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公開番号2025064732
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174691
出願日2023-10-06
発明の名称プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置
出願人国立大学法人京都工芸繊維大学,バルテス・ホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 11/36 20060101AFI20250410BHJP(計算;計数)
要約【課題】アプリケーションのテストを行うための実行スクリプトを効率的に出力するプログラム、情報処理方法及び情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置(テスト自動化サーバ)と、テスト対象となるアプリケーションサーバとが、インターネットやLAN等を介して通信可能に接続されるテスト自動化システムにおいて、情報処理装置は、テスト対象となるアプリケーションサーバの画面情報を取得し、アプリケーションサーバのテスト情報を取得することと、取得した画面情報に含まれる操作対象オブジェクトに対応する要素画像を取得することと、取得した要素画像に基づき、操作対象オブジェクトを示す操作画像を特定し、特定した操作画像に基づき、アプリケーションサーバの画面上における操作画像の位置を導出し、導出した操作画像の位置と、テスト情報とに基づき、アプリケーションサーバのテストを行うための実行スクリプトを出力することと、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータに、
テスト対象となるアプリケーションの画面情報を取得し、
前記アプリケーションのテスト情報を取得し、
取得した前記画面情報に含まれる操作対象オブジェクトに対応する要素画像を取得し、
取得した前記要素画像に基づき、前記操作対象オブジェクトを示す操作画像を特定し、
特定した前記操作画像に基づき、前記アプリケーションの画面上における前記操作画像の位置を導出し、
導出した前記操作画像の位置と、前記テスト情報とに基づき、前記アプリケーションのテストを行うための実行スクリプトを出力する
処理を実行させるプログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記アプリケーションの画面上における1つ以上の比較対象領域を抽出し、
抽出した前記比較対象領域それぞれと、前記要素画像との一致度を導出し、
導出した一致度が予め定められた閾値以上の比較対象領域を、前記操作対象オブジェクトを示す前記操作画像として特定する
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
取得した前記要素画像を用いて、サイズが異なる複数の要素画像を含む要素画像群を生成し、
取得した前記アプリケーションの前記画面情報を用いて、サイズが異なる複数の画面を含むアプリケーション画面群を生成し、
前記要素画像群に含まれる要素画像それぞれと、前記アプリケーション画面群に含まれる画面それぞれとを対比することにより、抽出した比較対象領域における一致度を導出する
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記アプリケーション画面群に含まれるサイズが異なる複数の画面は、解像度が段階的に異なるようにガウシアンフィルタを用いて生成され、
前記アプリケーション画面群によって、ガウシアンピラミッドが構成される
請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記アプリケーション画面群に含まれる複数の画面の内、一致度が予め定められた閾値以上の比較対象領域を含むマッチング画面を特定し、
前記マッチング画面に含まれる比較対象領域に基づき、前記マッチング画面の解像度よりも高い解像度の画面における前記操作画像の位置を導出する
請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記マッチング画面の解像度よりも高い解像度の画面は、前記ガウシアンフィルタを用いる際の元データであるアプリケーション画面であり、
前記アプリケーション画面の前記操作画像と、前記要素画像とを位相限定相関法を用いて対比することにより、導出した一致度の適否を判定する
請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記アプリケーションの画面上における前記操作画像の位置は、前記アプリケーションが実行される操作ウィンドウを基準としたクライアント座標にて導出する
請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記一致度が予め定められた閾値以上となる比較対象領域が複数導出されることにより、複数個の操作画像が特定された場合、前記特定された複数個の操作画像のうち、いずれかの操作画像を選択する操作を受付け、
前記選択された操作画像の位置を用いて、前記アプリケーションのテストを行うための実行スクリプトを出力する
請求項2に記載のプログラム。
【請求項9】
導出した前記操作画像の位置を用いて、前記操作画像の前記操作対象オブジェクトを一意に特定する要素パスを、前記画面情報から抽出し、
抽出した前記要素パスを用いて、前記アプリケーションのテストを行うための前記実行スクリプトを出力する
請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
出力した前記実行スクリプトを実行し、
前記実行スクリプトの実行結果を出力する
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
コンピュータプログラムのテスト仕様を生成するための装置及びプログラムが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の装置によれば、因子・水準の選択時に過去のテスト仕様設計において選択された因子・水準に基づき、ある因子とともに選択された因子の選択確率や、ある因子内である水準が選択された確率が表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-125420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の装置及びプログラムにおいては、テスト対象となるアプリケーションの画面情報と、画面情報に含まれる操作対象オブジェクトに対応する要素画像とに基づき、アプリケーションのテストを行うための実行スクリプトを効率的に出力する点が考慮されていないという問題点がある。
【0005】
本開示は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、テスト対象となるアプリケーションの画面情報と、画面情報に含まれる操作対象オブジェクトに対応する要素画像とに基づき、アプリケーションのテストを行うための実行スクリプトを効率的に出力することができるプログラム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの案では、プログラムは、コンピュータに、テスト対象となるアプリケーションの画面情報を取得し、前記アプリケーションのテスト情報を取得し、取得した前記画面情報に含まれる操作対象オブジェクトに対応する要素画像を取得し、取得した前記要素画像に基づき、前記操作対象オブジェクトを示す操作画像を特定し、特定した前記操作画像に基づき、前記アプリケーションの画面上における前記操作画像の位置を導出し、導出した前記操作画像の位置と、前記テスト情報とに基づき、前記アプリケーションのテストを行うための実行スクリプトを出力する処理を実行させる。
【0007】
一つの案では、情報処理方法は、テスト対象となるアプリケーションの画面情報を取得し、前記アプリケーションのテスト情報を取得し、取得した前記画面情報に含まれる操作対象オブジェクトに対応する要素画像を取得し、取得した前記要素画像に基づき、前記操作対象オブジェクトを示す操作画像を特定し、特定した前記操作画像に基づき、前記アプリケーションの画面上における前記操作画像の位置を導出し、導出した前記操作画像の位置と、前記テスト情報とに基づき、前記アプリケーションのテストを行うための実行スクリプトを出力する処理をコンピュータに実行させる。
【0008】
一つの案では、情報処理装置は、テスト対象となるアプリケーションの画面情報を取得し、前記アプリケーションのテスト情報を取得し、取得した前記画面情報に含まれる操作対象オブジェクトに対応する要素画像を取得する取得部と、取得した前記要素画像に基づき、前記操作対象オブジェクトを示す操作画像を特定する特定部と、特定した前記操作画像に基づき、前記アプリケーションの画面上における前記操作画像の位置を導出する導出部と、導出した前記操作画像の位置と、前記テスト情報とに基づき、前記アプリケーションのテストを行うための実行スクリプトを出力する出力部とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、テスト対象となるアプリケーションの画面情報と、画面情報に含まれる操作対象オブジェクトに対応する要素画像とに基づき、アプリケーションのテストを行うための実行スクリプトを効率的に出力するプログラム等を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係るテスト自動化システムを例示するシステム概要図である。
テスト自動化システムに含まれる情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
操作画像を含むアプリケーション画面と、要素画像との対応の一例を示す説明図である。
情報処理装置の制御部による処理手順を例示するフローチャートである。
ガウシアンピラミッドに関する処理(テンプレートマッチング)の一例を示す説明図である。
ガウシアンピラミッドに関する処理(元画像での抽出)の一例を示す説明図である。
位相限定相関法の適用に関する処理の一例を示す説明図である。
実施形態2(選択画面)に係る情報処理装置の制御部による処理手順を例示するフローチャートである。
選択画面の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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