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公開番号
2025064106
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173591
出願日
2023-10-05
発明の名称
活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ、印刷体及び成型加工印刷体の製造方法
出願人
artience株式会社
代理人
主分類
C09D
11/101 20140101AFI20250410BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】スクリーン印刷適性に加えて、プラスチック基材へ高い密着性を有し、硬化塗膜の柔軟性、及び硬化性に優れる印刷体を得られる活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキを提供することである。
【解決手段】
重合体及び単量体を含む活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキであって、
前記重合体が、アクリル樹脂を含み、前記単量体が、水酸基含有モノアクリレートを含む、活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
重合体及び単量体を含む活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキであって、
前記重合体が、アクリル樹脂を含み、前記単量体が、水酸基含有モノアクリレートを含む、活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
単量体が、更に、3官能以上の多官能アクリレートを含む、請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ。
【請求項3】
多官能アクリレートが、ペンタエリスリトール系アクリレート、トリメチロールプロパン系アクリレートおよびグリセリン系アクリレートからなる群から選ばれる少なくとも1種の多官能アクリレートを含む、請求項2に記載の活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ。
【請求項4】
水酸基含有モノアクリレートが、芳香族基を有する、請求項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ。
【請求項5】
水酸基含有モノアクリレートが、脂肪族基を有する、請求項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ。
【請求項6】
水酸基含有モノアクリレートが、活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ全質量中に1~50質量%含まれる、請求項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ。
【請求項7】
アクリル樹脂が、スチレンアクリル共重合樹脂を含む、請求項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ。
【請求項8】
活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ全質量中の有機溶剤の含有量が、0又は3質量%以下である、請求項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ。
【請求項9】
基材上に、請求項1又は2に記載の活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキからなる印刷層を有する印刷体。
【請求項10】
基材が、成型加工されたプラスチックである、請求項9に記載の印刷体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ、並びに、これを用いた印刷体に関する。特に、プラスチック基材に対して良好な密着性を有し、硬化塗膜の柔軟性に優れる活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ、並びに、これを用いた印刷体に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、印刷の高速化・環境対応の要求の高まりから従来使用されていた揮発性成分を含む溶剤蒸発乾燥型スクリーン印刷インキに替わり、速乾性で有機溶剤を含まない活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキの使用が拡大している。活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキはアクリル酸エステル化合物のような光硬化性を有する不飽和化合物を構成成分として含んでおり、活性エネルギー線照射とともに瞬時に硬化し、上記不飽和化合物の3次元架橋による強靭な皮膜を形成する。瞬時に硬化することから、印刷直後に後加工を行うことが出来るため、生産性が高く、また、高い塗膜耐性を得ることが可能なことから耐久性が必要な分野で広く使用されている。
【0003】
しかしながら、上記した有機溶剤を含まない活性エネルギー線硬化性スクリーン印刷インキを用いると、体積収縮が起こり、基材面に対する密着性が低下し易いという問題点が避けがたい。また、これらの活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキではプラスチック基材への密着性は不十分な傾向があった 。
【0004】
例えば、特許文献1には、アミノ基含有スチレン(メタ)アクリル樹脂、アクリルアミド誘導体、および、多官能モノマーまたはオリゴマーのうち少なくともいずれか一方を含み、25℃における粘度が300~2000mPa・sである、活性エネルギー線硬化型組成物が開示されている。しかしながら、アミノ基含有スチレン(メタ)アクリル樹脂を使用することで、ポリエチレンテレフタレート基材への密着性は向上するが、オーバーコートニス用、さらに着色剤を含むフレキソ印刷用とされているため、スクリーン印刷インキの観点から、スクリーン印刷適性、硬化性は十分とはいえない。
【0005】
また、例えば、特許文献2には、多官能(メタ)アクリレート化合物、及び前記化合物以外の重合性不飽和基を有する化合物を含む重合性化合物を、重合開始剤の存在下で共重合させて得られる(メタ)アクリル樹脂であって、前記重合開始剤が、アゾ系開始剤であることを特徴とする(メタ)アクリル樹脂が開示されている。しかしながら、多官能(メタ)アクリレート化合物、並びに、重合開始剤の存在下で共重合させて得られる(メタ)アクリル樹脂を使用することで、高速印刷適性に優れた乾燥性は得られるが、プラスチック基材などに対する密着性には十分とはいえない。
【0006】
上記の様な特許文献1あるいは特許文献2に記載された組成物は、特に屈曲した基材である成型加工プラスチックに対して印刷を行うスクリーン印刷方法には適さないものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-134326号公報
特開2022-77643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、スクリーン印刷適性に加えて、プラスチック基材へ高い密着性を有し、硬化塗膜の柔軟性、硬化性に優れる印刷体を得られる活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキ及び印刷体により、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明は、重合体及び単量体を含む活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキであって、
前記重合体が、アクリル樹脂を含み、前記単量体が、水酸基含有モノアクリレートを含む、活性エネルギー線硬化型スクリーン印刷インキに関する。
(【0011】以降は省略されています)
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