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公開番号2025064314
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173953
出願日2023-10-06
発明の名称情報処理装置、温度計測装置、情報処理方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G01K 13/20 20210101AFI20250410BHJP(測定;試験)
要約【課題】より容易に、適切に体温を反映した計測温度の継続データを得ることのできる情報処理装置、温度計測装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、体温を取得する対象者の手首が基準以下の放熱状態が継続する安定状態か否かを判別する判別部と、安定状態であると判別された期間に手首に装着されている温度計測部により得られた温度計測値に基づく手首の温度を選択的に取得する取得部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
体温を取得する対象者の手首が基準以下の放熱状態が継続する安定状態か否かを判別する判別部と、
前記安定状態であると判別された期間に前記手首に装着されている温度計測部により得られた温度計測値に基づく前記手首の温度を選択的に取得する取得部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記判別部は、前記対象者の睡眠時に前記手首が寝具に覆われた状態が継続していると判断される場合に前記安定状態であると判別する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判別部は、前記手首の周囲の外部温度を取得し、前記外部温度と前記手首の温度との差分値が基準値以下で安定した場合に前記安定状態であると判別する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記判別部は、さらに前記差分値が前記基準値以下となったタイミングからある規定時間が経過するまでの間を前記安定状態ではないと判別する、請求項3記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記判別部は、過去に得られた前記対象者の前記手首の温度の代表値を設定し、前記温度計測値に基づく前記手首の温度が前記代表値から基準範囲内で安定した場合に前記安定状態であると判別する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記判別部は、前記手首の温度が前記代表値から前記基準範囲内にないタイミングから、ある遅延時間が経過するまでの間を前記安定状態ではないと判別する、請求項5記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記判別部は、
前記対象者を睡眠時に撮影可能な撮影部からの撮影画像を取得し、
前記撮影画像において前記手首の寝具による被覆状態がある遷移時間以上継続しているか否かを判別し、
前記被覆状態が前記遷移時間以上継続していると判別した場合に、前記安定状態であると判別する、
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記判別部は、対象者が就寝してからある初期時間が経過するまでの間を前記安定状態ではないと判別する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
前記手首の温度を計測する計測部と、
を備える、温度計測装置。
【請求項10】
体温を取得する対象者の手首が基準以下の放熱状態が継続する安定状態か否かを判別し、
前記安定状態であると判別された期間に前記手首に装着されている温度計測部により得られた温度計測値に基づく前記手首の温度を選択的に取得する、
情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、情報処理装置、温度計測装置、情報処理方法及びプログラム関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
体温の計測は、体調管理などに幅広く用いられている。日常的な体の状態の管理には、日単位や月単位などでの継続した体温の変動パターンの取得も有用である。
【0003】
特許文献1では、手首の掌側では橈骨の静脈位置近傍の第1位置で温度を計測し、手首の手の甲側では、手首に対して上記第1位置と対称な第2位置で温度を計測している。これらの位置関係と温度差とに応じて深部温度が推定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-055968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ユーザが意図して行う必要のある体温計測方法では、継続的な計測結果を得るには大きな手間を要する。一方で、上記手首における計測では、手首が外部環境の影響を受けやすく、必ずしも継続して精度よく深部の温度が得られるとは限らないという課題がある。
【0006】
この発明の目的は、より容易に、適切に体温を反映した計測温度の継続データを得ることのできる情報処理装置、温度計測装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、
体温を取得する対象者の手首が基準以下の放熱状態が継続する安定状態か否かを判別する判別部と、
前記安定状態であると判別された期間に前記手首に装着されている温度計測部により得られた温度計測値に基づく前記手首の温度を選択的に取得する取得部と、
を備える情報処理装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明に従うと、より容易に、体温を適切に反映した計測温度の継続データを得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の体温計測システムの構成を示すブロック図である。
計測装置における体温計測状態を模式的に説明する図である。
睡眠中のユーザの状態を簡易的に説明する図である。
温度の計測例を示す。
計測装置で実行される温度計測制御処理について説明する図である。
情報処理装置で実行される温度変化パターン算出制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
第2実施形態の温度変化パターン算出制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
第3実施形態の温度変化パターン算出制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
第4実施形態の体温計測システムの構成を示す図である。
第4実施形態の温度変化パターン算出制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の体温計測システム100の構成を示すブロック図である。
体温計測システム100は、情報処理装置1と、計測装置5(温度計測装置)とを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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