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公開番号
2025066948
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176549
出願日
2023-10-12
発明の名称
水位装置
出願人
有限会社扇光
代理人
弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類
G01F
23/30 20060101AFI20250417BHJP(測定;試験)
要約
【課題】
水位が低くても道路の冠水状態を目視により簡単に確認することのできる電気を不要とした水位装置を提供することを目的とする。
【解決するための手段】
道路面(イ)に立設する不透明とした筒状保持体1に水位表示用のフロート2を上下動自在に篏合してなり、前記フロート2は道路面(イ)が冠水していない状態を示す非冠水表示部4を前記筒状保持体1の上端面1aと同一位置として、前記筒状保持体1の下方に前記フロート2の下端面2bに水が流入する浸入口3を設けたことを特徴とする水位装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
道路面に立設する不透明とした筒状保持体に水位表示用のフロートを上下動自在に篏合してなり、前記フロートは道路面が冠水していない状態を示す非冠水表示部を前記筒状保持体の上端面と同一位置として、前記筒状保持体の下方に前記フロートの下端面に水が流入する浸入口を設けたことを特徴とする水位装置。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記水位表示用のフロートは周面に水位の状態を視認できる水位表示部を設けた請求項1に記載の水位装置。
【請求項3】
前記水位表示用のフロートは周面に水位の状態を視認できる水位表示部を色分けして設けた請求項1に記載の水位装置。
【請求項4】
前記水位表示用のフロートは発泡スチロールからなる請求項1又は2又は3に記載の水位装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気を不要とした道路の冠水状態を目視で簡単に確認することのできる水位装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
洪水や局地的豪雨により、アンダーパスや道路面が冠水して、そこに車が進入し走行不能となり、場合によっては搭乗者が脱出できず命の危険に晒されることもある。そこで、この冠水状態を検知してその状況を表示する水位装置として、種々のものが知られている。そのうち検知器・通信機等の電気を必要としたもの(例えば、特許文献1、2)にあっては、電源が喪失した場合には冠水状態を表示できないという問題がある。
【0003】
他方、電気を不要とした水位装置としては、特開2016-56536号公報(特許文献3)に記載のものが知られている。しかし、これは、道路に、洪水や集中豪雨等の際に水が流れ込んで冠水した際に、垂直方向または水平方向に回動可能に軸支された状態で道路の側部に立設した表示部材端部が、冠水時にフロート部材が受ける浮力によって道路の中心側にせり出され、水位が下がると前記表示部材端部が道路の側部側に引き込まれるものとしたものである。しかし、これは、水位が相当程度以上に達しないと作動せず、目視できないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-153842号公報
特開2020-3308号公報
特開2016-56536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は前記のような問題を解決して、水位が低くても道路の冠水状態を目視により簡単に確認することのできる電気を不要とした水位装置を提供することを目的として完成されたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の水位装置は、道路面に立設する不透明とした筒状保持体に水位表示用のフロートを上下動自在に篏合してなり、前記フロートは道路面が冠水していない状態を示す非冠水表示部を前記筒状保持体の上端面と同一位置として、前記筒状保持体の下方に前記フロートの下端面に水が流入する浸入口を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
前記水位表示用のフロートは周面に水位の状態を視認できる水位表示部を設けることが好ましいものである。また、この水位表示部を色分けして設けることが好ましいものである。
【0008】
さらに、前記水位表示用のフロートは発泡スチロールからなるものとすることが好ましいものである。
また、前記筒状保持体を道路面に立設する手段を、前記筒状保持体の下方を道路に埋め込んだものとすることが好ましいものである。
【発明の効果】
【0009】
前記した本発明の水位装置は、冠水し易いアンダーパスや道路面に、水位表示用のフロートを上下動自在に篏合した筒状保持体を立設する。そして、道路面が冠水すると、前記筒状保持体の下方に前記フロートの下端面に水が流入する浸入口を設けてあるので、冠水した水が浸入口から前記フロートの下端面に流入してフロートを上昇させる。そうすると、前記フロートは道路面が冠水していない状態を示す非冠水表示部が前記不透明な筒状保持体の上端面と同一位置から露出して、その露出高さを視認することにより冠水の水位状態を確認できるものである。すなわち、水位の上昇のみによりフロートが露出して電気を使用せず冠水状態を目視でできるものであり、また、水位が低い状態にあっても、非冠水表示部が露出して冠水の初期の段階も目視できるものである。
【0010】
前記水位表示用のフロートは周面に水位の状態を視認できる水位表示部を設けておくことにより、容易に目視により水位の状態を確認できるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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