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公開番号2025065007
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2024165845
出願日2024-09-25
発明の名称ユーザ認証
出願人ペラテック アイピー リミテッド,Peratech IP Ltd
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 21/31 20130101AFI20250410BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザ認証のための装置及び方法、装置及びフォースセンサを含むシステム並びにプログラムを提供する。
【解決手段】ユーザ認証のための装置100は、フォースセンサの感知面に提供されるシーケンス内の1つ以上のユーザ入力を示す信号102を受信する。シーケンス内のユーザ入力各々は、関連した位置104及び関連したフォース106を有しており、シーケンス内のユーザ入力各々の関連した位置及び関連したフォースを、パスコードシーケンスのパスコード位置108及びパスコードフォース110と比較する。パスコードシーケンスは、装置がアクセス可能なメモリ150に保存されており、シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置及び関連したフォースが、パスコードシーケンスの対応するパスコード位置及びパスコードフォースと一致することに応じて、肯定的認証表示112を出力し、一致しないことに応じて、肯定的認証表示114を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ認証のための装置であって、
フォースセンサの感知面に提供されるシーケンス内の1つ以上のユーザ入力を示す信号を受信し、シーケンス内のユーザ入力の各々は、関連した位置および関連したフォースを有しており、
シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォースを、パスコードシーケンスのパスコード位置およびパスコードフォースと比較し、パスコードシーケンスは、装置によってアクセス可能なメモリに保存されており、
シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォースが、パスコードシーケンスの対応するパスコード位置およびパスコードフォースと一致することに応答して、肯定的認証表示を出力するように構成される、装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
関連した位置の各々は、キーボードの個々のキーに対応しており、
個々のキーは、関連したキー値を有し、対応する関連した位置においてフォースセンサにフォースを印加するように構成され、
パスコードシーケンスのパスコード位置は、関連したパスコードキー値に対応している、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
装置はさらに、シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォースが、パスコードシーケンスの対応するパスコード位置およびパスコードフォースと一致しないとの判断に応答して、否定的認証表示を出力するように構成される、請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
パスコードシーケンスのパスコード位置およびパスコードフォースは、組み合わされてハッシュ計算され、
装置は、パスコードシーケンスのパスコード位置およびパスコードフォースをハッシュ計算するのに使用されるものと同じハッシュ計算方法を使用して、シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォースをハッシュ計算し、
ハッシュ計算されたシーケンスを、ハッシュ計算されたパスコードシーケンスと比較すし、
ハッシュ計算されたシーケンスが、ハッシュ計算されたパスコードシーケンスと一致することに応答して、肯定的認証表示を出力するように構成される、請求項1~3のいずれかに記載の装置。
【請求項5】
シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォースは、一緒にハッシュ計算されて単一のハッシュシーケンスを提供する、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
関連したフォースは、複数の予め定めたフォース範囲の関連したフォース範囲内に収まっており、
1つ以上のパスコードフォースの各々は、複数の予め定めたフォース範囲の対応する予め定めたフォース範囲に関連付けられており、
装置は、関連したフォースを、複数の予め定めたフォースの範囲と比較し、
関連したフォースが収まる、複数の予め定めたフォース範囲のうちの関連したフォース範囲を決定し、
シーケンス内のユーザ入力の各々の関連したフォース範囲を、パスコードシーケンスのパスコードフォース範囲と比較し、パスコードフォース範囲は、複数の予め定めたフォース範囲のうちの1つであり、
シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォース範囲が、パスコードシーケンスの対応するパスコード位置および対応するパスコードフォース範囲と一致することに応答して、肯定的認証表示を出力するように構成される、請求項1~5のいずれかに記載の装置。
【請求項7】
複数の予め定めたフォース範囲は、個々の上限フォースおよび下限フォースを有し、
個々の上限フォースおよび下限フォースは、フォースセンサの感知面に提供されるユーザ入力のサンプルに従って決定される、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
装置は、トレーニングされたAIモデルを使用して、関連した位置および関連したフォースを有するシーケンス内の1つ以上のユーザ入力を示す受信された信号を処理して、関連したフォースを決定するように構成される、請求項6または7に記載の装置。
【請求項9】
肯定的認証表示は、下記の1つ以上を含む、請求項1~8のいずれかに記載の装置。
・入力されたシーケンスが保存されたパスコードと一致することを装置のユーザに警告するために出力される視覚インジケータ。
・入力されたシーケンスが保存されたパスコードと一致することを装置のユーザに警告するために出力される音声インジケータ。
・入力されたシーケンスが保存されたパスコードと一致することを装置のユーザに警告するために出力される触覚インジケータ。
・保存されたパスコードに関連付けられたデバイスのロック解除機能。
【請求項10】
関連した位置および関連したフォースを有するユーザ入力の各々の受信に応答して、印加されたフォースの大きさを示すフォース入力インジケータを出力するようにさらに構成される、請求項1~9のいずれかに記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザ認証、特にフォース(力)センシング装置を用いたユーザ認証に関する。本発明はまた、ユーザ認証のための装置、該装置とフォースセンサとを含むシステム、ユーザ認証のための方法、およびコンピュータプログラムコードに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザが、ある形式のユーザ認証を提供することによって、デバイスの機能へのアクセスをロック解除できる場合がある。これは、従来ではPIN番号またはパスワードを入力することによるものでもよい。ただし、パスワードが、システムの正規ユーザによって入力され、パスワードへの無認証アクセスを得た無認証ユーザによって入力されていないことを確保するのは困難な場合がある。
【0003】
こうした無認証アクセスに挑戦し対抗する方法は、例えば、顔認識、またはユーザに追加のコードが提供され、パスワードに加えてそのコードも入力するように求められる2要素認証などを用いるなど、更なる認証ステップを含む。ただし、これらの追加ステップによってユーザ認証プロセスが複雑になるという欠点に加えて、追加ステップ自体も問題になる場合がある。例えば、顔認識は、もしユーザがデバイスのロック解除を望まない場合も、ユーザの顔を検出することによって、ユーザのデバイスが意図せずロック解除される可能性がある。他の例として、ユーザの通信が傍受されている場合、パスワードを入力した無認証ユーザは、2要素認証のために提供された追加のコードも傍受して、アクセスできる可能性がある。
【0004】
ここに開示される例は、該技術分野におけるこうした課題を解決することを目的としている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の態様および実施形態は、ユーザ認証のための装置、該装置およびフォースセンサを含むシステム、ユーザ認証のための方法、およびコンピュータプログラムコードを提供する。
【0006】
本開示によれば、ユーザ認証用の装置が提供される。該装置は、フォースセンサの感知面に提供されるシーケンス内の1つ以上のユーザ入力を示す信号を受信し、シーケンス内のユーザ入力の各々は、関連した位置および関連したフォースを有しており、
シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォースを、パスコードシーケンスのパスコード位置およびパスコードフォースと比較し、パスコードシーケンスは、装置によってアクセス可能なメモリに保存されており、
シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォースが、パスコードシーケンスの対応するパスコード位置およびパスコードフォースと一致することに応答して、肯定的認証表示を出力するように構成される。
好都合には、ユーザ入力の位置およびフォースの両方は、パスコードの一部であり、追加の認証ステージを必要とせずに、ユーザ認証のセキュリティを強化する。
【0007】
関連した位置の各々は、キーボードの個々のキーに対応しており、
個々のキーは、関連したキー値を有し、対応する関連した位置においてフォースセンサにフォースを印加するように構成され、
パスコードシーケンスのパスコード位置は、関連したパスコードキー値に対応している。こうして、この方法は、フォース感知キーボードまたはフォース感知タッチスクリーン上の仮想キーボードを使用して実行できる。
【0008】
装置はさらに、シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォースが、パスコードシーケンスの対応するパスコード位置およびパスコードフォースと一致しないとの判断に応答して、否定的認証表示を出力するように構成してもよい。こうしてユーザは、認証されたアクセスを取得しようとする試みが失敗したかどうかが通知される。
【0009】
パスコードシーケンスのパスコード位置およびパスコードフォースは、組み合わされてハッシュ計算されてもよい。
装置は、パスコードシーケンスのパスコード位置およびパスコードフォースをハッシュ計算するのに使用されるものと同じハッシュ計算方法を使用して、シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォースをハッシュ計算し、
ハッシュ計算されたシーケンスを、ハッシュ計算されたパスコードシーケンスと比較すし、
ハッシュ計算されたシーケンスが、ハッシュ計算されたパスコードシーケンスと一致することに応答して、肯定的認証表示を出力するように構成してもよい。
シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォースは、一緒にハッシュ計算されて単一のハッシュシーケンスを提供してもよい。パスコードの位置およびフォースのデータをハッシュ計算することにより、セキュリティを強化し、権限無しユーザがユーザの認証情報にアクセスすることがより困難になる。いくつかの例では、パスコードの位置およびフォースのデータは、ハッシュ計算されるのではなく、暗号化されてもよい。
【0010】
関連したフォースは、複数の予め定めたフォース範囲の関連したフォース範囲内に収まってもよい。
1つ以上のパスコードフォースの各々は、複数の予め定めたフォース範囲の対応する予め定めたフォース範囲に関連付けられてもよい。
装置は、関連したフォースを、複数の予め定めたフォースの範囲と比較し、
関連したフォースが収まる、複数の予め定めたフォース範囲のうちの関連したフォース範囲を決定し、
シーケンス内のユーザ入力の各々の関連したフォース範囲を、パスコードシーケンスのパスコードフォース範囲と比較し、パスコードフォース範囲は、複数の予め定めたフォース範囲のうちの1つであり、
シーケンス内のユーザ入力の各々の関連した位置および関連したフォース範囲が、パスコードシーケンスの対応するパスコード位置および対応するパスコードフォース範囲と一致することに応答して、肯定的認証表示を出力するように構成してもよい。こうして、ユーザが入力を入力できるいくつかのフォースのウィンドウが存在し、過度に正確なフォースの入力を必要とせずに、フォースレベルをパスコードエレメントとして使用して、再現性を改善するという利点を可能にする。
(【0011】以降は省略されています)

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