TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025066585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176289
出願日
2023-10-11
発明の名称
複合現実デバイス、処理方法、プログラム、及び記憶媒体
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人iX
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250416BHJP(計算;計数)
要約
【課題】より良い利便性を有する複合現実デバイスを提供する。また、複合現実デバイスの利便性をより向上可能な処理方法、プログラム、及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】実施形態に係る複合現実デバイスは、現実空間に設けられたマーカを用いて仮想空間の基点を設定する。前記複合現実デバイスは、前記基点に基づく三次元座標系において、予め設定された位置に仮想オブジェクトを表示する。前記複合現実デバイスは、前記基点が設定されたときの前記マーカの基準位置に対する、前記マーカの移動量を取得する。前記複合現実デバイスは、前記移動量が予め設定された閾値を超える場合に、前記基点を前記移動量に応じて移動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
現実空間に設けられたマーカを用いて仮想空間の基点を設定し、
前記基点に基づく三次元座標系において、予め設定された位置に仮想オブジェクトを表示する複合現実デバイスであって、
前記基点が設定されたときの前記マーカの基準位置に対する、前記マーカの移動量を取得し、
前記移動量が予め設定された閾値を超える場合に、前記基点を前記移動量に応じて移動させる、複合現実デバイス。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記マーカが撮影された画像から、前記マーカを認識し、
前記マーカの位置及び向きを基準として、前記基点を設定する、請求項1に記載の複合現実デバイス。
【請求項3】
前記基点の移動後に前記マーカが再撮影された場合、前記再撮影された画像から認識される前記マーカの位置及び向きを基準として、前記基点を再設定する、請求項2に記載の複合現実デバイス。
【請求項4】
前記移動量を繰り返し取得し、
前記移動量が取得されるたびに、前記移動量が前記閾値を超えるか判定する、請求項1に記載の複合現実デバイス。
【請求項5】
前記移動量は、作業される物品の画像又は前記物品に対して固定されたセンサからの検出結果を用いて、計算される、請求項1に記載の複合現実デバイス。
【請求項6】
前記仮想オブジェクトは、作業される物品の締結箇所に対応して表示される、請求項1~5のいずれか1つに記載の複合現実デバイス。
【請求項7】
所定の物体と前記仮想オブジェクトとの間の距離を計算し、
前記距離が予め設定された閾値未満であった場合に、前記締結箇所に対して作業が実行されていると推定する、請求項6に記載の複合現実デバイス。
【請求項8】
現実空間に設けられたマーカを用いて仮想空間の基点を設定し、
物品の締結箇所に対応して仮想オブジェクトを表示する複合現実デバイスであって、
所定の物体と前記仮想オブジェクトとの間の距離が予め設定された閾値未満であった場合に、前記締結箇所に対して作業が実行されていると推定し、
前記基点が設定されたときの前記マーカの基準位置に対して前記マーカの移動量が予め設定された閾値を超えた場合、作業されている前記締結箇所の推定を停止する、複合現実デバイス。
【請求項9】
推定の停止後に、前記基点が再設定された場合、作業されている前記締結箇所の推定を再開する、請求項8に記載の複合現実デバイス。
【請求項10】
前記移動量を繰り返し取得し、
前記移動量が取得されるたびに、前記移動量が前記閾値を超えるか判定する、請求項8又は9に記載の複合現実デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、複合現実デバイス、処理方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、効率的な作業のために、複合現実デバイスが用いられている。複合現実デバイスは、仮想空間を現実空間に重ねて表示でき、様々な情報を作業者に提供できる。作業者は、複合現実デバイスによって表示される情報を参照することで、作業をより効率的に実行できる。複合現実デバイスについて、より利便性を向上できる技術が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/176645号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、より良い利便性を有する複合現実デバイスを提供することである。また、本発明が解決しようとする課題は、複合現実デバイスの利便性をより向上可能な処理方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る複合現実デバイスは、現実空間に設けられたマーカを用いて仮想空間の基点を設定する。前記複合現実デバイスは、前記基点に基づく三次元座標系において、予め設定された位置に仮想オブジェクトを表示する。前記複合現実デバイスは、前記基点が設定されたときの前記マーカの基準位置に対する、前記マーカの移動量を取得する。前記複合現実デバイスは、前記移動量が予め設定された閾値を超える場合に、前記基点を前記移動量に応じて移動させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る複合現実デバイスを例示する模式図である。
図2は、作業対象の物品を例示する模式図である。
図3は、実施形態に係る複合現実デバイスによる出力例を示す模式図である。
図4は、実施形態に係る複合現実デバイスによる出力例を示す模式図である。
図5は、作業の様子を例示する模式図である。
図6は、工具の一例を示す模式図である。
図7は、作業の様子を例示する模式図である。
図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る複合現実デバイスによる処理を説明するための模式図である。
図9は、移動量の計算方法を説明するための模式図である。
図10は、移動量の計算方法を説明するための模式図である。
図11は、実施形態に係る処理方法を示すフローチャートである。
図12は、仮想オブジェクトの表示位置の補正方法を示すフローチャートである。
図13は、MRデバイスの動作の制御方法を示すフローチャートである。
図14は、変形例に係る複合現実デバイスによる表示例を示す模式図である。
図15は、ハードウェア構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
図1は、実施形態に係る複合現実デバイスを例示する模式図である。
本発明の実施形態は、複合現実デバイス(MRデバイス)に関する。例えば図1に示すように、実施形態に係るMRデバイス100は、フレーム101、レンズ111、レンズ112、投影装置121、投影装置122、画像カメラ131、深度カメラ132、センサ140、マイク141、処理装置150、バッテリ160、及び記憶装置170を含む。
【0009】
図示した例では、MRデバイス100は、2眼式の頭部装着ディスプレイである。フレーム101には、2つのレンズ111及びレンズ112が嵌め込まれている。投影装置121及び投影装置122は、それぞれ、レンズ111及びレンズ112に情報を投影する。
【0010】
投影装置121及び投影装置122は、レンズ111及びレンズ112に、作業者の身体の認識結果、仮想のオブジェクトなどを表示する。投影装置121及び投影装置122の一方のみが設けられ、レンズ111及びレンズ112の一方にのみ情報が表示されても良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社東芝
センサ
1か月前
株式会社東芝
回転電機
1か月前
株式会社東芝
回転電機
24日前
株式会社東芝
回転電機
24日前
株式会社東芝
回転電機
24日前
株式会社東芝
回転電機
2日前
株式会社東芝
回転電機
2日前
株式会社東芝
測距装置
29日前
株式会社東芝
受光装置
24日前
株式会社東芝
回転電機
2日前
株式会社東芝
発振回路
22日前
株式会社東芝
電解装置
25日前
株式会社東芝
半導体装置
23日前
株式会社東芝
半導体装置
9日前
株式会社東芝
半導体装置
24日前
株式会社東芝
半導体装置
25日前
株式会社東芝
半導体装置
23日前
株式会社東芝
真空バルブ
18日前
株式会社東芝
半導体装置
23日前
株式会社東芝
半導体装置
23日前
株式会社東芝
半導体装置
25日前
株式会社東芝
半導体装置
23日前
株式会社東芝
半導体装置
23日前
株式会社東芝
半導体装置
23日前
株式会社東芝
半導体装置
22日前
株式会社東芝
半導体装置
22日前
株式会社東芝
半導体装置
22日前
株式会社東芝
半導体装置
22日前
株式会社東芝
半導体装置
22日前
株式会社東芝
半導体装置
22日前
株式会社東芝
半導体装置
25日前
株式会社東芝
半導体装置
22日前
株式会社東芝
半導体装置
25日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
29日前
株式会社東芝
半導体装置
29日前
続きを見る
他の特許を見る