特許ウォッチ

公開番号2025064852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023183575
出願日2023-10-06
発明の名称キッチンツールスタンド
出願人個人
代理人
主分類A47J 47/16 20060101AFI20250410BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】本発明は、キッチンツールスタンドを提供する。
【解決手段】キッチンツールスタンドにキッチンツールを一時的に保持しても貼り付けたキッチンパネルから脱落しない粘着力のある粘着材を背面に設け、表面にキッチンツールスタンド本体パーツに着脱するための溝を設けたキッチンツールスタンド設置用ベースパーツと、キッチンツールスタンド設置用ベースパーツの溝と咬み合う形状をした着脱のための溝を背面に設け、表面にキッチンツールを一時的に保持する複数の「穴、スリット開口、凹状の欠き込み」を有した折りたたみ機構を備えたプレートと埃付着防止カバーとが一体となったキッチンツールスタンド本体パーツからなり、コンロ廻りの前面あるいは側面のキッチンパネルへの着脱、折りたたみ機構を備えた開閉、キッチンツールスタンド本体パーツのみの着脱、レードル・菜箸・ターナーの保持が可能であることを特徴とするキッチンツールスタンドである。
【選択図】図28
特許請求の範囲【請求項１】
キッチンツールスタンドにキッチンツールを一時的に保持しても貼り付けたキッチンパネルから脱落しない粘着力のある粘着材を背面に設け、表面にキッチンツールスタンド本体パーツに着脱するための溝を設けたキッチンツールスタンド設置用ベースパーツと、キッチンツールスタンド設置用ベースパーツの溝と咬み合う形状をした着脱のための溝を背面に設け、表面にキッチンツールを一時的に保持する複数の「穴、スリット開口、凹状の欠き込み」を有した折りたたみ機構を備えたプレートと埃付着防止カバーとが一体となったキッチンツールスタンド本体パーツからなり、コンロ廻りの前面あるいは側面のキッチンパネルへの着脱、折りたたみ機構を備えた開閉、キッチンツールスタンド本体パーツのみの着脱、レードル・菜箸・ターナーの保持が可能であることを特徴とするキッチンツールスタンドである。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、調理中等に使用するキッチンツール（レードル、菜箸、ターナー等）を一時的に保持するためのキッチンツールスタンドに関するものである。
続きを表示（約 3,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、調理者は調理中等に使用しているキッチンツールを不使用時に一時的に保持する手段としてキッチンツールスタンドを使用するが、コンロ脇の調理台の上に置いて使用するタイプであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－１３５７４１
実登３２４１３８４
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
次のような問題点があった。
（イ）コンロ脇の調理台はスペースが限られており、調理に使用するための食材、調味料、器など優先的に置かなければならないものが多く、スペースが狭い場合、キッチンツールスタンドを設置するためのスペースの捻出が困難であった。
（ロ）キッチンツールスタンドの未使用時に、出したままの状態にしておくと埃が付着してしまったり、邪魔になったりするため、収納場所へ片付ける必要があった。
（ハ）キッチンツールスタンドは、レードルや菜箸に対応するものが主流で、ターナーが置けない、あるいは、置きづらいものであった。
本発明はこれらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
・コンロ周辺の壁面に設けられたキッチンパネルに貼り付けるための「キッチンツールスタンド設置用ベースパーツ」とキッチンツールを一時的に保持するための「キッチンツールスタンド本体パーツ」を設ける。
・キッチンツールスタンド設置用ベースパーツ背面にキッチンツールスタンドにキッチンツールを一時的に保持してもキッチンパネルから脱落しない粘着力のある両面粘着シールあるいはマグネットや吸盤でキッチンツールスタンドとキッチンパネルの着脱を可能とする粘着材を設ける。
・キッチンツールスタンド設置用ベースパーツ表面にキッチンツールスタンド本体パーツをはめ込んで固定したり、引き抜いて取り外したりする着脱用の溝を設ける。
・キッチンツールスタンド本体パーツ背面に、キッチンツールスタンド設置用のベースパーツに設けた溝と咬み合う形状をした着脱用の溝を設ける。
・キッチンスツールスタンド本体パーツ表面に、キッチンツールを一時的に保持する複数の「穴、スリット開口、凹状の欠き込み」を有した折りたたみ機構を備えたプレートと埃付着防止カバーが一体となったパーツを設ける。
以上を特徴とするキッチンツールスタンドである。
【発明の効果】
【０００６】
（イ）コンロの前面や側面のキッチンパネルに貼り付けて使用するキッチンツールスタンドで、コンロ脇の調理台スペースを使用せずに済むようになる。
（ロ）折りたたむと埃付着防止カバーがキッチンツールスタンドを覆い、さらに薄い形状に変形するので、邪魔にならず、未使用時もキッチンパネルに貼り付けたままにしても調理に支障が出なくなります。
（ハ）レードル、菜箸に加え、ターナーも保持できるようになります。
（ニ）キッチンツールスタンド設置用ベースパーツはキッチンパネルに貼り付けたまま、キッチンツールスタンド本体パーツだけを取り外せ、本体パーツの洗浄も容易になります。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本発明の折りたたんだ状態の正面図１である。
本発明の折りたたんだ状態の左側面図１である。
本発明の折りたたんだ状態の右側面図１である。
本発明の折りたたんだ状態の上面図１である。
本発明の折りたたんだ状態の背面図１である。
本発明の折りたたんだ状態の下面図１である。
本発明の折りたたんだ状態のＡ－Ａ断面図である。
本発明の折りたたんだ状態のＢ－Ｂ断面図である。
本発明の開いた状態の正面図２である。
本発明の開いた状態の左側面図２である。
本発明の開いた状態の右側目図２である。
本発明の開いた状態の上面図２である。
本発明の開いた状態の背面図２である。
本発明の開いた状態の下面図２である。
本発明の開いた状態のＣ－Ｃ断面図である。
本発明の開いた状態のＤ－Ｄ断面図である。
本発明の開いた状態のＥ－Ｅ断面図である。
本発明の開いた状態のＦ－Ｆ断面図である。
本発明の開いた状態のＧ－Ｇ断面図である。
本発明の開いた状態のＨ－Ｈ断面図である。
本発明の開いた状態のＪ－Ｊ断面図である。
本発明の開いた状態をＫ－Ｋ断面図である。
本発明の開いた状態をＬ－Ｌ断面図である。
本発明の開いた状態をＭ－Ｍ断面図である。
本発明の開いた状態をＮ－Ｎ断面図である。
本発明の正面図３（折りたたんだ状態を表面から見た姿図）である。
本発明の背面図３（折りたたんだ状態を背面から見た姿図）である。
本発明の正面図４（開いた状態を表面から見た姿図）である。
本発明の背面図４（開いた状態を背面から見た姿図）である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
（イ）キッチンツールスタンド設置用ベースパーツ（２）表面に、キッチンツールスタンド本体パーツをはめ込んで固定したり、引き抜いて取り外したりする着脱用の溝（１２）を設ける。
（ロ）キッチンツールスタンド設置用ベースパーツ（２）背面に、キッチンツールスタンドにキッチンツールを一時的に保持してもキッチンパネルから脱落しない粘着力のある両面粘着シールあるいはマグネットや吸盤でキッチンツールスタンドとキッチンパネルの着脱が可能な粘着材（３）を設ける。
（ハ）キッチンスツールスタンド本体パーツ（４）表面に、キッチンツールを一時的に保持する複数の「穴（８）（１０）、スリット開口（１１）、凹状の欠き込み（９）」を有したプレート（６）と埃付着防止カバー（１）を折りたたみ機構（７）で連結したパーツを設ける。
（ニ）キッチンツールスタンド本体パーツ（４）背面に、キッチンツール設置用ベースパーツ（２）に設けた溝（１２）と咬み合う形状の着脱用の溝（１２）を設ける。
（ホ）キッチンスツールスタンド本体パーツ（４）に開口（５）あるいは掘り込みを設ける。
本発明は以上のような構成である。
次に、本の使用について説明する。
（ヘ）図２７に示す通り、キッチンツールスタンド設置用ベースパーツ（２）背面に設けた粘着材（３）で、コンロ周辺のキッチンパネルに貼り付ける。
（ト）図２６に示す通り、キッチンツールスタンド設置用ベースパーツ（２）に設けた溝（１２）にキッチンツールスタンド本体パーツ（４）背面に設けた着脱用の溝（１２）を咬み合わせ、はめ込んで壁面に固定する。
（チ）図２８に示す通り、キッチンツールスタンド本体パーツ（４）表面の埃付着防止カバー（１）を開くと、キッチンツールを一時的に保持する複数の「穴（８）（１０）、スリット開口（１１）、凹状の欠き込み（９）」を有したプレート（６）が水平、垂直にセットされた状態となる。
（リ）この時、キッチンスツールスタンド本体パーツ（４）の開口（５）と下端部分にプレート（６）や埃付着防止カバー（１）の端部が掛かり、水平および垂直を保持する。
（リ）調理中にキッチンツールを一時的に保持する時は、開いた状態にしたキッチンツールスタンドのプレート（６）および埃付着防止カバー（１）に設けた複数の「穴（８）（１０）、スリット開口（１１）、凹状の欠き込み（９）」にキッチンツールを差し込むあるいは置いて使用する。
（ヌ）レードル（お玉）は、先端のカップ状の部分を開いた状態のキッチンスタンド側面あるいは前面の穴（８）に挿し、埃付着防止カバー（１）とプレート（６）で上下から挟み込んだ状態にして保持する。
（ル）菜箸は、埃付着防止カバー（１）に設けた凹状の欠き込み（９）２ヶ所に掛け渡すように置く、あるいは、プレート（６）の上面に設けた穴（１０）に菜箸の先端を挿入して保持する。
（ヲ）ターナー（フライ返し）は、先端の薄く平たい部分をプレート（６）の上面に設けたスリット開口（１１）に挿入して保持する。
【符号の説明】
【０００９】
１埃付着防止カバー
２キッチンツールスタンド設置用のベースパーツ
３粘着材
４キッチンツールスタンド本体パーツ
５開口
６プレート
７折りたたみ機構
８穴
９凹状の欠き込み
１０穴
１１スリット開口
１２溝

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