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公開番号
2025064460
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174252
出願日
2023-10-06
発明の名称
薬液投与装置
出願人
大研医器株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
5/168 20060101AFI20250410BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】被検体にかかる負担を軽減することが可能であるとともに、薬液の投与に応じて確実に体液を採取することが可能な薬液投与装置を提供する。
【解決手段】薬液投与装置1は、被検体PAから体液BFを採取可能な体液採取部2と、被検体PAに対して薬液LMを吐出可能な薬液吐出部3と、体液収容室41及び薬液収容室42を有する液体収容部4と、体液採取部2と体液収容室41とを接続する体液流路部6と、薬液吐出部3と薬液収容室42とを接続する薬液流路部7と、を備える。液体収容部4は、薬液収容室42から薬液吐出部3に向けた薬液LMの導出のために薬液収容室42が縮小することに応じて、体液採取部2から体液収容室41に向けた体液BFの導入のために体液収容室41が拡大するように、薬液収容室42と体液収容室41とを連結する連結部材43を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被検体から体液を採取し、且つ前記被検体に薬液を投与する薬液投与装置であって、
前記被検体から前記体液を採取可能な体液採取部と、
前記被検体に対して前記薬液を吐出可能な薬液吐出部と、
前記体液を収容可能な体液収容室と、前記薬液を収容可能な薬液収容室とを有する液体収容部と、
前記体液を流すために前記体液採取部と前記体液収容室とを接続する体液流路部と、
前記薬液を流すために前記薬液吐出部と前記薬液収容室とを接続する薬液流路部と、を備え、
前記液体収容部は、前記薬液収容室から前記薬液吐出部に向けた前記薬液の導出のために前記薬液収容室が縮小することに応じて、前記体液採取部から前記体液収容室に向けた前記体液の導入のために前記体液収容室が拡大するように、前記薬液収容室と前記体液収容室とを連結する連結部材を有する、薬液投与装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記連結部材は、前記体液収容室と前記薬液収容室とを仕切る隔壁を構成し、
前記薬液収容室が縮小することに応じて前記体液収容室が拡大するように、前記連結部材に力を付与する力付与機構を、更に備える、請求項1に記載の薬液投与装置。
【請求項3】
前記連結部材は、前記力付与機構から付与される力によって変形するための可撓性を有する材料で構成される、請求項2に記載の薬液投与装置。
【請求項4】
前記液体収容部は、内部室を形成する内部室形成部を有し、
前記連結部材は、前記内部室を前記薬液収容室と前記体液収容室とに区画するとともに、前記力付与機構から付与される力によって前記内部室形成部内に移動可能に設けられている、請求項2に記載の薬液投与装置。
【請求項5】
前記力付与機構は、前記薬液収容室から前記薬液吐出部までの間に位置する流体、及び、前記体液採取部から前記体液収容室までの間に位置する流体の少なくとも一方が予め設定された方向に移動するように、前記流体の少なくとも一方に圧力を付与することにより、圧力の付与された前記流体が移動する力を前記連結部材に付与する、請求項2に記載の薬液投与装置。
【請求項6】
前記体液採取部により採取された前記体液中における予め設定された物質の量を計測するセンサを、更に備える、請求項1~5のいずれか1項に記載の薬液投与装置。
【請求項7】
前記センサは、前記体液採取部に設けられる、請求項6に記載の薬液投与装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬液投与装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、被検体の体液を採取し、その採取された体液の計測値に基づいて、被検体に薬液を投与する技術が知られている。この種の技術が適用された血糖監視制御システムが特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に開示される血糖監視制御システムは、被検体に装着される測定装置と液体供給装置とを備える。測定装置は、被検体から体液としての組織液を採取して収容室(貯液室)に収容する。液体供給装置は、収容室(液体供給室)に収容された薬液としてのインスリンを被検体に投与する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-93125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示される血糖監視制御システムでは、被検体に装着される測定装置と液体供給装置との各々に、収容室が設けられている。このため、各装置が比較的大きなものとなり、各装置が被検体に装着された際に、被検体に負担がかかる場合がある。しかも、2つの収容室の容積を個別に変化させることで薬液の投与と体液の採取とが行われるため、薬液の投与に応じて確実に体液を採取することができない場合がある。
【0006】
本発明の目的は、被検体にかかる負担を軽減することが可能であるとともに、薬液の投与に応じて確実に体液を採取することが可能な薬液投与装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の局面に係る薬液投与装置は、被検体から体液を採取し、且つ前記被検体に薬液を投与する装置である。この薬液投与装置は、前記被検体から前記体液を採取可能な体液採取部と、前記被検体に対して前記薬液を吐出可能な薬液吐出部と、前記体液を収容可能な体液収容室と、前記薬液を収容可能な薬液収容室とを有する液体収容部と、前記体液を流すために前記体液採取部と前記体液収容室とを接続する体液流路部と、前記薬液を流すために前記薬液吐出部と前記薬液収容室とを接続する薬液流路部と、を備える。前記液体収容部は、前記薬液収容室から前記薬液吐出部に向けた前記薬液の導出のために前記薬液収容室が縮小することに応じて、前記体液採取部から前記体液収容室に向けた前記体液の導入のために前記体液収容室が拡大するように、前記薬液収容室と前記体液収容室とを連結する連結部材を有する。
【0008】
この薬液投与装置によれば、液体収容部における薬液収容室の容積の縮小に応じて当該薬液収容室内の薬液に圧力が加わることで、薬液収容室から薬液流路部を通じて薬液吐出部に薬液が導出される。また、液体収容部における体液収容室の容積の拡大に応じて当該体液収容室の圧力が低くなることで、体液採取部から体液流路部を通じて体液収容室に体液が導入される。これにより、体液採取部及び薬液吐出部の各々が被検体に装着された状態で、薬液吐出部から吐出される薬液を被検体に投与することが可能であるとともに、被検体から体液採取部を通じて体液を採取することが可能である。
【0009】
薬液投与装置では、薬液吐出部に薬液を導出するための薬液収容室と体液採取部からの体液を導入するための体液収容室とが連結部材により連結された状態で、1つの液体収容部に集約されている。これにより、体液採取部及び薬液吐出部の各々に対して個別に収容室が存在する構造と比較して、被検体に装着される体液採取部及び薬液吐出部の小型化が可能であるとともに、薬液投与装置の全体としての小型化が可能である。このため、体液採取部及び薬液吐出部が被検体に装着された際に、被検体にかかる負担を軽減することが可能である。しかも、液体収容部においては、薬液収容室が縮小することに応じて体液収容室が拡大するように、薬液収容室と体液収容室とが連結部材により連結されているので、薬液収容室の縮小による薬液収容室から薬液吐出部への薬液の導出と、体液収容室の拡大による体液採取部から体液収容室への体液の導入とを、同時に行うことができる。これにより、薬液吐出部から吐出される薬液を被検体に投与することに応じて確実に、被検体から体液採取部を通じて体液を採取することが可能である。
【0010】
上記の薬液投与装置において、前記連結部材は、前記体液収容室と前記薬液収容室とを仕切る隔壁を構成してもよい。そして、薬液投与装置は、前記薬液収容室が縮小することに応じて前記体液収容室が拡大するように、前記連結部材に力を付与する力付与機構を、更に備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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