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公開番号2025065627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023174946
出願日2023-10-10
発明の名称電極の製造装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 4/139 20100101AFI20250415BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極の反りを抑制できる電極の製造装置を提供する。
【解決手段】電極の製造装置であって、基材と、当該基材に塗工された電極スラリーもしくは当該電極スラリーを乾燥させた電極層と、を含むワークを、一方向に搬送する搬送部と、前記電極スラリーもしくは前記電極層を乾燥する乾燥部と、板部材を前記ワークの搬送速度と等速で駆動し、前記板部材と前記ワークを同期させて、前記乾燥部を通過した前記ワークを前記板部材で挟み込む、反り矯正部と、を有する電極の製造装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電極の製造装置であって、
基材と、当該基材に塗工された電極スラリーもしくは当該電極スラリーを乾燥させた電極層と、を含むワークを、一方向に搬送する搬送部と、
前記電極スラリーもしくは前記電極層を乾燥する乾燥部と、
板部材を前記ワークの搬送速度と等速で駆動し、前記板部材と前記ワークを同期させて、前記乾燥部を通過した前記ワークを前記板部材で挟み込む、反り矯正部と、を有する電極の製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電極の製造装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１において開示されるような電極の製造装置に関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１４５０３４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
電極スラリーの塗工乾燥後のプレスにより電極には反りが発生し、リール・ｔｏ・リールで搬送しながら電極を加熱すると反りを若干矯正することができるが、従来技術では、加熱時に、電極を延ばす力が張力のみであるため反りの矯正力が弱い。
【０００５】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、電極の反りを抑制できる電極の製造装置を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
すなわち、本開示には、以下の態様が含まれる。
＜１＞電極の製造装置であって、
基材と、当該基材に塗工された電極スラリーもしくは当該電極スラリーを乾燥させた電極層と、を含むワークを、一方向に搬送する搬送部と、
前記電極スラリーもしくは前記電極層を乾燥する乾燥部と、
板部材を前記ワークの搬送速度と等速で駆動し、前記板部材と前記ワークを同期させて、前記乾燥部を通過した前記ワークを前記板部材で挟み込む、反り矯正部と、を有する電極の製造装置。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の電極の製造装置は、電極の反りを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、本開示の製造装置の一例を示す模式図である。
図２は、本開示の製造装置の別の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示による実施の形態を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本開示の実施に必要な事柄（例えば、本開示を特徴付けない電極の製造装置の一般的な構成および製造プロセス）は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本開示は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
また、図における寸法関係（長さ、幅、厚さ等）は実際の寸法関係を反映するものではない。
【００１０】
本開示においては、電極の製造装置であって、
基材と、当該基材に塗工された電極スラリーもしくは当該電極スラリーを乾燥させた電極層と、を含むワークを、一方向に搬送する搬送部と、
前記電極スラリーもしくは前記電極層を乾燥する乾燥部と、
板部材を前記ワークの搬送速度と等速で駆動し、前記板部材と前記ワークを同期させて、前記乾燥部を通過した前記ワークを前記板部材で挟み込む、反り矯正部と、を有する電極の製造装置を提供する。
（【００１１】以降は省略されています）

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