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公開番号2025063542
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172847
出願日2023-10-04
発明の名称タンク固定構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B60K 15/073 20060101AFI20250409BHJP(車両一般)
要約【課題】荷重入力時のタンクの保護性能を向上するタンク固定構造を提供。
【解決手段】車両のフレーム2にブラケット3を介してタンク1を固定するタンク固定構造であって、ブラケット3は、フレーム2の側面に固定される取付部材31と、タンク1が搭載される可動部材32と、可動部材32を取付部材31の下部に揺動可能に連結するヒンジ33と、取付部材31と可動部材32とに架設されることにより可動部材32を不動にする姿勢保持部材34と、を備えている。姿勢保持部材34において取付部材31に対する取り付け部5または可動部材32に対する取り付け部6が、所定以上の荷重を受けたときに分断されるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のフレームにブラケットを介してタンクを固定するタンク固定構造であって、
前記ブラケットは、前記フレームの側面に固定される取付部材と、前記タンクが搭載される可動部材と、前記可動部材を前記取付部材の下部に揺動可能に連結するヒンジと、前記取付部材と前記可動部材とに架設されることにより前記可動部材を不動にする姿勢保持部材と、を備えており、
前記姿勢保持部材において前記取付部材に対する取り付け部または前記可動部材に対する取り付け部が、所定以上の荷重を受けたときに分断されるように構成されていることを特徴とするタンク固定構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タンク固定構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、「LPGエンジン搭載車において、LPG燃料タンクがL字型ブラケットの所定位置に位置決めされて支持されており、前記L字型ブラケットの縦壁がフレームの側面に重ね合わされるようにして取り付けられている。」ということが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3695128号(特開平11-278069号)公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1では、衝突時にLPG燃料タンクが他部材により押されることによって車両のフレームに当たると、前記LPG燃料タンクに荷重が入力される。
【0005】
このような事情に鑑み、本発明は、荷重入力時のタンクの保護性能を向上するタンク固定構造の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両のフレームにブラケットを介してタンクを固定するタンク固定構造であって、前記ブラケットは、前記フレームの側面に固定される取付部材と、前記タンクが搭載される可動部材と、前記可動部材を前記取付部材の下部に揺動可能に連結するヒンジと、前記取付部材と前記可動部材とに架設されることにより前記可動部材を不動にする姿勢保持部材と、を備えており、前記姿勢保持部材において前記取付部材に対する取り付け部または前記可動部材に対する取り付け部が、所定以上の荷重を受けたときに分断されるように構成されていることを特徴としている。
【0007】
この構成によれば、車両の衝突時に前記タンクおよび前記可動部材を経て前記姿勢保持部材において前記取付部材に対する取り付け部または前記可動部材に対する取り付け部に所定以上の荷重が入力されると、前記取り付け部が分断されることになるために、前記可動部材の自由端側が前記ヒンジを中心として下向きに旋回されることになる。これにより、前記可動部材に搭載されている前記タンクが前記フレームとの間に挟まれて圧壊することが防止されるとともに、前記タンクが受ける荷重が緩和されることになる。
【0008】
ところで、前記取付部材は、その上部が前記タンクへ向けて接近するように側面視で車両上下方向に対して傾斜されており、前記取付部材の上部に前記姿勢保持部材の上部が取り付けられる一方で、前記可動部材の中間部に前記姿勢保持部材の下部が取り付けられることにより、前記姿勢保持部材が車両上下方向に沿う姿勢にされていることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、衝突時のタンクの保護性能を向上するタンク固定構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係るタンク固定構造の一実施形態を示す側面図である。
荷重入力時の第1段階を示す側面図である。
荷重入力時の第2段階を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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