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公開番号2025064312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173951
出願日2023-10-06
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類A61B 5/16 20060101AFI20250410BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】メンタルヘルスケアの達成感が得られる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【解決手段】情報処理装置は、制御部を備える。上記制御部は、ユーザに提示する上記ユーザの心理状態を表すオブジェクト画像を、上記ユーザの呼吸を検出するセンサから経時的に出力される出力結果を用いて算出される上記ユーザの呼吸長に基づく変化度合いで消失に向けて変化させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに提示する前記ユーザの心理状態を表すオブジェクト画像を、前記ユーザの呼吸を検出するセンサから経時的に出力される出力結果を用いて算出される前記ユーザの呼吸長に基づく変化度合いで消失に向けて変化させる制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記変化度合いを、前記呼吸長が長いと大きくし、前記呼吸長が短いと小さくなるように決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記オブジェクト画像の提示から消失までの提示時間を、前記呼吸長に基づいて制御する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記オブジェクト画像を提示する表示サイズを変化させ、
前記変化度合いは、前記表示サイズを変化させる割合である、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記オブジェクト画像の前記表示サイズは基本サイズに基づいて決定され、
前記制御部は、
前記ユーザの呼吸による前記ユーザの身体部位の変位を検出する前記センサの検出値を所定の時間間隔で取得し、
前記検出値の経時変化情報を用いて一呼吸を検出し、
前記一呼吸を検出するたびに、前記呼吸長として前記一呼吸の呼吸長を算出し、
前記表示サイズの決定において、前記一呼吸を検出するたびに、前記変化度合いを算出し、前記算出した変化度合いで前記基本サイズを縮小して更新し、当該基本サイズに基づいて前記表示サイズを決定する、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記基本サイズの縮小、更新において、算出した前記呼吸長が相対的に長いと前記変化度合いを大きくし、相対的に短いと前記変化度合いを小さくして、前記基本サイズを縮小して更新する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記基本サイズの縮小、更新において、
算出した前記一呼吸の呼吸長が閾値未満である場合、算出した前記呼吸長に応じた前記変化度合いで前記基本サイズを縮小して更新し、
算出した前記一呼吸の呼吸長が閾値以上である場合、前記変化度合いを一律にし、当該変化度合いで前記基本サイズを縮小して更新する
請求項5又は6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記検出値を正規化した正規化値に変換し、当該正規化値及び前記基本サイズを用いて前記表示サイズを決定する
請求項5から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記検出値を正規化して変換した正規化値に応じて、前記ユーザに提示する効果音の音量を決定する、
請求項5から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記ユーザにより入力された前記ユーザの心理状態情報を取得し、
前記心理状態情報に基づいて、提示開始時の前記オブジェクト画像の表示サイズを決定する基本サイズを決定する
請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メンタルヘルスケアに係わる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、仕事上のストレス、悩み、不安を感じる人の割合が高くなる傾向があり、ストレスチェックテストの実施等のメンタルヘルス対策が講じられている。特許文献1には、利用者の呼吸の状態変化を、複数の種図形が分散と収束とを行う間の形状変化として制御する呼吸確認システムが記載されている。当該呼吸確認システムでは、利用者の呼気期間の継続時間に対して目標(目標時間)を設定し、当該目標時間を利用者に達成させるように、利用者に提示する映像が生成される。具体的には、呼気期間が開始されると、拡散していた種図形が収束を開始し、呼気期間が目標時間として規定された期間に達した場合は、種図形が秩序ある配列となるように映像が生成される。これにより、利用者は、目標時間に達するように深く呼吸をするように誘導され、リラックス状態に導かれる。特許文献1の呼吸確認システムでは、呼気期間が目標時間に達するまで呼吸誘導モードが実行される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-228540号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の呼吸確認システムでは、呼気期間が目標時間に達するまで呼吸誘導モードが実行されるため、利用者によっては長時間拘束されることでリラックス感を感じにくい。
【0005】
本発明は、メンタルヘルスケアの達成感が得られる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係る情報処理装置は、制御部を具備する。上記制御部は、ユーザに提示する上記ユーザの心理状態を表すオブジェクト画像を、上記ユーザの呼吸を検出するセンサから経時的に出力される出力結果を用いて算出される上記ユーザの呼吸長に基づく変化度合いで消失に向けて変化させる。
【0007】
本発明の一形態に係る情報処理方法は、情報処理装置により実行される情報処理方法であって、ユーザの呼吸を検出するセンサから経時的に出力される出力結果を用いて算出される上記ユーザの呼吸長に基づく変化度合いで消失に向けて変化する、上記ユーザの心理状態を表すオブジェクト画像を上記ユーザに提示する。
【0008】
本発明の一形態に係るプログラムは、ユーザの呼吸を検出するセンサから経時的に出力される出力結果を用いて算出される上記ユーザの呼吸長に基づく変化度合いで表示サイズが消失に向けて変化する、上記ユーザの心理状態を表すオブジェクト画像を、上記ユーザへ提示するプログラムであって、情報処理装置に、上記呼吸長が相対的に長いとき上記変化度合いが大きくなり、上記呼吸長が相対的に短いとき上記変化度合いが小さくなるように、上記オブジェクト画像の表示サイズの縮小倍率を更新するステップと、更新後の縮小倍率が閾値未満の場合は、上記オブジェクト画像の生成及び提示を終了し、更新後の縮小倍率が閾値以上の場合は、該縮小倍率に基づいて、上記オブジェクト画像を生成し、該生成されたオブジェクト画像を提示するステップと、を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、メンタルヘルスケアの達成感を利用者に与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係わる情報処理装置を用いたストレスケアの実行の様子を示す図である。
上記情報処理装置を含む情報処理システムの機能構成を示すブロック図である。
上記情報処理装置のハードウェア構成図である。
上記情報処理装置で生成された画像信号に基づいて表示される、ユーザが自身の心理状態を選択入力する際の入力用表示画像の一例である。
上記情報処理装置で生成された画像信号に基づいて表示されるメンタルヘルスケア用表示画像の一例である。
様々な表示サイズのオブジェクト画像例を説明する図である。
上記情報処理装置で生成された画像信号に基づいて表示されるメンタルヘルスケア用表示画像内のオブジェクト画像のサイズの経時変化例を説明する概念図である。
上記情報処理装置で生成された画像信号に基づいて表示されるメンタルヘルスケア用表示画像内のオブジェクト画像の大きさが、提示時間内でどのように変化をするかを説明するための図である。
(A)は、縦軸にオブジェクト画像の表示サイズ値をとり横軸に時間をとったときのオブジェクト画像の表示サイズの変化例を示す概念的なグラフであり、(B)は、縦軸にオブジェクト画像の表示サイズ値をとり横軸に時間をとったときのユーザの呼吸長の長さによってオブジェクト画像の提示時間が異なることを説明するための概念的なグラフである。
縦軸に傾きセンサの検出値を正規化した正規化角度値をとり横軸に時間をとった概念的なグラフを示し、正規化角度値に基づいて音量が決定することを説明する図である。
上記情報処理装置で生成された画像信号に基づいて表示される、吸い始めのタイミングを表す波紋を含むメンタルヘルスケア用表示画像例である。
上記情報処理装置によるメンタルヘルスケア用表示画像生成時の情報処理方法を示すフロー図である。
傾きセンサの検出値に係わる情報(検出情報)を示す角度情報配列の一例である。
検出値を正規化して正規化角度値に変換した後の角度情報配列の一例である。
ユーザの呼吸長に応じて基本サイズの縮小量、基本サイズを0以下にするために必要な呼吸回数及び秒数が異なることを説明するための図である。
上3つのグラフは呼吸長が8秒のとき、下3つのグラフは呼吸長が4秒のときを示し、ユーザの呼吸長の長さによって、オブジェクト画像の提示時間及び基本サイズの変化度合い(縮小量)が異なること、正規化角度値の波形が異なること、オブジェクト画像の表示サイズの変化が異なることを説明するための概念的なグラフである。
本発明の第1変形例を説明するための図である。
メンタルヘルスケア用表示画像の画像構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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