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公開番号2025064457
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174241
出願日2023-10-06
発明の名称連結式収納ケース
出願人レック株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 25/22 20060101AFI20250410BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】縦方向に連結することができ、効率良く安定した姿勢で使用できる連結式収納ケースを提供する。
【解決手段】連結式収納ケース1は筒状体2と、この筒状体2の下方の内側面に連続する底面部とから構成されている。背面に位置する第1の側面部2aの上端には、棒体Bに吊り下げ可能な吊下部2gが設けられており、前面に位置する第2の側面部2bの底面部よりも下方には、別体の収納ケース1’の吊下部2g’を外側から挿入して、引っ掛けによる連結を可能とする引掛部2jが設けられている。これらの連結した収納ケース1、1’は、ほぼ鉛直線に沿って配列され、見栄えも良く、更に前後方向にスペースが取られることがなく、効率的に配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筒状体と、該筒状体の下方の内側面に連続する底面部とから構成される連結式収納ケースであって、
前記筒状体の上端に、吊り下げ構造が背面側に延在する吊下部を設け、
前記筒状体の前面の下端に、別体の収納ケースの吊下部を挿入して引っ掛けることが可能な引掛部を設けたことを特徴とする連結式収納ケース。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記筒状体は、背面に位置する第1の側面部と、前記第1の側面部と対向し、前面に位置する第2の側面部とを少なくとも備えており、
前記第1の側面部の上端に吊下部を設け、
前記第2の側面部の下端近傍であって、前記底面部より下方に前記引掛部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の連結式収納ケース。
【請求項3】
前記引掛部は横長孔形状をしており、該引掛部の内形は、前記吊下部の断面の外形と略一致していることを特徴とする請求項1又は2に記載の連結式収納ケース。
【請求項4】
前記筒状体は、前記第1、第2の側面部に加えて、第3、第4の側面部を備えた矩形筒をしており、
前記第3、第4の側面部の各上辺は、前記第1の側面部から前記第2の側面部に向かって下がるように傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の連結式収納ケース。
【請求項5】
前記吊下部は、側方から見た際に円弧状に湾曲する湾曲部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の連結式収納ケース。
【請求項6】
前記湾曲部に棒体を挿通して該棒体に吊り下げた際に、前記第1の側面部の前記吊下部を設けた基部からの鉛直線は、前記引掛部を通過することを特徴とする請求項4に記載の連結式収納ケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば浴室内のタオル掛け等の棒体に吊り下げ、内部に各種の小物等を収納する収納ケースに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、吊下部材を備える収納ケースであって、物干し竿等の棒材に吊下部材を引っ掛けて使用する収納ケースが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-81278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
浴室内のタオル掛けや、室内に配置した伸縮棒、所謂突っ張り棒に、特許文献1の収納ケースを引っ掛けて使用すると、室内のタオル掛けや突っ張り棒の長さが短い場合には、複数個の収納ケースを横方向に並列して配置することができず、収納ケースの収納スペースが制限されてしまうという問題が生ずる。
【0005】
本発明の目的は、上述の課題を解消し、縦方向に連結することができ、効率良く安定した姿勢で使用できる連結式収納ケースを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するための本発明に係る連結式収納ケースは、筒状体と、該筒状体の下方の内側面に連続する底面部とから構成される連結式収納ケースであって、前記筒状体の上端に、吊り下げ構造が背面側に延在する吊下部を設け、前記筒状体の前面の下端に、別体の収納ケースの吊下部を挿入して引っ掛けることが可能な引掛部を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る連結式収納ケースによれば、縦方向に連結することが可能であるので、横幅が十分ではない狭い個所であっても、縦方向に連結することで効率良く十分な収納スペースを確保することができる。また、連結式収納ケースを安定した姿勢で連結することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
斜め上方から見た際の連結式収納ケースの斜視図である。
斜め下方から見た際の連結式収納ケースの斜視図である。
上方から見た際の連結式収納ケースの平面図である。
連結した連結式収納ケースを棒体に吊り下げた状態の斜視図である。
連結した連結式収納ケースを棒体に吊り下げた状態の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は斜め上方から見た際の連結式収納ケース1の斜視図であり、図2は斜め下方から見た際の連結式収納ケース1の斜視図であり、図3は上方から見た際の連結式収納ケース1の平面図である。
【0010】
連結式収納ケース1は筒状体2と、この筒状体2の下方の内側面に連続する底面部3とから構成されている。連結式収納ケース1の大きさは横幅が10cm、奥行が4cm、高さが12cm程度であり、材料として例えば硬質な合成樹脂材が用いられる。なお、使用する場所に応じて、適宜の大きさ、材料を採用することができ、収納物が確認し易いように透明体又は半透明体から成る材料を採用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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