用ケースを適用した電池パックの構成の一例を示す平面図である。
図２は、実施形態に係る電池パック用ケースの構成の一例を示す平面図である。
図３は、実施形態に係る電池パック用ケースの構成の一例を示す側面図であり、図２をＡ－Ａ線で切断した場合の図である。
図４は、一般的な電池パック用ケースの構成の一例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る電池パック用ケースについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
実施形態に係る電池パック用ケースは、例えば車両に搭載される電池パックのケースとして用いられる。この電池パックは、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等のバッテリとして用いられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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