TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025066547
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176233
出願日
2023-10-11
発明の名称
回転電機のステータ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02K
3/12 20060101AFI20250416BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】第一セグメントコイルと第二セグメントコイルとを連結する連結管が変形するのを抑制することができる回転電機のステータを提供すること。
【解決手段】本発明の回転電機のステータは、ステータコイルが、第一セグメントコイル、第二セグメントコイル、及び、第一セグメントコイルと第二セグメントコイルとを連結する連結管、によって構成されたセグメントコイルからなり、第一セグメントコイルと第二セグメントコイルとのうち、一方がステータコアのスロット外で連結管と嵌合させる一次嵌合での一次側コイルであり、他方がステータコアのスロット内で連結管と嵌合させる二次嵌合での二次側コイルであり、一次側コイルの導線の軸線方向と直交する方向の幅を、二次側コイルの導線の軸線方向と直交する方向の幅よりも大きくした。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータコアと、前記ステータコアに巻き回されるステータコイルと、を有する回転電機のステータであって、
前記ステータコイルは、
第一セグメントコイル、第二セグメントコイル、及び、前記第一セグメントコイルと前記第二セグメントコイルとを連結する連結管、によって構成されたセグメントコイルからなり、
前記連結管は、軸線方向の両端部に前記第一セグメントコイルと前記第二セグメントコイルとのそれぞれの導線が嵌合されることで、前記第一セグメントコイルと前記第二セグメントコイルとを連結し、
前記第一セグメントコイルと前記第二セグメントコイルとのうち、一方が前記ステータコアのスロット外で前記連結管と嵌合させる一次嵌合での一次側コイルであり、他方が前記ステータコアのスロット内で前記連結管と嵌合させる二次嵌合での二次側コイルであり、
前記一次側コイルの前記導線の前記軸線方向と直交する方向の幅を、前記二次側コイルの前記導線の前記軸線方向と直交する方向の幅よりも大きくしたことを特徴とする回転電機のステータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機のステータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、組み立て式のステータにおいて、分割されたセグメントコイルの接続時にスロット内で円筒状の連結部材を用いて接続する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7003674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方のセグメントコイルと連結部材とをスロット外で嵌合する一次嵌合と、他方のセグメントコイルと連結部材とをスロット内で嵌合する二次嵌合とがあり、一次嵌合の後に二次嵌合を行う際には、二次嵌合での荷重によって連結管が一次嵌合された側にずれ落ちてしまうと、連結管が変形するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、第一セグメントコイルと第二セグメントコイルとを連結する連結管が変形するのを抑制することができる回転電機のステータを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る回転電機のステータは、ステータコアと、前記ステータコアに巻き回されるステータコイルと、を有する回転電機のステータであって、前記ステータコイルは、第一セグメントコイル、第二セグメントコイル、及び、前記第一セグメントコイルと前記第二セグメントコイルとを連結する連結管、によって構成されたセグメントコイルからなり、前記連結管は、軸線方向の両端部に前記第一セグメントコイルと前記第二セグメントコイルとのそれぞれの導線が嵌合されることで、前記第一セグメントコイルと前記第二セグメントコイルとを連結し、前記第一セグメントコイルと前記第二セグメントコイルとのうち、一方が前記ステータコアのスロット外で前記連結管と嵌合させる一次嵌合での一次側コイルであり、他方が前記ステータコアのスロット内で前記連結管と嵌合させる二次嵌合での二次側コイルであり、前記一次側コイルの前記導線の前記軸線方向と直交する方向の幅を、前記二次側コイルの前記導線の前記軸線方向と直交する方向の幅よりも大きくしたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る回転電機のステータは、一次側コイルと連結管とをスロット外で嵌合する一次嵌合の後に、二次側コイルと連結管とをスロット内で嵌合する二次嵌合を行った際に、圧入荷重によるずれ落ちによって連結管が変形するのを抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るステータの分解斜視図である。
図2は、連結管周辺の一例を示した断面図である。
図3は、連結管周辺の他例を示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る回転電機のステータの実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
以下、回転電機のステータ1について、図面を参照して説明する。図1は、回転電機のステータ1の分解斜視図である。ステータ1は、ロータと組み合わされて回転電機を構成する。ステータ1が適用される回転電機は、電動機として用いられるものでもよいし、発電機として用いられるものでもよい。したがって、本実施形態のステータ1は、例えば、電動車両に搭載される回転電機であって、走行用動力を生成する電動機として機能するとともに、回生トルク等で発電を行う発電機としても機能する回転電機に適用されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両
7日前
トヨタ自動車株式会社
車両
15日前
トヨタ自動車株式会社
車両
14日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
6日前
トヨタ自動車株式会社
飛行体
14日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
16日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
6日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
6日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
今日
トヨタ自動車株式会社
電動車
14日前
トヨタ自動車株式会社
正極層
14日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
判定装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
接合方法
7日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
7日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
今日
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
15日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
15日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
15日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
15日前
トヨタ自動車株式会社
製造方法
今日
トヨタ自動車株式会社
電池パック
1日前
トヨタ自動車株式会社
プロテクタ
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池ケース
15日前
続きを見る
他の特許を見る