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公開番号2025065601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023174893
出願日2023-10-10
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G06F 16/904 20190101AFI20250415BHJP(計算;計数)
要約【課題】学習に不適切な内容の電子付箋を表示することを抑止できる。
【解決手段】情報処理装置(端末装置20)は、電子付箋に付加される所定の情報を取得する取得部(CPU21)と、取得部により取得された所定の情報が予め設定された制限情報であるか否かを判断する判断部(CPU21)と、判断部により、所定の情報が制限情報でないと判断された場合に、所定の情報を含む電子付箋を表示させる一方で、所定の情報が制限情報であると判断された場合、所定の情報を含めず制限情報であることを示す第1画像200を含む制限電子付箋を表示させる制御部(CPU21)と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
電子付箋に付加される所定の情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記所定の情報が予め設定された制限情報であるか否かを判断する判断部と、
前記判断部により、前記所定の情報が前記制限情報でないと判断された場合に、前記所定の情報を含む電子付箋を表示させる一方で、前記所定の情報が前記制限情報であると判断された場合、前記所定の情報を含めず前記制限情報であることを示す第１画像を含む制限電子付箋を表示させる制御部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記所定の情報は、リンク先のアドレス情報であり、
前記制限情報は、予め前記電子付箋において接続が制限されている制限アドレスを示す情報であり、
前記制御部は、前記判断部により、前記アドレス情報が前記制限アドレスを示す情報でないと判断された場合に、前記アドレス情報を含み、前記リンク先に対応する画像が表示された電子付箋を表示させる一方で、前記アドレス情報が前記制限アドレスを示す情報であると判断された場合に、前記制限電子付箋を表させる請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
所定の情報は、撮影部により撮影された画像またはユーザにより選択された画像である第２画像であり、
前記制限情報は、予め前記電子付箋において表示が制限されている制限画像であり、
前記制御部は、前記判断部により、前記第２画像が前記制限画像でないと判断された場合に、前記第２画像が表示された電子付箋を表示させる一方で、前記第２画像が前記制限画像であると判断された場合に、前記制限電子付箋を表示させる請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記制限電子付箋において、前記第１画像上に所定のテキスト文字列、スタンプ、または手書き文字を表示することを受け付ける第１受付部を備える請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記制限アドレスを示す情報の設定を受け付ける第２受付部を備える請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項６】
電子付箋に付加される所定の情報を取得する取得工程と、
前記取得工程において取得された前記所定の情報が予め設定された制限情報であるか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程において、前記所定の情報が前記制限情報でないと判断された場合に、前記所定の情報を含む電子付箋を表示させる一方で、前記所定の情報が前記制限情報であると判断された場合、前記所定の情報を含めず前記制限情報であることを示す第１画像を含む制限電子付箋を表示させる制御工程と、
を含む情報処理方法。
【請求項７】
情報処理装置のコンピュータを、
電子付箋に付加される所定の情報を取得する取得部、
前記取得部により取得された前記所定の情報が予め設定された制限情報であるか否かを判断する判断部、
前記判断部により、前記所定の情報が前記制限情報でないと判断された場合に、前記所定の情報を含む電子付箋を表示させる一方で、前記所定の情報が前記制限情報であると判断された場合、前記所定の情報を含めず前記制限情報であることを示す第１画像を含む制限電子付箋を表示させる制御部、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ブック型の情報管理システムにおいて、各ページの任意の位置に付箋ウィンドウを貼り付け、その付箋ウィンドウ内に、文字、図形、イメ－ジ等のデ－タを任意に登録する技術が知られている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平０５－０４０５９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載の発明では、付箋ウィンドウ内に任意の内容のデ－タを登録することができる。そのため、教育機関の生徒に対する学習支援において当該発明を適用した場合、付箋ウィンドウ内に学習に不適切な内容のデータが登録されて表示される可能性がある。
【０００５】
本発明の目的は、学習に不適切な内容の電子付箋を表示することを抑止できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、
電子付箋に付加される所定の情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記所定の情報が予め設定された制限情報であるか否かを判断する判断部と、
前記判断部により、前記所定の情報が前記制限情報でないと判断された場合に、前記所定の情報を含む電子付箋を表示させる一方で、前記所定の情報が前記制限情報であると判断された場合、前記所定の情報を含めず前記制限情報であることを示す第１画像を含む制限電子付箋を表示させる制御部と、
を備える。
【０００７】
また、本発明の情報処理方法は、
電子付箋に付加される所定の情報を取得する取得工程と、
前記取得工程において取得された前記所定の情報が予め設定された制限情報であるか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程において、前記所定の情報が前記制限情報でないと判断された場合に、前記所定の情報を含む電子付箋を表示させる一方で、前記所定の情報が前記制限情報であると判断された場合、前記所定の情報を含めず前記制限情報であることを示す第１画像を含む制限電子付箋を表示させる制御工程と、
を含む。
【０００８】
また、本発明のプログラムは、
情報処理装置のコンピュータを、
電子付箋に付加される所定の情報を取得する取得部、
前記取得部により取得された前記所定の情報が予め設定された制限情報であるか否かを判断する判断部、
前記判断部により、前記所定の情報が前記制限情報でないと判断された場合に、前記所定の情報を含む電子付箋を表示させる一方で、前記所定の情報が前記制限情報であると判断された場合、前記所定の情報を含めず前記制限情報であることを示す第１画像を含む制限電子付箋を表示させる制御部、
として機能させる。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、学習に不適切な内容の電子付箋を表示することを抑止できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本実施形態の学習支援システムを示すブロック図である。
サーバの機能構成を示すブロック図である。
ノートブックの表示画面の例を示す図である。
端末装置の機能構成を示すブロック図である。
ノートブック処理を示すフローチャートである。
リンク取得処理を示すフローチャートである。
リンク付箋メニュー画面の例を示す図である。
制限付箋及び理由情報が表示された表示画面の例を示す図である。
付箋編集画面の例を示す図である。
カメラ画面の例を示す図である。
カメラ画面の例を示す図である。
ファイル選択画面の例を示す図である。
変形例の学習支援システムの構成を示すブロック図である。
変形例の表示画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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