TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025063870
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2024175062
出願日
2024-10-04
発明の名称
樹脂組成物、ペレット、成形品、および、複合体
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
弁理士法人特許事務所サイクス
主分類
C08L
67/02 20060101AFI20250409BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】 製造後のペレットに多量のガスが含有されることを抑制し、機械的強度を維持しつつ、エポキシ系接着剤を用いた他部材との接着強度に優れた成形品を提供可能な樹脂組成物、ならびに、ペレット、成形品、および、複合体の提供。
【解決手段】 ポリブチレンテレフタレート樹脂と、無機充填剤、離型剤および安定剤からなる群より選択される少なくとも1種とを含み、前記ポリブチレンテレフタレート樹脂は、全窒素元素量が0.1~3000質量ppmであり、活性チタンパラメータXが25以下である、樹脂組成物。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリブチレンテレフタレート樹脂と、無機充填剤、離型剤および安定剤からなる群より選択される少なくとも1種とを含み、
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂は、全窒素元素量が0.1~3000質量ppmであり、下記に示す活性チタンパラメータXが25以下である、樹脂組成物。
TIFF
2025063870000015.tif
36
170
TIFF
2025063870000016.tif
21
170
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂100質量部に対し、無機充填材を10~150質量部の割合で含み、
前記無機充填材が、繊維状強化材である、
請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
離型剤および/または安定剤を含む、請求項1または2に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記活性チタンパラメータXが12以下である、請求項1または2に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂が、チタン元素を30~500質量ppm含む、請求項1または2に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂の末端カルボキシル基濃度が25μmol/g以上である、請求項1または2に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
さらに、リサイクルポリエチレンテレフタレート樹脂を含む、請求項1または2に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂は、全硫黄元素量が0.1~100質量ppmである、請求項1または2に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂は、末端ビニル基濃度が1~15μmol/gである、請求項1または2に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂は、ジカルボン酸単位とジオール単位を有し、全ジカルボン酸単位の80モル%以上が化石資源由来のテレフタル酸単位であり、全ジオール単位の80モル%以上が化石資源由来の1,4-ブタンジオール単位である、請求項1または2に記載の樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂組成物、ペレット、成形品、および、複合体に関する。特に、ポリブチレンテレフタレート樹脂を含む樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 990 文字)
【背景技術】
【0002】
ポリブチレンテレフタレート樹脂は、機械的性能、電気特性、加工特性等に優れるという特長を有し、各種用途に広く用いられている(特許文献1~3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/217680号
特開2018-203932号公報
国際公開第2020/246335号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、ポリブチレンテレフタレート樹脂を含む樹脂組成物について、用途によっては、他部材との高い接着強度が求められる。特に、機械的強度を維持しつつ、エポキシ系接着剤を用いた他部材との接着強度に優れた成形品を提供可能な樹脂組成物が求められる。
【0005】
一方、ポリブチレンテレフタレート樹脂の種類によっては、製造後のペレットに多量のガスが含有される場合があることが分かった。
【0006】
本発明は、かかる課題を解決することを目的とするものであって、製造後のペレットのガス含有量が少なく、機械的強度を維持しつつ、エポキシ系接着剤を用いた他部材との接着強度に優れた成形品を提供可能な樹脂組成物、ならびに、ペレット、成形品、および、複合体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題のもと、本発明者が検討を行った結果、窒素元素量が多く、所定の活性チタンパラメータを満たすポリブチレンテレフタレート樹脂を用いることにより、上記課題を解決しうることを見出した。
【0008】
具体的には、下記手段により、上記課題は解決された。
【0009】
<1-1>ポリブチレンテレフタレート樹脂と、無機充填剤、離型剤および安定剤からなる群より選択される少なくとも1種とを含み、
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂は、全窒素元素量が0.1~3000質量ppmであり、下記に示す活性チタンパラメータXが25以下である、樹脂組成物。
【0010】
TIFF
2025063870000001.tif
36
170
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東レ株式会社
多孔質構造体
19日前
ベック株式会社
硬化性組成物
1か月前
ベック株式会社
硬化性組成物
1か月前
AGC株式会社
組成物
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
2か月前
東ソー株式会社
ハロゲン含有ポリマー
12日前
ユニチカ株式会社
ポリアミック酸溶液
25日前
東レ株式会社
ポリオレフィン微多孔膜
17日前
三洋化成工業株式会社
徐放材用組成物
1か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物及び加硫ゴム
19日前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
2か月前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
1か月前
AGC株式会社
液状組成物
1か月前
東レ株式会社
光学用ポリエステルフィルム
2か月前
トヨタ自動車株式会社
樹脂溶解装置
2か月前
東レ株式会社
構造部材およびその製造方法
1か月前
東レ株式会社
ポリエステル樹脂の製造方法
1か月前
グンゼ株式会社
樹脂の回収方法
1か月前
三井化学ファイン株式会社
樹脂シート
1か月前
東ソー株式会社
ポリオレフィン系樹脂組成物
1か月前
住友精化株式会社
吸水性樹脂粒子の製造方法
17日前
株式会社シマノ
屋外使用可能部品
1か月前
株式会社イーテック
組成物
1か月前
東ソー株式会社
セルロース樹脂含有樹脂組成物
3日前
ユニチカ株式会社
ポリ尿素およびその製造方法
18日前
花王株式会社
複合粒子の製造方法
1か月前
株式会社イーテック
組成物
1か月前
田岡化学工業株式会社
一液型エポキシ樹脂組成物
1か月前
東レ株式会社
ポリエステル樹脂組成物の製造方法
1か月前
遠東新世紀股分有限公司
防水透湿膜
18日前
JNC株式会社
ウレア誘導体の重合体を含むゲル
1か月前
東ソー株式会社
光学薄膜及び光学薄膜の製造方法
25日前
恵和株式会社
樹脂組成物及びシート
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルムとその製造方法
1か月前
上野製薬株式会社
液晶ポリマー組成物
20日前
積水化学工業株式会社
硬化性樹脂組成物
20日前
続きを見る
他の特許を見る