TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025064145
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173669
出願日2023-10-05
発明の名称自動車天井内装用の編物、および、自動車天井内装用の編物の製造方法
出願人スミノエ テイジン テクノ株式会社,モリリン株式会社
代理人弁理士法人R&C
主分類B60R 13/02 20060101AFI20250410BHJP(車両一般)
要約【課題】自動車天井内装用の編物において、傷や色むらなどを目立ちにくくする。また、当該編物に特に好適な原着糸およびその製造方法を実現する。
【解決手段】本発明に係る自動車天井内装用の編物は、複数色混繊の原着糸1を編糸に含むことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数色混繊の原着糸を編糸に含む自動車天井内装用の編物。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記編糸の全てが前記原着糸である請求項1に記載の自動車天井内装用の編物。
【請求項3】
前記原着糸と、その他の糸と、を前記編糸に含む請求項1に記載の自動車天井内装用の編物。
【請求項4】
前記原着糸の単糸の繊度が30デシテックス以上180デシテックス以下である請求項1に記載の自動車天井内装用の編物。
【請求項5】
前記原着糸の単糸を構成するフィラメントの数が12以上300以下である請求項1に記載の自動車天井内装用の編物。
【請求項6】
前記原着糸が、第一の色の第一フィラメントおよび第二の色の第二フィラメントからなる請求項1に記載の自動車天井内装用の編物。
【請求項7】
前記原着糸の外側において、前記第一フィラメントの数が前記第二フィラメントの数より多い請求項6に記載の自動車天井内装用の編物。
【請求項8】
前記第一フィラメントが占める割合が50%より大きく85%以下である請求項6に記載の自動車天井内装用の編物。
【請求項9】
第一の色の第一フィラメントを吐出する第一吐出孔と、第二の色の第二フィラメントを吐出する第二吐出孔と、を含む複数の吐出孔からなる吐出孔群を備え、
前記吐出孔群の外側に位置する前記第一吐出孔の数が、前記吐出孔群の外側に位置する前記第二吐出孔の数より多い紡糸口金、から吐出されたものである複数色混繊の原着糸。
【請求項10】
前記第一吐出孔の数が前記第二吐出孔の数より多い前記紡糸口金、から吐出されたものである請求項9に記載の複数色混繊の原着糸。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車天井内装用の編物、複数色混繊の原着糸、および、複数色混繊の原着糸の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
自動車の天井の内装材として、繊維材料が従来使用されている。たとえば、編物の例として特開2006-291416号公報(特許文献1)があり、織物(布帛)の例として特開2010-59595号公報(特許文献2)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-291416号公報
特開2010-59595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動車の天井は、車内に占める面積が大きいことから車内の雰囲気に与える影響が大きい。そのため天井材は品位に対する要求水準が高い傾向がある。特に、天井全体に均一な一枚布を施工することが求められ傷や色むらなどが許容されにくい点が、天井材の歩留まりの向上を妨げている。特許文献1および特許文献2の発明では、傷や色むらなどが目立ちやすい場合があり、品位の向上が求められていた。
【0005】
そこで、傷や色むらなどが目立ちにくい自動車天井内装用の編物、ならびに、当該編物に特に好適な複数色混繊の原着糸およびその製造方法、の実現が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る第一の自動車天井内装用の編物は、複数色混繊の原着糸を編糸に含むことを特徴とする。
【0007】
本発明に係る第二の自動車天井内装用の編物は、複数の吐出孔を有し、前記複数の吐出孔のうち外側に位置する吐出孔である外周吐出孔が、第一の色の第一フィラメントを吐出する第一外周吐出孔と、第二の色の第二フィラメントを吐出する第二外周吐出孔と、を含み、前記第一外周吐出孔の数が、前記第二外周吐出孔の数より多い紡糸口金、から吐出された複数色混繊の原着糸を編糸に含むことを特徴とする。
【0008】
これらの構成に係る編物は、自動車の天井に施工された場合に、傷や色むらなどが目立ちにくい。
【0009】
本発明に係る複数色混繊の原着糸は、第一の色の第一フィラメントを吐出する第一吐出孔と、第二の色の第二フィラメントを吐出する第二吐出孔と、を含む複数の吐出孔からなる吐出孔群を備え、前記吐出孔群の外側に位置する前記第一吐出孔の数が、前記吐出孔群の外側に位置する前記第二吐出孔の数より多い紡糸口金、から吐出されたものであることを特徴とする。
【0010】
本発明に係る複数色混繊の原着糸の製造方法は、複数の吐出孔を有し、前記複数の吐出孔のうち外側に位置する吐出孔である外周吐出孔が、第一の色の第一フィラメントを吐出する第一外周吐出孔と、第二の色の第二フィラメントを吐出する第二外周吐出孔と、を含み、前記第一外周吐出孔の数が、前記第二外周吐出孔の数より多い紡糸口金、を用いることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
飛行自動車
3か月前
個人
車窓用防虫網戸
5日前
個人
警告装置
1か月前
個人
小型EVシステム
1か月前
個人
授乳用車両
4か月前
日本精機株式会社
ケース
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
アンチロール制御装置
1か月前
日本精機株式会社
照明装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
4か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
ブレーキシステム
1か月前
株式会社松華
懸架装置
2か月前
個人
自走式立体型洗車場
2か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
3日前
個人
ステージカー
2か月前
井関農機株式会社
収穫作業車両
4日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
1か月前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
4か月前
株式会社ユーシン
照明装置
16日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
5日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
16日前
帝国繊維株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
マツダ株式会社
車両
3か月前
株式会社ユーシン
照明装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
マツダ株式会社
車両
2か月前
続きを見る