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公開番号
2025063475
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172702
出願日
2023-10-04
発明の名称
プロジェクター
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
21/14 20060101AFI20250409BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】熱による表示品質の低下を抑制できるプロジェクターを提供する。
【解決手段】本発明のプロジェクターは、第1波長帯の第1色光と、第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2色光とを含む照明光を射出する光源装置と、光源装置から射出された照明光を分離して導光する分離導光光学装置と、分離導光光学装置から射出された光を変調する光変調装置と、光変調装置から射出された光を投射する投射光学装置と、を備え、分離導光光学装置は、照明光を、第1色光の一部と第1色光の他の一部および第2色光とに分離する第1光学素子を有し、光変調装置は、第1色光の一部を変調する第1光変調素子と、第1色光の他の一部および第2色光を変調する第2光変調素子と、を有し、光源装置が射出する照明光において、第1色光の光量は第2色光の光量より大きい。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1波長帯の第1色光と、前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2色光とを含む照明光を射出する光源装置と、
前記光源装置から射出された前記照明光を分離して導光する分離導光光学装置と、
前記分離導光光学装置から射出された光を変調する光変調装置と、
前記光変調装置から射出された光を投射する投射光学装置と、を備え、
前記分離導光光学装置は、前記照明光を、前記第1色光の一部と前記第1色光の他の一部および前記第2色光とに分離する第1光学素子を有し、
前記光変調装置は、前記第1色光の前記一部を変調する第1光変調素子と、前記第1色光の前記他の一部および前記第2色光を変調する第2光変調素子と、を有し、
前記光源装置が射出する前記照明光において、前記第1色光の光量は前記第2色光の光量より大きい、
プロジェクター。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1光学素子は、前記第1色光のうちの第1偏光方向を有する第1偏光成分を透過し、前記第1色光のうちの前記第1偏光成分と異なる第2偏光方向を有する第2偏光成分を反射する偏光分離素子である、
請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項3】
前記光源装置は、
前記第1色光を射出する第1光源部と、
前記第2色光を射出する第2光源部と、
前記第1色光と前記第2色光とを合成する光合成光学系と、
前記第1光源部と前記光合成光学系との間の光路上に配置され前記第1色光の偏光状態を変化させる第1位相差素子と、を有する、
請求項2に記載のプロジェクター。
【請求項4】
前記第1光源部から射出されて前記第1位相差素子に入射する前記第1色光は前記第1偏光成分および前記第2偏光成分の一方である、
請求項3に記載のプロジェクター。
【請求項5】
前記光源装置は、入射する光を前記第1偏光成分または前記第2偏光成分に変換する偏光変換素子をさらに有し、
前記偏光変換素子は、前記第1色光の前記一部を前記第1偏光成分および前記第2偏光成分の一方に変換し、前記第1色光の前記他の一部および前記第2色光を前記第1偏光成分および前記第2偏光成分の他方に変換する、
請求項2に記載のプロジェクター。
【請求項6】
前記分離導光光学装置は、前記第1光学素子と前記第2光変調素子との間の光路上に配置された第2位相差素子を有し、
前記第2位相差素子は、前記第1光学素子を透過した前記第1偏光成分である前記第1色光の前記他の一部を前記第2偏光成分に変換し、前記第1光学素子を透過した前記第2色光に位相差を付与しない、
請求項2に記載のプロジェクター。
【請求項7】
前記第1光変調素子の光入射側に配置され、前記第1光学素子で反射された前記第2偏光成分である前記第1色光の前記一部を前記第1偏光成分に変換する第3位相差素子をさらに備える、
請求項6に記載のプロジェクター。
【請求項8】
前記第1光変調素子から入射する光と、前記第2光変調素子から射出され前記第1光変調素子から入射する光とは異なる方向から入射する光と、を合成する合成プリズムをさらに備え、
前記合成プリズムは、前記第1光変調素子から入射する光を反射し、前記第2光変調素子から射出された光を透過し、
前記第1偏光成分は、前記合成プリズムに対するP偏光成分であり、
前記第2偏光成分は、前記合成プリズムに対するS偏光成分であり、
前記第2光変調素子は、前記第2位相差素子から入射した前記第1色光の前記他の一部を、前記合成プリズムに対するP偏光成分として射出する、
請求項7に記載のプロジェクター。
【請求項9】
前記第1色光は直線偏光であり、
前記第1光学素子は、前記第1色光の前記一部および前記第1色光の前記他の一部の一方を透過し、前記第1色光の前記一部および前記第1色光の前記他の一部の他方を反射する光学膜を含む、
請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項10】
前記第1光学素子は、前記第1色光における長波長側の光と前記第1色光における短波長側の光との一方を透過し、前記第1色光における長波長側の光と前記第1色光における短波長側の光との他方を反射する、
請求項1に記載のプロジェクター。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はプロジェクターに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、プロジェクターの高性能化を図るために、広色域且つ高効率な光源であるレーザー光源を備えた光源装置を備えたプロジェクターが提案されている。
【0003】
例えば、下記特許文献1に開示のプロジェクターは、赤色レーザー光を射出する赤色光源と、緑色レーザー光を射出する緑色光源と、青色レーザー光を射出する青色光源と、各光源から射出した各色光を合成して白色の照明光を生成する合成光学系と、を備え、照明光を各色光に分離して各色光に対応した液晶パネルにそれぞれ入射させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2015/056381号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記プロジェクターのようにRGB各色をレーザー光で生成する場合、所望の白色光を生成するためには色光ごとに必要なパワーが異なるため、レーザー光源の数が色ごとに異なってしまう。すると、特定の色光が入射する液晶パネルは他の液晶パネルに比べて入射光量が多くなるので、熱による劣化で表示品質が低下するという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様のプロジェクターは、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図である。
第1実施形態の光源装置の概略構成図である。
第2実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図である。
第3実施形態の光源装置の概略構成を示す図である。
第4実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図である。
第5実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図である。
第6実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光変調装置の光変調素子として液晶パネルを用いたプロジェクターの一例である。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
【0009】
図1は、本実施形態のプロジェクター1000の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1000は、光源装置100と、分離導光光学装置200と、光変調装置400と、クロスダイクロイックプリズム500と、投射光学装置600と、を備える。本実施形態のプロジェクター1000は、スクリーン(被投射面)SCR上にカラー画像を表示する投射型の画像表示装置である。
【0010】
本実施形態において、光源装置100は、赤色光束LR、緑色光束LG、および青色光束LBを含む白色の照明光WLを射出する。
(【0011】以降は省略されています)
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